総務省の電波監理審議会は2014年12月19日、第4世代移動通信システム向け3.5GHz帯120MHz幅の割り当てについて、NTTドコモとKDDI/沖縄セルラー電話、ソフトバンクモバイルの3者に割り当てることが適当とする答申を示した。 総務省は今回の割り当てから、周波数を一体的に運用している事業者に対し、同時に申請できないよう方針を改めている。その結果、周波数を一体的に運用しているソフトバンクモバイルとワイモバイルは同時申請できず、10月28日の申請締め切り日までには、NTTドコモ、KDDI/沖縄セルラー電話、ソフトバンクモバイルの3者が申請した。今回、総務省は割り当て対象の120MHz幅を40MHz幅ずつ3者に割り当てる方針としていたため、無風で携帯大手3社に割り当てられることが確実となっていた(関連記事:総務省がLTE-Advanced向け3.5GHz帯の割り当て案、携帯大手3社が“当