関数型言語の旬な情報を集めたニュースサイトです。
Scalazのコミッター、もしくはScalazを使いこなしているような関数型ガチ勢からみると、ある程度以下の様な共通認識*1がある気がする(けどあまり知られていない?)ので、ちょっとまとめてみました。 関数型ガチ勢ではない一般のScalaユーザーの間では、あまり疑問も持たずにそれなりに使われているものが多い気がします 個人的には、以下で紹介するものを「絶対使うな」とも思いません。*2が、しかしこれらのものに対して「アンチパターンとは言わないけど、デメリット多いし代替手段あるよね」という意見の人が少なすぎる気がするし、もうちょっとその辺りの議論がされるべきではないかなぁーと思い、あえて「アンチパターン」と言ってみました。 タイトルにScalaを入れましたが、厳密にはScalaに限らない話だと思います。ただし、「JVMで動く静的型付き関数型言語」という状況により、ある程度Scala特有の状況な
なぜScalaがバカ向けなのか。 ぼくの経験を元に、バカ向け言語と非バカ向け言語を比較しながら見て行きましょう 非バカ向け言語 C プログラマーとして最初に携わったのがC言語です。 それは以下のようなものでした。 何十ものファイルにまたがるグローバル変数 緻密な制御が必要であるにも関わらず、無秩序に取得/開放が行われているメモリー管理 このような複雑な構造を、ぼくのようなポケコン並の処理能力しか持たないバカに把握可能でしょうか。もちろん不可能です そこで、次のようなコーディングを心がけました。 グローバル変数を使わず、関数に引数を定義して渡す メモリーの取得/解放を同一ファイル内に限定する これで、メモリーや変数参照の影響範囲を限定し、ぼくのようなバカでも理解できるようになります。 ですが、わざわざそんな事をやらなくても全てを理解できるエリート様達は、 「なぜ引数で渡すんだ。グローバル変数
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