コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
中国の習近平国家主席が掲げてきた巨大経済圏構想“一帯一路”。その要衝とされるインド洋の島国スリランカは、融資を返済できず、港の運営権を中国に譲り渡す事態に陥った。いわゆる“債務のワナ”が現実となった街の人々の、いまの思いとは。 (NNNハンバントタ 平山晃一) ■“債務のワナ”の街……野生動物の楽園スリランカ南部のハンバントタ。債務のワナで、港を中国に譲り渡したとして、一躍有名になった街だ。 最大都市コロンボから、車でおよそ3時間強かけて現地へと向かった。ハンバントタにつながる高速道路は立派だが、平日の日中にもかかわらず、ほとんど車は走っていない。時折、クジャクやサル、大きなトカゲが高速道路を横断するのを目にする始末だった。 ハンバントタは自然が豊かな港町だ。大きな道路沿いにはゾウが進入してこないよう電気柵が設置されている。ゾウが出るから、夜は出歩かないようにしていると話す住民もいた。 ま
近年では大量の農薬や化学肥料を使った工業的農業に対する問題意識から、化学肥料・農薬などを使わない有機農業への注目が集まっています。インド洋に浮かぶスリランカでは、「化学肥料や農薬の輸入を禁止し、国内の農業をすべて有機農業へ転換する」という大胆な政策が実行されましたが、これは農家に大きな打撃を与えて失敗に終わりました。なぜスリランカの有機農業政策が失敗したのかについて、アメリカのニュース誌であるフォーリン・ポリシーが解説しています。 Sri Lanka's Organic Farming Experiment Went Catastrophically Wrong https://foreignpolicy.com/2022/03/05/sri-lanka-organic-farming-crisis/ スリランカでは1960年代から、合成肥料を購入する農家に対して補助金を与えており、これに
スリランカが「破産」宣言 燃料不足、危機長期化 2022年07月06日18時19分 5日、コロンボで経済危機に抗議する人々(EPA時事) 【ニューデリー時事】経済危機に直面しているスリランカのウィクラマシンハ首相は5日、議会で演説し、国の「破産」を宣言した。危機的状況は来年も続く見通しで、混乱の長期化は必至。ガソリンなどの燃料が極度に不足しており、AFP通信によると、給油所で自動車に乗って数日間列に並んでいた60歳の男性が車内で死亡しているのが5日見つかった。 8月末までに債務再編計画提出 経済危機のスリランカ、IMFに 首相は議会で、金融支援獲得に向けた国際通貨基金(IMF)との交渉について説明。地元紙デーリー・ミラー(電子版)によると、「過去には発展途上国として(IMFと)協議してきたが、今は破産国家として協議しているため、交渉はより困難で複雑になる」と述べた。年末にインフレ率が60%
(在ロンドン国際ジャーナリスト・木村正人) [ロンドン発]経済危機に揺れるスリランカが1948年の独立以来、初のデフォルト(債務不履行)に陥った。スリランカ中央銀行のナンダラール・ウィーラシンハ総裁は19日、「債務が再編されるまで支払いはできない」と“先制デフォルト”を宣言した。 コロナ危機とエネルギー危機が起きる以前から、スリランカは無謀なインフラ整備で債務を膨らませてきた。 「債務の罠」にハマったスリランカ ウィーラシンハ総裁は「インフレ率は30%前後。変動が激しい食料品やエネルギー価格を含むヘッドラインインフレ率は今後数カ月で40%程度にハネ上がる」と警戒する。スリランカの主要金利はすでに14.5%に引き上げられている。無償で支給されるパンに人々は殺到し、ガソリンを求める列は何キロメートルも続く。街頭では政府への抗議活動が吹き荒れる。
スリランカ・コロンボにあるゴタバヤ・ラジャパクサ大統領の私邸前で行われた抗議デモ(2022年3月31日撮影)。(c)Ishara S. KODIKARA / AFP 【4月2日 AFP】スリランカのゴタバヤ・ラジャパクサ(Gotabaya Rajapaksa)大統領は1日、過去最悪の経済危機に対する抗議デモの激化を受け、治安当局に広範な権限を与える非常事態宣言を発令した。前日に行われたデモでは、参加者数百人が大統領私邸への突入を試みる事態が起きていた。 非常事態宣言により、軍隊は容疑者を逮捕し、裁判なしで長期間拘束することが可能となる。 人口2200万人を抱えるスリランカは現在、1948年に英国から独立して以来最悪となる経済危機に見舞われており、物価高騰や生活必需品の深刻な不足、大規模な停電が発生。ラジャパクサ氏の退陣を求めるデモが全土に広がっている。 最大都市コロンボ(Colombo)で
スリランカ・ラトゥナプラの茶園(2021年7月31日撮影、資料写真)。(c)Ishara S. KODIKARA / AFP 【10月19日 AFP】スリランカは19日、世界で初めて国内の農業をすべて有機生産にするという野心的な計画を一時中断し、化学肥料の輸入禁止を解除した。 ゴタバヤ・ラジャパクサ(Gotabaya Rajapaksa)大統領は今年5月、自国で100%有機農業を目指すとの方針を示し、化学肥料の輸入を全面的に禁止していた。 ラメシュ・パティラナ(Ramesh Pathirana)プランテーション相は19日、最大都市コロンボ(Colombo)で記者会見し、今回の方針転換について、年間輸出額が13億ドル(約1480億円)に上るセイロン紅茶の生産者を救うためだと説明した。 パティラナ氏は「工場で生産された紅茶の品質が落ちたという事実を考慮し、政府は(化学肥料の)硫酸アンモニウムの
先月、名古屋出入国在留管理局で、収容中に死亡したスリランカ人の女性の母親らが会見し「亡くなりかけていた娘になぜ救命措置をしてくれなかったのか説明してほしい」と訴えました。 会見を開いたのは、先月6日に死亡した30代のスリランカ人の女性の母親と2人の妹です。 女性はビザを取得して平成29年に入国しましたが2年後にオーバーステイとなり、名古屋出入国在留管理局に収容されていました。 先週、出入国在留管理庁は、女性が1月以降、吐き気や体のしびれなどを訴え、逆流性食道炎などの疑いがあると診断を受けて医師から薬を処方されていたなどとする中間報告を公表しています。 スリランカからオンラインで会見した母親は「娘はスリランカで英語の先生をしていて、お金のない子には無料で教えてあげる優しい子でした。日本に行ったのも、教え子に日本人がいて日本の文化を好きになったのがきっかけで、英語を教えるためでした。1人で海外
スリランカの中心都市コロンボで、爆発が発生した聖アンソニー教会の外を警備する治安要員ら(2019年4月21日撮影)。(c)AFP/ ISHARA S. KODIKARA 【4月21日 AFP】(更新、写真追加)スリランカで21日、教会や高級ホテルで相次いで爆発があり、外国人9人を含む137人が死亡した。警察関係筋がAFPに明らかにした。 匿名を条件に取材に応じた同筋によると、コロンボ(Colombo)にある高級ホテル3か所と教会1か所の爆発で少なくとも45人が死亡。 さらにコロンボ北郊のネゴンボ(Negombo)の教会で67人が死亡、同国東部バティカロア(Batticoloa)の教会で25人が死亡した。 最初に爆発の通報があったのはコロンボにある聖アンソニー教会(St Anthony's Shrine)と、コロンボ郊外にあるネゴンボの聖セバスチャン教会(St Sebastian's Chu
栃木県足利市に住むスリランカ人が、今年8月時点で704人にまで急増し、市内の国・地域別の外国人住民数で中国人を抜いて、トップとなっている。先に移り住んだ人が同郷の人たちに「住みやすいまち」として紹介し、市内には「リトルスリランカ」とも言えるコミュニティーができているという。日本人市民とスリランカ人住民の交流の輪も広がり始めている。 「足利の人たちにスリランカの良さを知ってもらいたい」。7月15日、足利氏ゆかりの名刹(めいさつ)・鑁阿寺(ばんなじ)(足利市家富町)で、足利市内に住むスリランカ人が、故郷の伝統料理を無料で振る舞うイベントを開いた。 同市相生町のウメシュ・ラージャパクシェさん(35)が、足利に住む同郷の友人ら約10人と企画。前日から約100人分のカレーや、スリランカのふりかけ「サンボル」などを仕込み、市民らに味わってもらった。 ラージャパクシェさんは2009年に来日し、現在は市内
1992年東京生まれ。普段は商品についてくるオマケとかを考えている会社員。好きな食べ物はちくわです。最近子どもが生まれたので「人間ってすごい」と本気で感じています。(動画インタビュー) 前の記事:お酒を永遠にこぼし続けられる装置を作ったらおめでたすぎた > 個人サイト 日和見びより スリランカカレーはその名の通りスリランカで一般的に食べられているカレーで、独特なスタイルを持っている。一枚のお皿に複数のカレーと数種類の付け合わせ、そしてライスまでもが一緒に盛られた「ワンプレート」というスタイルだ。 スリランカについて首都の名前が難しい(スリジャヤワルダナプラコッテ)くらいの知識しか持ち合わせてない人も、今日は「ワンプレート」の名前だけでも覚えていってください。 芸人みたいな口上はいいから早くカレーを出せと全国1.2億人のカレーファンの声が聞こえてくるので、早速スリランカカレーの魅力を伝えてい
【ニューデリー栗田慎一】「100回死んだ男」の異名を持つ、スリランカの反政府武装組織「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)最高指導者のプラバカラン議長(54)が18日、政府軍の砲撃で死亡した。世界に築いたタミル人ネットワークを通じて豊富な活動資金を手にし、欧州でウェブサイトを運営して世界に情報を発信しながら、正規軍と互角の兵器を所有したLTTEは、存在が神格化された同氏の死亡とともに壊滅は避けられない見通しとなった。 04年のインド洋大津波で「海に流され」、昨年は「中国で病死」し、今月15日には「自爆した」と言われた。メンバーらは同氏を「神の子」とあがめた。ただ、その素顔は冷徹な独裁者だった。 LTTEは政治と軍事の両部門を持つ。政治部門の幹部候補生は英国などに留学し、外国語に堪能で「政府よりも巧みなロビー活動」(政府高官)を各国で続けてきた。軍事部門はタミル人社会に事実上の徴兵制度を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く