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ブックマーク / econ101.jp (20)

  • タイラー・コーエン 「男性の寿命を延ばす意外な術?」(2012年9月25日)

    画像の出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e3%81%9f%e3%82%93%e3%81%98%e3%82%87%e3%81%86%e3%81%b3-%e3%82%b1%e3%83%bc%e3%82%ad-%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%ab-1835443/ 「去勢」が韓国人男性の寿命を延ばすのに多大なる効果を持ったことが何百年にも及ぶ宦官(内侍)「一族」[1] 訳注;宦官が養子として受け入れた女の子たちや去勢済みの男の子たち、およびその子孫からなる一族。の分析の結果として明らかになったという。 去勢を施された宦官(かんがん)は、社会経済的地位が同じくらいで去勢していない男性と比べると、19年も長く生きる傾向にあったという。さらには、自分が仕えた王家のメンバーよりも長生きすることさえあったという [2]

    タイラー・コーエン 「男性の寿命を延ばす意外な術?」(2012年9月25日)
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    myogab 2023/04/20
    中国史で宦官が権力握ってきたのもその長命による政治の属人化からだろ…とは普通に考えてきたけどな。昨今のペットの長寿化も。房中術は不老の秘術でなく短命化の抑止だったのでは?とか。後継ぎ待望と短命化の皮肉
  • ニック・ロウ 「ところで、『政府の予算』と『家計の予算』ってどこがどう違うの?」(2017年10月27日)

    おそらくあなたも目にしたことがあるだろう。 経済学に疎い素人が「政府は、家計と同じように、収入の範囲内で暮らさなくちゃいけない」みたいな発言を口にしているのを。そして、経済学者がその発言主を指さして嘲笑し、「そんなのは誤謬だ」と断罪しているのを。 さて、質問だ。「政府の予算」と「家計の予算」ってどこがどう違うんだろう? その違いって重要なんだろうか? これらの問いに私なりの回答を寄せるのが今回のエントリーの目的だ。「教育的な」側面を持つエントリーといっていい。 「政府の予算」と「家計の予算」を分(わ)かつとされる違いのうちで、質的にも量的にも重要な意味を持つ違いって果たしてあるんだろうか? 私にはその点が明らかじゃないのだ。 1. 政府は、強制力を行使して(あるいは、強制力を行使する可能性をちらつかせて)収入(税収)を増やすことができる。家計は、そうはできない。 この違いは、政治絡みで重要

    ニック・ロウ 「ところで、『政府の予算』と『家計の予算』ってどこがどう違うの?」(2017年10月27日)
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    myogab 2023/04/08
    「収入=家計」ではないで。旦那の収入知らずに生活費だけ渡されてる専業主婦みたいなもんで。国家を家庭に喩えるなら、GDPが家計収入で政府予算は主婦の財布みたいなもんで。
  • ブランコ・ミラノヴィッチ「ウクライナにおける現在の戦争の起源についての通説と真因」(2022年12月25日)

    現在の紛争の根源は、歴史的なものであり、共産主義連邦の初期設定や共産主義の発展モデルの経済的失敗に起因していることを見なければ、現在の紛争や未解決の紛争、そして今後起こりうる紛争を理解することはできないだろう。 第一の説:「民主主義と専制主義の対決」 この説が最も有力とされている。紛争を民主主義と専制主義の戦争とみなすものだ。この説は、ロシアは独裁者によって統治されている、ウクライナは選挙で民主的に選ばれた大統領によって統治されているとの事実をベースにしている。しかし、この見解は、2004年のウクライナの政権交代は不公平な選挙に対する社会的反乱の結果だった、2014年の政権交代は合法的に選出された政府に対するクーデターだった、といった多くの事実を無視している。さらに、ウクライナは、戦争前も、2014年以前も、旧ソ連邦の構成国で最も失敗した国家だった。汚職のレベルは極めて高かっただけでなく、

    ブランコ・ミラノヴィッチ「ウクライナにおける現在の戦争の起源についての通説と真因」(2022年12月25日)
    myogab
    myogab 2023/01/10
    三つ目の見立ては、勝共系政治家が親露でナショナリスト染みている経緯よね。
  • ノア・スミス「“新自由主義への転換”は本当に生じたのだろうか?」(2022年9月24日)

    以前までは「新自由主義プロジェクト」の名で知られ、今は「新自由主義センター」として知られるシンクタンクの改名に気づいた。 私たちは「新自由主義プロジェクト」の名称を取りやめることを決定しました。これは何年もかけての移行作業の一環ですが、新しいウェブサイトへの移管は、これを確定するに非常に良い機会でした。 なぜなのでしょう? CNL〔新自由主義センター〕には、名称に関するゴタゴタよりも、はるかに大きな使命があると考えているからです。 https://twitter.com/ne0liberal/status/1572576692249694208 これは起こるべきして起こった事態だ。このシンクタンクはクリントン系の中道左派リベラルを標榜していたが、ツイッター上の社会主義たちがバラク・オバマや、バーニー・サンダース派に同調しない民主党員を「新自由主義者」と呼び始めてから、一種の悪ふざけとして「

    ノア・スミス「“新自由主義への転換”は本当に生じたのだろうか?」(2022年9月24日)
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    myogab 2022/12/20
    て、藁人形論法でしょ。
  • ノア・スミス「意識高い系の起源に関する考察・後編」(2022年9月10日)

    [Noah Smith, “Thoughts on the origins of wokeness,” Noahpinion, September 10, 2022] 昔ながらのアメリカの宗教としての意識高い系 「待て、これはみんな、会衆派の奴隷反対運動家たちか?」 「お前は知りすぎた」 美しい百合の中 海の向こうで 主は生まれた 主の懐で 栄光と共に あなた方と私は変容する 主の死による贖罪の如く 我らも自由のために死なん 神は進み続ける ――ジュリア・ウォード・ハウ「リパブリック賛歌」 [1]訳注:歌詞は以下のサイトの和訳を使用した。https://www.worldfolksong.com/songbook/usa/battle.htm ここからは、意識高い系(2010年代中盤あたりからアメリカで注目されるようになってきた、社会正義の運動、議論、態度)について考察しようとしているシリ

    myogab
    myogab 2022/09/18
    その訳は「意識高い系」でホントに合ってるの?…て疑問が抜けぬまま文章が頭に入ってこない…。
  • ローラン・ベルシー 「暗殺は歴史を変えるか?」(NBERダイジェスト 2008年3月号)

    ●Laurent Belsie, “Do Assassinations Change History?”(The Digest, No. 3, March 2008) 「暗殺は歴史を変えるか?」という問いは、非常に多岐にわたる要因――政治的、軍事的、社会経済的な要因など――が絡むこともあって、答えるのが相当に厄介な問いである。しかしながら、最新の研究の一つによると、政治的な暗殺(政治家を標的とした暗殺)は一国の歩みを変える可能性があるようだ。 「我々が見出したところによると、独裁国家の元首(独裁者)が暗殺されると、その後にその国の制度は大きく変容する。その一方で、民主主義国家の元首が暗殺されても、その後にその国の制度が大きく変容することはない」と結論付けているのは、ベンジャミン・ジョーンズ(Benjamin Jones)&ベンジャミン・オルケン(Benjamin Olken)の二人だ。“H

    ローラン・ベルシー 「暗殺は歴史を変えるか?」(NBERダイジェスト 2008年3月号)
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    myogab 2022/08/06
    暗殺でなくても、独裁者の急死は合議制に移行しがちだし、責任を背負うことのリスクが共有されると、責任回避の心理が、責任分散の手段として民主化に向かわせるんだろうねえ…。知らんけど
  • ノア・スミス「脱成長論はろくでもないってみんなも気づきつつある」(2021年9月5日)

    [Noah Smith, “People are realizing that degrowth is bad,” Noahpinion, September 5, 2021] 脱成長論者が提唱してる狂った構想は,地球を救う物の対策からぼくらの気をそらしてしまう幻想だ. 「脱成長」を唱える人たちがいる――地球を救うために経済成長を停止する必要があるのだと,彼らは言う.今回は,これがすごくダメなアイディアである理由を解説する長文記事を書くつもりでいた.ところが,ぼくが書くまでもなく,すでにそういう文章を書いてる人たちやポッドキャストで語ってる人たちが他にいる.たとえば,ブランコ・ミラノビッチ,ケルゼイ・パイパー,エズラ・クラインといった人たちだ.そこで,かわりに今回は各種の脱成長論をカタログにまとめて,その要点をとらえることにしよう. ただ,その前にまずは,標準的な主張を見ておこう.そうす

    ノア・スミス「脱成長論はろくでもないってみんなも気づきつつある」(2021年9月5日)
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    myogab 2021/09/22
    いや、普通の脱成長論とて成長の方向性を変えろっつってんだろ? 藁人形かよ。
  • ピーター・ターチン「社会科学者が戦争を研究しなければならない理由」(2012年3月18日)

    一月ほど前、私はノックスビルでの社会進化論のワークショップに続けて行われた公開討論会に参加した。討論会で私は、ジェリー・サブロフと一緒に、「戦争は社会進化における創造的原動力である――戦争は、人類を村落の生活から巨大な国家での生活へと変貌させ、人類に都市や文明を築かせ、究極的には我々の生活に平和をもたらした」と主張した。尊敬すべき学僚である、ザンダー・ヴァン・デア・レーウとティム・ケーラーは、我々のこの命題に反論した。討論会の最後に、聴衆の投票があり、我々側は完全に敗北を喫した(我々の命題に賛成の投票は5%くらいだったと思う)。まあ、私は特に気にしていない。我々への反論が素晴らしいから聴衆は揺り動かされたわけでではなく、単に多くは「戦争に反対してます」との理由で投票したとハッキリと感じられたからだ。 私は最近、イーサン・コクランとアンドリュー・ガードナーが編集した “Evolutionar

    ピーター・ターチン「社会科学者が戦争を研究しなければならない理由」(2012年3月18日)
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    myogab 2020/10/09
    戦争も経済の一部として無視はできんだろうが、戦争こそが~となると眉唾。「撃墜されず帰還した機体」に思える。軽くでも学問の発展史を学ぶと、戦争のせいで中断した研究や失われた学者を惜しまずにはいられない。
  • ジョセフ・ヒース「『どこに投票しても同じじゃないか!』と嘆く若者のために:オンタリオ州に見る政治選択の黄金時代」(2014年4月1日)

    ジョセフ・ヒース「『どこに投票しても同じじゃないか!』と嘆く若者のために:オンタリオ州に見る政治選択の黄金時代」(2014年4月1日) The golden age of ideological politics in Ontario Posted by Joseph Heath on April 1, 2014 不満を抱いた有権者――特に若者――による、主要な政党間に「違いがない」ので投票にする気にならない、との不満たまに聞くことがある。私は、こういった不満にあまり共感を持てないできた。特にカナダでは。ここでは主要政党間に非常に大きなイデオロギー的な隔たりが存在するからだ。もちろん、どの政党も、特定個人の固有の好みに応じようとはしていないだろう――結局、政党は大衆政党であり、数百万の人々の要求と要望に応じようとしている。ただそうはいっても、政党の意見表面が、非常に異なっているのを観察でき

    ジョセフ・ヒース「『どこに投票しても同じじゃないか!』と嘆く若者のために:オンタリオ州に見る政治選択の黄金時代」(2014年4月1日)
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    myogab 2020/08/29
    マスメディアの設定したアジェンダに乗ってる内は…ね/二大政党論華やかな頃から、重要政策上位二本(自由・平等etc)でマトリクス切った四象現のⅠ&ⅡorⅠ&Ⅳの連立政権の選択制を次善と考。例Ⅰ保守Ⅱ自由Ⅲ平等
  • ジョセフ・ヒース「将来世代に負担を残すなと言っている人は、嘘を付いてる冷笑家? それともバカなだけ? 永遠の疑問」(2015年1月25日)

    お疲れ様です。飲み会帰りなので自信ないですが,タイポ警察としてパッと見で気づいたのは以下箇所です パラ2 「我らの子供らや孫ら」に関する限り→「我らの子供らや孫ら」まで含めるのであれば,というニュアンスですかね。先々まで含めれば,ということでしょうから。 パラ2 Reがついてないので再分配効果は分配効果のほうが良いのでは パラ3 real and tangibleは自明(=明らか)というよりは現実のといったニュアンスではないでしょうか。 政府代弁する→政府を代弁する パラ4 将来世代を怒らせるのは→将来世代を怒らせる コミュニケーション戦力→コミュニケーション戦略 煩悶→相当する表現がないようです パラ5 オリバーの実際の関心は、政府を小さくことを目的とした毎度の優先事例にある。→実際にオリバーにあるのは,政府を小さくすることを志向する確固たる傾向だ,くらいのニュアンスかと。 オリバー与え

    ジョセフ・ヒース「将来世代に負担を残すなと言っている人は、嘘を付いてる冷笑家? それともバカなだけ? 永遠の疑問」(2015年1月25日)
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    myogab 2019/06/29
    まあ、現行搾取をロンダリングする詭弁よな。
  • タイラー・コーエン「なんでみんなセックスしないの?」(2005年5月9日)

    Tyler Cowen “Why don’t people have more sex?” Marginal Revolution, May 9, 2005 以下は当ブログの熱心な読者であるマイケル・ヴァッサーのコメント どのような形態の帰結主義も,性的な行動の解釈に多大な困難を伴います。端的にいえば,説明できないセックスの不足があるのです。女性も男性もその他のほとんどの活動よりもセックスを楽しく思う(これは平均としての話で,私がそう感じるかは別の話です)ことを示す研究や,セックスが質的に低コストであることを踏まえれば,おおざっぱな推定に推定したとしても,効用を最大化する人はほとんどの人よりもおそらく多くの時間をセックスすることに費やすように思えます。この点に関する経済学的な議論を何かご存知でしょうか。 僕らに必要なのは正当事由というよりも,取引を拒むことから利益が生じる理由だ。いくつか

    タイラー・コーエン「なんでみんなセックスしないの?」(2005年5月9日)
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    myogab 2019/03/30
    社会的文化的宗教的経済的体力的去勢の結果/戦後暫くは相当性に奔放だった様だけど…土地土地の習俗の意味であった「風俗」が性産業の意味しか持たなくなる程に。中央集権的権威主義に抗う方便として性の解放の後盾
  • ノア・スミス「同質性にいざなうセイレーンの歌」(#1)

    [Noah Smith, “The siren song of homogeneity,” Noahpinion, April 30, 2017] 〔註:長文のため,数回にわけて掲載します〕 アメリカとヨーロッパは,政治が大変動する時代を迎えている.とはいえ,政策は大して変わっていない.この2~3年ほどで急激に様変わりしたのは,いろんな大衆運動や政治活動の原動力となる思想や公共の論議だ.ぼくがいちばんよく知っているアメリカでは,左派が新たに大きなうねりを起こしている――とりわけ目立つのが,社会主義運動の復興と社会正義運動だ.ただ,ぼくが知るかぎりでは,新しい動きでなにより大きいのはオルト右翼だ.ざっくり言えば(日が暮れるまで定義を論じ続けることもできるし,なかにはそうしたい向きがいるのもわかってる),オルト右翼がのぞんでいるのはアメリカ社会を同質にすることだ.とりわけ熱狂が見られるのは人種

    ノア・スミス「同質性にいざなうセイレーンの歌」(#1)
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    myogab 2017/05/03
    そのメディアの調査結果がそれ以前までのメディアによる教育の賜物だとすれば、トランプ時代に傾聴され続けるオルト右翼の影響が色濃く反映されることもまた有り得ると思うけどね。
  • ジョセフ・ヒース「何が人を陰謀論者にするのか?」(2016年12月5日)

    謀論について議論される時、「陰謀論」とは正確に何であるのかや、どのような精神的特徴が人を「陰謀論者」に陥らせてしまうのか、といった問題点が明確にされることは滅多にない。私は、自著『啓蒙思想2.0』で、陰謀論の説明を試みている。時宜に合うと思うので、この自著から一部を抜粋して再掲載しよう。 What makes someone a conspiracy theorist? Posted by Joseph Heath on December 5, 2016 | politics, United States 多くの人が、ドナルド・トランプに指摘している事の1つに、トランプが顕著なまでに陰謀論にハマりやすいように見える事実がある。陰謀論について議論される時、「陰謀論」とは正確に何であるのかや、どのような精神的特徴が人を「陰謀論者」に陥らせてしまうのか、といった問題点が明確にされることは滅多にな

    ジョセフ・ヒース「何が人を陰謀論者にするのか?」(2016年12月5日)
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    myogab 2017/03/16
    「失敗は成功の元」といわれるのは、痛みを知れば優しくなれる的な精神論ではなく、正誤を分ける境界線を多数知ることで一定条件下での有効範囲をより精緻に見いだせるという至極科学的な教訓って感じ?
  • アレックス・タバロック「オタク利他主義はクールになりつつある!」

    [Alex Tabarrok, “Nerd Altruism is Becoming Cool!” Marginal Revolution, May 12, 2015] 経済学者たちがはじめた GiveDirectly〔「直渡し」〕は,発展途上国の貧しい人たちに直接お金をわたす非営利団体だ.ここ数年でものすごい成長を見せ,債権投資家の億万長者にしていまは慈善運動家でもあるビル・グロスは,このモデルに関心を寄せていると公言した: もっと最近では,グロスは GiveDirectly に興味をもつようになったと発言した.GiveDirectly はモバイル決済によってアフリカの極貧層への寄付をつのることを目標にした団体だ. 「大抵のアフリカ人は携帯電話をもっている.にわかに信じがたいがね」とインタビューでグロスは語った.「これがうまくいって,25ドルなり50ドルなりを,ウガンダの誰か,もちろん会

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    myogab 2015/05/16
    何故オタク?
  • ポール・クルーグマン「事実が事実であっちゃいけないときにやりがちなこと」

    Paul Krugman, “When the Truth Just Cannot Be True,” Krugman & Co., July 25, 2014. [“Health Care Hatred,” July 14, 2014; “This Age of Infallibility,” July 15, 2014] 事実が事実であっちゃいけないときにやりがちなこと by ポール・クルーグマン Cheryl Senter/The New York Times Syndicate 適正価格医療保険法 (Affordable Care Act) に関するいいニュースがあれこれとでてる.どれも,疑いの余地があると考えるべきじゃない.登録は目標を上回ってる.複数の独立調査から,保険未加入の国民は急減してるのがわかる.理由はさておき,ともかく医療コストの増加は実のところ劇的に減速している.新

    ポール・クルーグマン「事実が事実であっちゃいけないときにやりがちなこと」
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    myogab 2014/07/26
    言われているほどアメリカ人も宗教に帰属できていないのかねえ…。
  • ポール・クルーグマン「改革保守派が言う新アイディアは昔ながらのやつとなにも変わらない」

    Paul Krugman, “Reform Conservatives’ New Ideas Are the Same Old Ideas,” Krugman & Co., July 18, 2014. [“Trick or Tweak,” July 2, 2014; “The Meme is Out There,” July 9, 2014] 改革保守派が言う新アイディアは昔ながらのやつとなにも変わらない by ポール・クルーグマン KAL/The New York Times Syndicate 先日,『ニューヨークタイムズ・マガジン』のカバーストーリーで,作家のサム・タネンハウスがこう問いかけてた――「共和党はアイディアに満ちた党になれるか?」 そりゃノーでしょ.これもまた,単純な問いに単純な答えが出る一例だ. もっと具体的に言うと,タネンハウス氏が書いてる「改革保守」ってのは,もっ

    ポール・クルーグマン「改革保守派が言う新アイディアは昔ながらのやつとなにも変わらない」
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    myogab 2014/07/20
    改革(反動)保守
  • ポール・クルーグマン「アメリカ人が憤ってるのは妬みからじゃない,怒ってるんだ」

    Paul Krugman, “Anger, Not Envy, Is Raising Americans’ Ire,” Krugman & Co., March 14, 2014. [“Envy Versus Anger,” The Conscience of a Liberal, March 3, 2014] アメリカ人が憤ってるのは妬みからじゃない,怒ってるんだ by ポール・クルーグマン Ozier Muhammad/The New York Times Syndicate いきなり――あるいは,いまさら突然であるかのように――格差が世間の意識にのぼっている.1パーセントの連中も,その忠実なる擁護者連中も,どう対処すればいいかわかってないご様子だ. そうした反応のなかには,どうかしてるものもある――「水晶の夜だ!」だの「我々を殺しそうな勢いだ」だの.そのどうかしてるっぷりは,かなり広

    ポール・クルーグマン「アメリカ人が憤ってるのは妬みからじゃない,怒ってるんだ」
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    myogab 2014/03/15
    派遣法を改悪し続ける日本政府も、努力すれば報われるはず(無根拠)だから、非正規は自業自得、低処遇を受け入れないのは我が儘(道徳教育が必要)だ~と、脳天気に思ってそうですね。
  • ポール・クルーグマン「人々はほんとに分相応なものを受け取っているのか?」

    Paul Krugman, “Do People Really Get What They Deserve?,” Krugman & Co., February 21, 2014. [“Vox Anti-Populi“; このブログ版の訳文はすでに掲載済みです)] 人々はほんとに分相応なものを受け取っているのか? by ポール・クルーグマン PETT/The New York Times Syndicate ぼくの学生だったリチャード・ボールドウィンが編集してる VoxEU は,いま現在の政策をとりあげる経済オンライン・ジャーナルだ.そこに,格差に関するすぐれた記事が2つ掲載されている. 1つ目は,英ウォーウィック大学の経済学教授アンドリュー・オズワルドとメルボルン応用経済学・社会研究所のフェローであるナッターヴート・ポータヴィーによるもので,相続や自らの努力によってではなくて,宝くじに当

    ポール・クルーグマン「人々はほんとに分相応なものを受け取っているのか?」
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    myogab 2014/02/23
    優越的地位の乱用を拡大し続けてたら、「報酬は労働の正当な対価だ」という「信仰」が崩壊する。革命で吊された貴族等も、貴(優秀)族としてあの地位を得たんだろうけどね。
  • グリーンウッド他「格差婚がないからアメリカでは格差が拡大する」

    Jeremy Greenwood, Nezih Guner, Georgi Kocharkov, Cezar Santos “US inequality due to assortative marriages” (VOX, February 22, 2014) (2月25日訳者追記:1)この論説に対する批判をhimaginary氏が概要とともに紹介しているので、そちらも参照ください。2)”assortive mating”の訳語を同類婚に変更) アメリカ人がどのように家族を形成し、また別れるかは、1950年以降劇的に変化してきた。こうした変化のうちのひとつは同類婚、すなわちある人が似たような教育的背景をもつ誰かと結婚する可能性の上昇であった。稿では、教育が所得の重要な決定要因であり、こうしたカップリングのパターンがアメリカ経済における所得配分に重要な影響を与えてきたことを論じる。 アメ

    グリーンウッド他「格差婚がないからアメリカでは格差が拡大する」
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    myogab 2014/02/23
    O型国家だしね…。
  • 「アドルフへの道:社会資本はかくのごとくドイツ最初の民主主義を打倒せり」 By Hans-Joachim Voth, Nico Voigtländer, Shanker Satyanath

    「アドルフへの道:社会資はかくのごとくドイツ最初の民主主義を打倒せり」 By Hans-Joachim Voth, Nico Voigtländer, Shanker Satyanath Hans-Joachim Voth, Nico Voigtländer, Shanker Satyanath “Bowling for Adolf: How social capital helped to destroy Germany’s first democracy“(5 August 2013) from VOX ワイマール共和国の崩壊は、残忍なナチス体制に権力の座をもたらし、世界の歴史の転換点となった。稿では、社会資に対する大部分の考えとは対照的に、良く結びついた社会が負の結果をもたらしうるということを主張する。イデオロギーとは無関係に、戦間期のドイツにおける高密度の社会ネットワークは、

    「アドルフへの道:社会資本はかくのごとくドイツ最初の民主主義を打倒せり」 By Hans-Joachim Voth, Nico Voigtländer, Shanker Satyanath
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    myogab 2013/08/14
    当邦の軍国主義化も普通選挙開始と無関係ではないし、当時、自警団等の市民活動が相互監視の目を張り巡らしたし、軍国少年を積極的に育てた。現状のDQN層やネトウヨ層が重なって見える。
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