タグ

ブックマーク / number.bunshun.jp (21)

  • 甲子園で賛否…大人に不評、高校生に人気『盛り上がりが足りない』は誰のための応援? アルプスが“フェス化”する今「コロナ前と応援が変わった」(梅津有希子)

    今年の春あたりから地方大会などで増え始めた、大流行中の応援「盛り上がりが足りない」。「も! 盛り! 盛りあ! 盛り上がりが足りない!」とコールする応援で、西東京大会で初めて聞いた時は、最初何と言っているのかわからなかった。「変わったコールだな」「誰に向かって言っているんだろう」くらいに思っていたが、瞬く間にスタンドを席巻。開催中の甲子園で、全49校の応援を取材したところ、実に32校もの学校が取り入れており、毎日どこかの応援席からこのコールが響いている。 採用・不採用の「理由」 SNSやYouTubeでさまざまな応援が簡単にコピー出来る時代だけに、正確な起源ははっきりしないが、茨城の明秀日立高校サッカー部の応援がTikTokで拡散され、全国に広まったのは間違いない。アルプススタンドで取材した野球部に「この応援を何で知ったのか」と聞くと、100%TikTok。「明秀日立サッカー部のを見た」とい

    甲子園で賛否…大人に不評、高校生に人気『盛り上がりが足りない』は誰のための応援? アルプスが“フェス化”する今「コロナ前と応援が変わった」(梅津有希子)
    nakex1
    nakex1 2023/08/19
    地方大会も含めて毎試合が新作の発表場所になったらおもしろいと思う。試合でどこが勝つか以外に,どの学校発祥の応援が全国を席巻するかみたいな文化が生まれたり。
  • 高野連からNG「デザインに問題があります」大谷翔平のニューバランス・高校野球スパイク“まさかの販売休止状態”…なぜ日本の球児は買えない?(中村計)

    星徹弥(以下、星)​ 千載一遇のチャンスでしたよね。そこはニューバランスも考えていたと思うんです。ただ、出鼻をくじかれてしまった。というのも3月に新たに3000シリーズという品番の高校野球対応モデルを投入したのですが、発売直後、ベロ(シュータン)の部分の「3000」というロゴが規定から外れているということで、高野連からNGが出てしまったのです。つまり、公式戦では使えない。おそらく普段の公式戦では審判もそこまではチェックできないでしょうが、甲子園などの大舞台になると、確認作業も入念になる可能性がないとは言えません。店としても販売の際、「公式戦では使えません」と言わなければなりません。メーカーはすでに購入してしまったお客さんには、返金手続きをすることにしています。うちも在庫をたくさん抱えていたので、もったいないことをしましたよね。草野球なんかでは、ニューバランスのスパイクは大人気で、物が足りな

    高野連からNG「デザインに問題があります」大谷翔平のニューバランス・高校野球スパイク“まさかの販売休止状態”…なぜ日本の球児は買えない?(中村計)
    nakex1
    nakex1 2023/04/13
    「高校野球対応モデル」として企画しながら発売後にNGになってしまったのは規定の解釈についての事前のリサーチが足りなかったのかな?
  • “藤井聡太がマンガ・小説より面白い”という葛藤…『りゅうおうのおしごと!』原作者が感じる《現実将棋のドラゴンボール化》(白鳥士郎)

    W杯が近づくとサッカー漫画の連載が多く始まるのは業界の定説だ。だいたい1年前くらいから連載を始めれば、W杯予選での盛り上がりを追い風にして作品の注目度が高まるし、週刊連載であれば大会までに単行が4冊ほど溜まるので、他のサッカー関連と一緒に書店の棚をジャックすることができるからだ。 オリンピックでも同様の効果が見込まれており、東京五輪ではボルダリングの漫画が目立っていた印象だった。残念ながら1年延期となったことで、ほとんどの漫画は五輪が始まる前に終わってしまったが……。 ある競技が世間で話題となることで、それまで日の目を見ることがなかった題材の作品が商業ベースでの出版に至ることがある。それは将棋も同じだ。私が執筆している『りゅうおうのおしごと!』という作品は漫画ではなくライトノベル(挿絵の入った小説)だが事情は似たようなもので、拙作より前に正面から将棋を題材にしたラノベなどほぼ存在しな

    “藤井聡太がマンガ・小説より面白い”という葛藤…『りゅうおうのおしごと!』原作者が感じる《現実将棋のドラゴンボール化》(白鳥士郎)
    nakex1
    nakex1 2021/11/13
    現実のスポーツは試合中の当事者の気持ちとかわからないじゃん。あるのはただプレーだけ。創作は逆にプレーを背景に登場人物の心理や人生を描き出す。ぜんぜん別物でしょ。
  • 「近隣住民からのクレームで」完成したのにスケボーパークが一度も使えず…《日本ではスケボーをやる場所がない》問題(沼澤典史)

    「堀米雄斗効果でスケボー人口が急増している」という噂。取材を進めるとパーク利用者は確かに増え、スケボー用具も売れていることが分かった。一方、日でスケボーが普及するにはまだまだ問題も多いのが実態だ(全2回の2回目/前編へ)。 千葉市や藤沢市でスケボーパークの計画が進み、東京でも「有明アーバンスポーツパーク」の恒久施設化が検討されている。ただ、そうは言っても理解のあるケースはごく一部だ。大田区城南島へのパーク建設の立役者である冨田誠氏は嘆く。冨田氏は同区糀谷でスケボーショップ「fifty fifty Skateboard Shop」を営んでいる。 「東京都が初めて整備したスケートパークが城南島。あれは大田区でスケートボードをしているOTSCオオタスケートクルーの仲間たちと1998年に署名を始めて、完成まで7年かかりました。当時は都内で唯一の施設だったから、各地のスケーターが集まっていましたね

    「近隣住民からのクレームで」完成したのにスケボーパークが一度も使えず…《日本ではスケボーをやる場所がない》問題(沼澤典史)
    nakex1
    nakex1 2021/10/02
    ビルの屋上にでも作らないと無理なんじゃないか?協力企業探しなよ。もちろんビルが開いてる時間だから深夜とかは無理だけどね。
  • 順延続きの甲子園に“振り回された”各校応援団の本音…「コンクールの練習ができない」「宿泊経費のために募金」「3回滋賀にトンボ返り」(梅津有希子)

    台風や雨天の影響で順延が続き、異例の状況となっている夏の甲子園。兵庫県に緊急事態宣言が発令されたため、22日以降は吹奏楽部やチアリーディング部などの応援団が入場不可となったが、21日までは許可されており、吹奏楽部は「奏者は50人以内」「距離を取って演奏する」などの条件付きで演奏が許されていた。 学校判断などで吹奏楽部が来られない学校は、事前に録音した音源を流すことで対応したが、アルプススタンドからは2年ぶりに元気な生演奏が流れ、ガラガラの客席を除いては「いつも通りの甲子園」といった雰囲気だった。 ところが、順延に次ぐ順延で、吹奏楽部も天候に振り回されることに。

    順延続きの甲子園に“振り回された”各校応援団の本音…「コンクールの練習ができない」「宿泊経費のために募金」「3回滋賀にトンボ返り」(梅津有希子)
    nakex1
    nakex1 2021/08/25
    甲子園に野球部以外の生徒を駆り出すのはもうやめるべき。学校の宣伝や見栄の要素を薄めるにはNHKが中継をやめるのが効果的かな。ところでベスト16ならまだ15試合はあるわけで「残り数試合」と言うには早すぎる。
  • 日本人選手“10代メジャー直行”の賛否…結城海斗19歳の“解雇”で考える 菊池雄星は「高校生がマイナーに飛び込むのは大変」(氏原英明)

    人史上最年少でMLB球団のKCロイヤルズと契約していた結城海斗が自由契約となった。 日の高校へ進学せずに海を渡った右腕には注目が集まったが、厳しい結果となった。このコラムでも彼の挑戦を応援していただけに、残念というしかない。 過去に、菊池雄星(マリナーズ)や大谷翔平(エンゼルス)が高校を卒業してのメジャー挑戦を目指した際には世間から「成功するはずがない」と否定論が渦巻いたが、若くしてのメジャー挑戦はこれまでどおり日のプロ野球を経てからというのが定石なのだろうか。 とは言え、海外FA権までの取得年数が9年と長く、1年でも早くメジャーに挑戦したい選手からすれば、かなり重大な選択を迫られるだろう。大谷のように割と早い段階で球団からの容認がもらえればいいが、選手によって、9年近くを待たされるのは長い。 個人的には、挑戦したい意欲があるのであれば、年齢には関係なく、早い段階から海を渡るべきで

    日本人選手“10代メジャー直行”の賛否…結城海斗19歳の“解雇”で考える 菊池雄星は「高校生がマイナーに飛び込むのは大変」(氏原英明)
    nakex1
    nakex1 2021/07/03
    伝統的なルート・体育会的な上下関係を外れることへの反発・嫉妬は大きいのだろうけど,いずれは小中のお受験くらいに普通になってもいいと思う。
  • 高校生も帰宅部(約20%)が増えている…現役教師のため息「運動部を減らしたいのにOBOGの反発がすごくて…」(沼澤典史)

    中学で帰宅部の人気が伸びている背景を調べてみると、現在のスポーツ部活が抱える様々な問題が見えてきた。では高校生の部活ではどうなのか? そしてそれらの問題を解決するカギはあるのか?(全2回/前編へ) 高校生でも帰宅部(約20%)が増加中 中学と比べ、高校の部活は甲子園などを始め、規模も注目度もケタ違いだ。大学スポーツと比べても、メディアでの扱いやファンの多さで引けを取らない。 しかし、帰宅部が増加しているのは高校も同様である。高校2年生に対する調査では「部活に無所属」と回答した生徒は平成26年度は19.0%、平成28年度は20.3%と増加している(国立青少年教育振興機構調査)。直近の調査はないが、中学同様に増加傾向にあると考えていいだろう。 実際、20年以上のキャリアを誇る福島県のベテラン高校教師も生徒たちの変化を感じている。 「昔より帰宅部が増えた印象は確実にありますね。私の担任する学年の

    高校生も帰宅部(約20%)が増えている…現役教師のため息「運動部を減らしたいのにOBOGの反発がすごくて…」(沼澤典史)
    nakex1
    nakex1 2021/06/04
    学校・地域,どちらでやるにしても指導者の質(技術よりも人間性)をどう担保するかが大事。体罰・パワハラ・セクハラ・いじめなどをどう防ぐか。 / 放課後は親の責任とすると格差が固定されてしまうのよね。
  • 令和の部活事情「帰宅部が1番人気って本当?」「部活でサッカーやるのはカッコ悪い」イマドキ中学生の本音(沼澤典史)

    中高生に人気の部活が大きく変わり始めている。正確には部活に入らない=「帰宅部」が当たり前になっているという。現役教師の方々に取材し、その背景に迫った(全2回/後編へ)。 野球の「甲子園」、サッカーの「国立」、ラグビーの「花園」……。部活動の大会は多くの人々の関心を呼び、学生が毎年生み出すドラマに全国が熱狂する。 それはなにも、こうした「メジャー」なスポーツの部活だけではなく、マイナーなスポーツの部活にも、それぞれのドラマがあり、生徒や顧問、保護者らが一体となって学生時代の青春の1ページを形作っている。学生の分は勉強とはいえ、「文武両道」を校訓とする学校も多数あり、教育理念の面でも学校生活と部活は不可分と考えられていることもまた事実だ。 しかし、近年では厳しすぎる指導に対して「ブラック部活」や「パワハラ」などの言葉が叫ばれ、生徒の側が部活を見る目は、学校側のそれとは大きく異なってきているよ

    令和の部活事情「帰宅部が1番人気って本当?」「部活でサッカーやるのはカッコ悪い」イマドキ中学生の本音(沼澤典史)
    nakex1
    nakex1 2021/06/04
    苦労を共にした連帯感とか,試合に出さないと仄めかして指導のツールにするとか,効果とされる部分がブラックだな。
  • 東京五輪への厳しい世論は変わるのか? 為末大と考えた「五輪を目指すなとまで言われたら…ちょっと怖いですよね」(雨宮圭吾)

    ――これだけ厳しい見方がどうしたら追い風に変わるんでしょうか。社会の状況次第とはいえ、スポーツ界やオリンピック委員会側から社会への働きかけも必要ではないかと感じます。例えば、新国立競技場をワクチン接種の会場として活用するというような。 為末 人それぞれオリンピック開催のリスクの捉え方は全然違うと思います。こういうのは両論になりにくく、どちらかに振れやすい。特にオリンピックは浮動票が多い印象があります。彼らはオリンピックがきて嬉しいと言っていた人であり、コロナだからオリンピックをやってる場合じゃないと言う人でもある。 感覚的には4、5割がシーソーのような感じで揺れていて、たとえば五輪大国のアメリカが「開催するぞ」となったら、途端に楽観論が出てきて空気が変わるような気もします。 ――今は選手側にも東京オリンピックについて語るのが憚られるような雰囲気があるだろうと思います。 為末 そうですね。そ

    東京五輪への厳しい世論は変わるのか? 為末大と考えた「五輪を目指すなとまで言われたら…ちょっと怖いですよね」(雨宮圭吾)
    nakex1
    nakex1 2021/02/08
    「オリンピックはその国全体に利益を還元できるものであって、国の課題の改善に役立つ」という思想を捨てるべきでは。普通のスポーツ大会に。順位を決めるなとは言わんが,国の代表として選手を送り込むのはやめよう
  • 箱根駅伝「沿道応援」、“85%減”だけど“18万人”をどう見るべきか…東京五輪開催への視線は厳しくなった?(松原孝臣)

    新型コロナウイルス感染拡大は収束せず、その中で開催された今大会は、例年と異なる形で実施されていた。 いつもであれば、スタートやゴール地点、中継所をはじめ数多くの人々が沿道で声援を送り、見守る。例年の観客者数はおおよそ120万人前後と推計されている。 ただ今回は、コロナ禍にあった。感染の予防の観点から「応援したいから、応援に行かない。」を大会のキャッチコピーとし、さまざまなメディアなども活用しつつ、沿道での観戦や応援の自粛を求めた。 一般への呼びかけだけではない。レースに参加しない選手、選手の家族にも沿道ではなくテレビからの応援を要請した。選手も家族などにその旨を伝えていたという。 その結果、今レースの沿道の人の姿は激減していた。大会ののち、観客は昨年(約121万人)と比較して85パーセントほど減少したおよそ18万人だったことが伝えられている。 だがこれは逆の見方をすれば、昨年の15パーセン

    箱根駅伝「沿道応援」、“85%減”だけど“18万人”をどう見るべきか…東京五輪開催への視線は厳しくなった?(松原孝臣)
    nakex1
    nakex1 2021/01/16
    追跡調査できないのがな。現在の首都圏で数万人を集めたらその中から2週間以内に全く感染者が出ない確率は低いのでは。しかし感染経路が会場か,移動途中か,全く関係ない場所かの区別は困難だろう。
  • 秀吉の「中国大返し」に新説が登場。信長用の”接待設備”が奇跡の理由?(山田洋)

    「エイドステーションと言うんですね! まさにそれですよ! 今度から私も使わせてもらいます」 オンラインでつないだ画面越しで興奮気味にこう話すのは、奈良大学教授で城郭考古学を専門とする千田嘉博氏だ。 千田教授は、緊急事態宣言が発令された翌4月8日に、NHK-BSプレミアムで放送された番組「英雄たちの選択」の中で、“戦国の奇跡”と呼ばれる豊臣秀吉の「中国大返し」について、ある新説を唱えていた。 番組のHPにはこう書かれている。 <備中高松城から姫路城まで100キロにおよぶ行程を大軍が驚異的な速度で取って返した。いかにして秀吉は不可能を可能にしたのか?(中略)“幻の大返しシステム”の存在が、浮かび上がってきた> そのシステムとはどんなものか? それを理解するキーワードが、ウルトラマラソンやトレイルランニングの世界ではおなじみの「エイドステーション」なのだ。そして、その言葉を筆者が伝えたときに、今

    秀吉の「中国大返し」に新説が登場。信長用の”接待設備”が奇跡の理由?(山田洋)
  • 日本人に合うラグビーのフェアさと、南米在住サッカー記者の深い羨望。(沢田啓明)

    激しくぶつかり合った選手たちがノーサイドとなれば握手をかわす。ラグビーの精神性には、同じ“フットボール”のサッカーも学ぶところがある。 ラグビー・ワールドカップ(W杯)における日本代表の快進撃は、大会に代表チームを送り込んだアルゼンチン、ウルグアイをはじめとする南米各国でも大きな反響を呼んでいる。 スコットランド戦後、アルゼンチンのスポーツ紙『オレ』は日本代表について「禅のチーム」と表現。このようにも激賞している。 「オールブラックスが赤と白のユニフォームを着ているのかと錯覚するような高度な個人技と精密な組織力を発揮し、その上に日人特有のディシプリン、効率の良さ、ミスを犯さない精密さを加味している。チーム全体に、禅を思わせる高尚な精神性すら見て取れる」 「我々の代表も釜石での初戦でフィジー代表を倒し、オーストラリア代表、ウェールズ代表という強豪相手にも奮闘した。しかし、勇敢にして情熱に溢

    日本人に合うラグビーのフェアさと、南米在住サッカー記者の深い羨望。(沢田啓明)
    nakex1
    nakex1 2019/10/18
    精神論でスポーツを美化して語るのは危険だと思うけどな。
  • 高校球児のスポーツ推薦に潜む危険。自分の進路を決められない選手たち。(安倍昌彦)

    もし、こんなことがあったら、どうしますか? そう問われて、思わずうーんと唸ってしまった。 難しい質問を投げてきたのは、現職の中学軟式野球部の先生。問われたのは、その中学の卒業生で現在高校3年になる球児の「進路」について。相談を受けて困ってしまったという。 「人には進みたい大学があって、そこで野球を続けたいという強い意志がある。しかし高校からは、お前はこの大学かこっち。どちらかを選びなさい。そういう“指導”だったそうです。人が自分の考えを伝えて、一般入試でも希望の大学を受験したいと訴えても『お前に受かるわけないだろ!』と一喝されて、どちらか選べ! の一辺倒だったそうで。夏の予選に集中させてやりたい時に、かわいそうで、かわいそうで……」 6月から7月の初めが、高校球児の進路が「内定」する時期だということはあまり知られていない。 もちろん、一般入試組ではなく、野球部の推薦や大学のスポーツ推薦

    高校球児のスポーツ推薦に潜む危険。自分の進路を決められない選手たち。(安倍昌彦)
    nakex1
    nakex1 2019/07/09
    生徒の希望を無視した進学先の指定はスポーツ推薦に限らず,単純に現役進学率を上げたい高校にありがち。
  • 伊達公子が没頭した修士論文の中身。砂入り人工芝は日本テニスの大問題。(内田暁)

    「違和感」の種が胸にできたのは、思い返せば、初めて世界に飛び出した頃だという。 “新時代のテニスコート”の触れ込みで砂入り人工芝が登場したのは、伊達公子が、高校生の頃だった。 身近なところで一気に普及したのは、1985年の神戸ユニバーシアード。イベント会場の神戸総合運動公園のテニスコートが砂入り人工芝になり、以降はジュニアや高校の大会も、砂入り人工芝で開催される機会が増えた。 「悪天候にも強い」がそのコートの売りではあったが、伊達が思い出すのは、「水たまりがある中でプレーした」という記憶。また、足元が滑りやすく、球速もバウンド後に落ちるという「ネガティブなイメージ」だった。 “新世代のコート”への違和感。 もちろん当時のそれは、あくまで一個人が抱く印象にすぎない。だが高校卒業と同時にプロとなり、ヨーロッパやアメリカでプレーする機会が増えていく中で、“新時代のコート”が実は、国外には全くと言

    伊達公子が没頭した修士論文の中身。砂入り人工芝は日本テニスの大問題。(内田暁)
    nakex1
    nakex1 2019/06/25
    サッカーもかつては選手権の準決勝で国立に行くまでは土のグラウンドみたいな感じだった。世界を見据えてレベルの底上げを図るなら普段の環境を世界に合わせていかないとな。
  • さいたまスーパーアリーナは奇跡だ。国内最強の超設備と、唯一の弱点。(池田純)

    4月から「さいたまスポーツコミッション」の会長として活動しはじめて、日々さいたまのポテンシャルを発見しています。 地域活性化のキモは“よそ者”とよく言われますが、その土地に住んでいる人がなかなか気づけない、目を向けない、眠っているブランディング価値の高いものごとがそこかしこに存在することを実感する日々です。 中でも新鮮な驚きだったのが、先日じっくりその中を見せていただいた、さいたまスーパーアリーナです……と言うと驚かれるでしょうか。 もちろんスーパーアリーナはみなさんご存知でしょうし、私も何度もコンサートやスポーツイベントで行ったことがありました。でも今回案内をしてもらって、「こんな凄いものをどうやって建てたんだ」と改めて驚きました。 あのアリーナの価値が、あまり世の中には知られていない! と強く思いましたので、ちょっと紹介させてください。 イベントによって壁を動かせる。 まず、建設費が6

    さいたまスーパーアリーナは奇跡だ。国内最強の超設備と、唯一の弱点。(池田純)
    nakex1
    nakex1 2019/06/12
    関東近郊はもちろん,新幹線を使ってかなり遠方からでも日帰りできるのがメリットだからなあ。足りないのは空港。
  • 「あなたはサイン盗みをしていましたか?」プロ野球関係者30人への衝撃アンケート。(小西斗真)

    今年のセンバツ甲子園は、平成初代王者の東邦が、平成最後の大会も制して幕を閉じた。 大会期間中、大きな話題となったのが「サイン盗み騒動」である。 敗れた星稜の監督が、試合後に勝った習志野の控え室に押しかけ、二塁走者から打者へのサイン伝達行為を抗議した。ここまでは多くの報道陣の目の前で起こった「事実」である。ただし、星稜監督の根拠は状況証拠であり、習志野側は認めてはいない。つまり、現時点で「真実」だとは言い切れない。 少なくとも紛らわしい、疑われても仕方ない行動があったのだから、習志野が悪い。いや、星稜だって主張が正しくても方法は間違えているぞ……。侃々諤々、議論百出。稿は映像や双方の主張をあらためて検証することがテーマではない。今回の騒動を「高校野球」を考え直す絶好機ととらえ、プロ野球関係者(現役、指導者、スタッフ、OB)30人へのアンケートを実施した。 質問はシンプルに「あなたは高校時代

    「あなたはサイン盗みをしていましたか?」プロ野球関係者30人への衝撃アンケート。(小西斗真)
    nakex1
    nakex1 2019/04/10
    この問題,なぜ相手のサインを読んではいけないのかがいまいち理解できない。わざとボールを投げる,盗塁,牽制,隠し球など,相手を欺く行為があちこちにある競技なのに。
  • 日本高野連から歓迎されなくても、新潟県が球数制限を導入した重み。(鷲田康)

    2018年の高校野球は大阪桐蔭の春夏連覇、夏の大会での秋田・金足農業旋風などに沸いた一方で、改めて高校野球そのもののあり方が問われた年でもあった。 特に夏の大会では地方予選の段階から、異常気象ともいえる猛暑による熱中症対策、また“金農旋風”の余波としてエース・吉田輝星投手の投げ過ぎがクローズアップされた。 その結果として大会主催者や監督などの指導者が故障や肉体的なダメージから選手をいかに守るのか、ということを強く問われた年でもあった。 その激動の2018年が終わろうとしている12月22日に、高校野球にとっては画期的な動きが地方から起こったのである。 新潟県高校野球連盟が来年4月に開幕する春季新潟大会で、投手の球数制限を導入することを明らかにした。 「やってみないと何も……」 「独自の取り組みとして、来春の大会で球数制限を導入する。やってみないと何も起こらない」 この日、新潟市内で開催された

    日本高野連から歓迎されなくても、新潟県が球数制限を導入した重み。(鷲田康)
    nakex1
    nakex1 2018/12/26
    上位組織による統一ルールは多くの場面で公平性に寄与するが,問題の改善は遅く,パワハラや差別の温床になることもある。大きな大会ほどショーとして成立させる動機も強いし。下部から改革の声を上げることも重要。
  • eスポーツは「有望な新市場」ですか?お金の話ばかりが話題になる違和感。 - eスポーツ - Number Web - ナンバー

    eスポーツという言葉を、一般のニュースでもよく見かけるようになった。 だいたい、こんなキーワードと一緒に登場していることが多い。 賞金28億円、トップ選手の年俸は1億円超え、世界の競技人口は1億人、大企業や有名アスリートがスポンサーとして参入……などなど。 これらは要するに「お金」の話である。もう少し正確に言えば、「市場規模」についての情報を示す言葉たちだ。 ゲームの楽しさや選手の個性という話を飛ばしてお金の話ばかりが広がっていく現状は、eスポーツを取材する人間としても1プレーヤーとしてもお腹いっぱいだと感じている。 思い起こせばeスポーツという言葉への反応は、ゲームメディアを除けば経済メディアがもっとも早かった。それはつまりeスポーツという「新興市場」が成長しており、ビジネスチャンスがありそうな業界だ、という文脈でニュースバリューを持ったからだろう。 しかしちょっと考えてほしいのは、たと

    eスポーツは「有望な新市場」ですか?お金の話ばかりが話題になる違和感。 - eスポーツ - Number Web - ナンバー
    nakex1
    nakex1 2018/11/16
    大丈夫。オリンピックも大会期間中の数週間を除けば金の話ばかりしているような気がするよ。
  • 公立校の市立船橋に胸スポンサー。部活の概念を高校サッカーが変革!(安藤隆人)

    「マイナビ」の胸スポンサーが入った市立船橋のユニフォーム。スポンサーは高校サッカーのトレンドとなるか。 最近の高円宮杯プレミアリーグやプリンスリーグを中心に高校サッカーを観ていて、高体連チームのユニフォームにスポンサーが付いていることに気づいた人も多いのではないだろうか(*高体連=公益財団法人全国高等学校体育連盟。高等学校のスポーツ活動の多くを統括する組織)。 Jクラブのアカデミーのユニフォームならスポンサーが入っていることは特段珍しいことではないが、高体連のユニフォームの胸や背中にもスポンサーが入っているのは一般的には知られていない。 それはなぜかというと、一番注目を浴びる全国高校サッカー選手権大会では、スポンサー入りのユニフォーム着用は一切認められていないからだ。インターハイも同様で、要は高体連主催の大会は不可である一方、プレミア、プリンス、都道府県リーグのように日サッカー協会や各都

    公立校の市立船橋に胸スポンサー。部活の概念を高校サッカーが変革!(安藤隆人)
    nakex1
    nakex1 2018/09/06
    見返り(広告の掲載)を求めるとなると,純粋な行政への寄附とは言えなくなると思うのだが,どんな理屈で処理してるんだろ。別に広告理由ではないけど資金管理のために京大アメフト部は別法人を設立したんだっけ?
  • 吹奏楽の大会が甲子園と重なった!!「ブラバン応援ゼロ」をどう避ける? - 高校野球 - Number Web - ナンバー

    高校野球に欠かせない吹奏楽の応援。地方大会では、鳴り物応援が禁止の地域や、吹奏楽部の応援が来る文化がないという県もあるが、甲子園で吹奏楽部なしという学校はほとんどない。 吹奏楽部がない学校も、近隣の学校などに依頼して、何とかしてアルプススタンドの「ブラスバンド席」を埋める努力をしている。 実は、夏の甲子園が始まる8月は、吹奏楽部にとっても最も忙しい時期でもある。吹奏楽コンクールのまっただ中で、試合とコンクールがかぶることも少なくない。地域によっても異なるが、だいたい以下のようなスケジュールでコンクールは開催される。 地区大会(7月)→県大会(7月下旬~8月上旬)→支部大会(8月上旬~9月上旬)→全国大会(10月下旬) 各大会、すべての団体に金・銀・銅の賞が贈られ、金賞受賞団体の中から上位団体が次の大会に推薦されるというケースが一般的だ。 甲子園と重なるのは県大会か支部大会で、組み合わせ抽選

    吹奏楽の大会が甲子園と重なった!!「ブラバン応援ゼロ」をどう避ける? - 高校野球 - Number Web - ナンバー
    nakex1
    nakex1 2018/08/24
    コンクールメンバー以外の吹奏楽部員も全員コンクールを聴きにいかせるべきだと思うけどな。勉強になるし。コンクールの参加は必須じゃないって,野球部が甲子園目指すのだって必須じゃないでしょ。