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ブックマーク / blog.tomoya.dev (3)

  • Emacsの次世代ミニバッファ補完UI | 日々、とんは語る。

    先日、ネイティブコンパイルEmacsが登場でElispをネイティブコードにコンパイルすることによりEmacsの高速化が実現されたという記事を書きましたが、Emacsに到来している新しい波はこれだけではありません。Emacsを華麗に操作するユーザーインターフェイス(以下、UI)にも新潮流がきています。 百聞は一見にしかずというわけで、まずはこちらの動画をご覧ください。 この動画ではEmacsの起動時点から次の操作を行なってファイルを開いています。 ghqでリポジトリ検索 → fdでファイル検索 ghqでリポジトリ検索 → ripgrepでテキスト検索 利用している外部コマンドはさておき、標準のEmacsと大きく違うところは、コマンドを実行するとミニバッファが縦に伸びて補完候補が表示され、キー入力による候補の絞り込みをしてファイルを開いているところになります。 Anything/Helmと違っ

    Emacsの次世代ミニバッファ補完UI | 日々、とんは語る。
  • ネイティブコンパイルEmacsの登場

    時間の2021年4月26日午前3時6分、Emacsのmasterブランチにfeature/native-compブランチがマージされました(コミット:Merge branch ‘feature/native-comp’ into into trunk)。これにより、HEADのEmacsをビルドすると、Native compilation機能を兼ね備えたネイティブコンパイルEmacs、通称Gcc Emacsが使えるようになりました。 ネイティブコンパイルEmacsの機能 # ネイティブコンパイルEmacs(以下、Gcc Emacsと呼びます)は、Andrea Corallo、Luca Nassi、Nicola Mancaの3名によるBringing GNU Emacs to Native Code という論文で詳細が説明されています。 簡単に説明すると、これまでのEmacsは、Elisp

    ネイティブコンパイルEmacsの登場
  • 風になりたい奴だけがEmacsを使えばいい 2020

    先日、Emacsに一生入門できねえ2020という記事を目にした。 確かにEmacsは難しい。まったくもって増田の言う通りだ。うんうんと頷きながら、過去に自分が書いた「風になりたい奴だけが Emacs を使えばいい。」という記事が脳裏に浮かんだ。 10年間の出来事 # 僕が「風になりたい奴だけがEmacsを使えばいい」と言った記事は2010年9月4日に投稿されていて、あれから実に10年の月日が経過していた。とても懐しい。 振り返ればこの10年間でエディタの世界は大きく変わった。次世代エディタを銘打ったAtomが誕生し、エディタにおける表現の限界をぶち壊した。そして後続で登場したVSCodeが一気にシェアを奪い、一瞬でトップシェアの座に立ってしまった。予想しなかった未来があった。 一方、Emacsはどうなったかと言えば、メジャーバージョンが23から27になった。しかし、起動したてのEmacsは

    風になりたい奴だけがEmacsを使えばいい 2020
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