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ブックマーク / local.joelonsoftware.com (9)

  • 記憶に残るようなカスタマサービスへの7ステップ - The Joel on Software Translation Project

    Joel Spolsky / 青木靖 訳 2007年2月19日 月曜 自力で立ち上げたソフトウェア会社であるFog Creekには、最初の2年くらいの間カスタマサービス専任のスタッフを雇う余裕はなかった。それでマイケルと私がカスタマサービスをやっていた。顧客を助けるために費やされる時間は、私たちが製品を改善するのに使うべき時間を奪うことになったが、私たちはその中で多くのことを学び、今ではカスタマサービスをずっとうまく運営できるようになった。 以下では記憶に残るようなカスタマサービスを提供するために私たちが学んできたことを述べようと思う。ここで「記憶に残る」と書いたのは文字通りでの意味だ。目指しているのは、あまりにすばらしくて人々の記憶に残るようなカスタマサービスを提供するということなのだ。 1. 問題はすべて2通りの方法で解決する テクニカルサポートの問題はほとんどすべて2通りの解決法があ

  • 開発者観察ガイド - The Joel on Software Translation Project

    Joel Spolsky / 青木靖 訳 2006年9月7日 木曜 あなたがしかるべき場所に広告を出し、素晴らしいインターンシッププログラムを持ち、採用したくなる人たちを面接することができたとしても、優れたプログラマたちの方であなたの所で働きたいと思わなかったとしたら、彼らが来てくれることもない。だから今回は一種の開発者観察ガイドを提供することにしよう。彼らが求めているものが何なのか、彼らが職場で好むこと、嫌うことが何なのか、そして最高の開発者に選ばれるためには何が必要なのかを見ていこう。 個室 去年私はイェール大学で行われたコンピュータサイエンスのカンファレンスに参加した。講演者の中に、シリコンバレーでの経験が長く、ベンチャーキャピタルの支援を受けたスタートアップの創業に重要な役割を果たすか何かしたという人がいた。その人がピープルウエアのを取り出して言った。 「このを読まなければなり

    raitu
    raitu 2013/07/11
    「シリコンバレーには広いオープンスペースにたくさんのプログラマを詰め込むという根強い伝統がある」Facebookとかもそうだわね。
  • 優れた開発者を見つけるには - The Joel on Software Translation Project

    Joel Spolsky / 青木靖 訳 2006年9月6日 水曜 優れた開発者というのはいったいどこにいるんだ? 空いたポストを埋めるために誰かを採用しようとしたとき、多くの人がするのは、広告を出し、おそらくは大きなオンライン掲示板を見て回り、履歴書を山ほど取り寄せるということだ。 そこにある履歴書を、「フム、これはいいかもしれない」とか、「お話にならない」とか、「この人がバッファローに越してきてくれるならいいんだけど」などと考えながら見ていく。しかし、請け合ってもいいが、そのときに決して起こらないだろうことは、「すごい、この人は素晴らしい! ぜひとも雇わなくちゃ!」ということだ。実際何千という履歴書に目を通し、そして履歴書の見方がちゃんと分かっていたとしても(これは簡単なことではない。そのことについては金曜日に書くつもりだ)、何千という応募の中に、率直に言って優れたソフトウェア開発者が

    raitu
    raitu 2013/07/11
    ソフトウェア会社が優れたプログラマの採用にどれだけ労力を費やしているかという話
  • 開発抽象化レイヤ - The Joel on Software Translation Project

    Joel Spolsky / 青木靖 訳 2006年4月11日 火曜 若い男が町にやってきた。彼は見かけも悪くないし、ちょっとは金も持っていた。 過去のことについてはあまり話したがらないが、血の通ってない大企業に長くいたらしいことは明らかだった。 彼は生まれつき人当たりが良く社交的で、自分に自信を持っていながら傲慢ではない。だから地元のプログラマーズ・カフェにある求職の掲示の中からちょっとした仕事を見つけるのは、彼には簡単なことだった。しかし保険データベースプロジェクトや、主婦向けの飾りだらけのWebページや、会計計算エンジンといったものには、やがて興味をなくしてしまった。 1年もたつと、彼の慎ましい生計を1年支えられるくらいの蓄えができた。それで贔屓にしてくれるアルザス人へのコンサルティング仕事の後、料品店の上にある自分のアパートの陽の当たる部屋にコンピュータを据え付け、選りすぐったツ

    raitu
    raitu 2013/07/11
    プログラマはプログラミングのことだけを考えられる環境こそが必要で、そのためにはプログラマ1人あたりスタッフが7人は必要という話。
  • 分散バージョン管理で間違いないって、ベイビー - The Joel on Software Translation Project

    Joel Spolsky / 青木靖 訳 2010年3月17日 水曜 しばらく前に、ジェフと私はStack Overflowポッドキャストにエリック・シンクを迎え、バージョン管理について騒がしく議論し、とくにトレンディな分散バージョン管理システムであるMercurialやGitのことを取り上げた。 そのポッドキャストで私はこんなことを言った。「私に言わせれば、ブランチやマージが簡単にできるようになるというのは、単に同僚たちがもっとブランチやマージをするようになるということで、余計混乱させられるだけのことだよ」 わかると思うけど、あのポッドキャストは前もって入念に準備したりはしていない。単に2、3人集まって、いい加減なおしゃべりをしているだけだ。そのため、しばしば我々の主張する内容が、少し専門的な言い方をするなら、「ちげーよ」ということになる。間違っているのはたいてい細かい部分か趣旨のどちら

    raitu
    raitu 2013/07/11
    Joelが分散バージョン管理は"変更管理"なのだと悟り、改宗するまで
  • Javaスクールの危険 - The Joel on Software Translation Project

    Joel Spolsky / 青木靖 訳 2005年12月29日木曜 近頃の若い者ときたら。 勤勉はいったいどこへ行ってしまったんだ? 「近頃の若い者」は我慢がないと不平を言うようになったのは、私も年を取ったということなのかもしれない。 そりゃ恵まれてるね。私は3ヶ月汚水浄化槽の中の茶色い紙袋に住んでいたよ。朝6時に起きて、袋を掃除し、固くなったパンの耳をべ、工場まで歩いて行くと、1日14時間、毎週毎週働きつづけ、家に帰ると親父にベルトでたたかれて寝床についていたんだ。 ——モンティ・パイソンの空飛ぶサーカス 4人のヨークシャー人 私は若い頃、パンチカードでプログラムを作る方法を学んだ。ミスをしたら、それを訂正するためのバックスペースのような近代的な機能は存在しなかった。カードを捨ててはじめから打ち直すのだ。 私は1991年にプログラマの面接をするようになった。コーディングの問題に答える

    raitu
    raitu 2013/07/11
    情報工学科で最初にポインタと再帰と関数型言語を教えずJavaから教えるようでは「ふるい落とし」が出来ないという危惧
  • 間違ったコードは間違って見えるようにする - The Joel on Software Translation Project

    Joel Spolsky / 青木靖 訳 2005年5月11日 水曜 私が最初の当の仕事をはじめたのは1983年9月に遡る。それはオラニムというイスラエルの大きな製パン工場で、16台の飛行機ほどもある巨大なオーブンで、毎晩10万個のパンが作られていた。 はじめて工場に入った時、そのあまりの汚さに信じられない思いだった。オーブンの側面は黄ばんでいるし、機械は錆びていて、そこらじゅうが油だらけだった。 「いつもこんなに汚いの?」と私は聞いてみた。 「なんだって? なんの話をしてるんだ?」とマネージャが答えた。「掃除したばかりだから、今が一番きれいな状態なんだ」 なんてこった。 毎朝の工場の清掃を何ヶ月か続けて、ようやく彼らの言っていたことが理解できるようになった。パン工場では、きれいというのは機械にパン生地が付いてないことを言うのだ。きれいというのは、ゴミ箱に発酵したパン生地が入ってないこと

    raitu
    raitu 2013/07/11
    コーディング規約やハンガリアン記法の話。ハンガリアン記法は変数の型を示すprefixではなく意味を示すprefixにすべきだという話とか。型についてはコンパイラがチェックしてくれると。型ごと分けるべきな気も
  • はじめてのBillGレビューのこと - The Joel on Software Translation Project

    Joel Spolsky / 青木靖 訳 2006年6月16日 金曜 かつてExcelは名もないまったく無様なプログラミング言語を持っていた。私たちはそれを「Excelマクロ」と呼んでいた。はなはだ機能不全なプログラミング言語で、変数もなく(値はワークシートのセルに入れる必要があった)、サブルーチンもなく、つまるところ、ほとんど保守不能なものだった。「Goto」みたいな先進的な機能も持っていたが、ラベルは実質不可視だった。 それがまっとうなものに見えていた唯一の理由は、Lotusのマクロに比べたらずっとましということだった。Lotusマクロはワークシートのセルに長々と入れられたキーストロークの並び以外の何物でもなかった。 1991年6月17日、私はMicrosoftExcelチームで働きはじめた。私の肩書きは「プログラムマネージャ」だった。私にはこのマクロの問題を解決する方法を作り出すこ

    raitu
    raitu 2013/07/11
    JoelがExcelマクロつくった時の話。ビル・ゲイツによるレビューが熱い。
  • 5つの世界 - The Joel on Software Translation Project

    Joel Spolsky ジョエル・スポルスキ 翻訳: Yasushi Aoki 青木靖 2002/5/6 ある重要なことがプログラミングやソフトウェア開発についての文献でほとんど語られず、そのため私たちは互いに誤解する結果となっている。 あなたはソフトウェア開発者だ。私もそうだ。しかし私たちの目的や要求は異なっているかもしれない。実際、ソフトウェア開発にはいくつかの異なる世界があり、異なった世界ではルールも異なっている。 あなたがUMLモデリングのを読んでも、それがデバイスドライバのプログラムを作るのには役立たないということはどこにも書かれていない。あるいは「(.NETに必要な)20MBのランタイムは問題ではない」というアーティクルを読んでも、それは当たり前のことに触れていない:あなたがROMが32KBの携帯電話のためのコードを書いているなら、それは十分に問題だ! ソフトウェア開発には

    raitu
    raitu 2011/04/11
    5つのシステム開発業界。パッケージ→「野生で使われるソフト」インターナル→「社内ソフトウェア」 組み込み→「ハードウェアとセットでかつアップデートはほぼされない」あとゲームと使い捨て。
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