米国のラスベガスで2023年5月2日~4日にかけて、Microsoft 365 のコミュニティイベントである「Microsoft 365 Conference 2023」が開催されました。このイベントは基本的に毎年ラスベガスで開催されています。 コミュニティイベントでありながら、このイベントの最大スポンサーは Microsoft 社であり、今回はこのイベントにタイミングをあわせて数多くの大型アップデート情報が解禁となりました。 イベント自体はコロナ禍になってから、ようやくの対面式となりハイブリッド開催でもなく現地に参加することで楽しめる内容になっていたようです。私もすごく現地に行きたかったんですが、残念ながら、今回は参加が難しく😢。ですが、Microsoft の SharePoint の公式Twitter アカウント(@SharePoint)や Microsoft の Jeff Tepe
レポート 15周年のOneDrive、Microsoftが主張する「15」の利点 - 阿久津良和のWindows Weekly Report 今回は、先週も少し触れたOneDriveを取り上げたい。公式ブログによると、OneDriveは15周年を迎えた。これはコード名「SkyDrive」で開発していた「Windows Live Folders」のベータテストが2007年6月、同年8月に「Windows Live SkyDrive」へ改称して一部の国に一般提供を開始したことに起因するのだろう。 その後は機能強化やサービス内容の変更で混乱しつつも、「Microsoft SkyDrive」→「Microsoft OneDrive」と改称し続け、現在に至る。Windows XP・Vista・7時代のMicrosoftは、インターネットツール群をひとまとめにした「Windows Live」とWind
MicrosoftがmacOS 12.3 Monterey BetaでAppleのFile Providerへの移行により、OneDriveで全ファイルが再ダウンロードされたり、自動保存機能が機能しない問題を認識し、今後のアップデートで修正すると発表するとともに、FAQを公開しています。詳細は以下から。 Appleは現地時間2022年01月27日、開発者向けにmacOS Montereyの3rdアップデートとなる「macOS 12.3 Monterey」のBeta 1を公開し、同アップデートで、DropboxやOneDrive利用されているカーネル拡張を完全に廃止し、それらのデスクトップ・クライアントがAppleのFile Providerフレームワーク/機能拡張ベースへ移行されると発表しましたが、 Microsoftは現地時間2022年02月01日、このmacOS 12.3 Betaへア
Microsoftは2021年2月9日(米国時間)、R言語を使ってクラウドサービススイート「Microsoft 365」を操作するためのオープンソースパッケージ「Microsoft365R」を発表した。Rは、統計解析やその可視化などに役立つオープンソースのプログラミング言語とランタイム環境だ。 Microsoft365Rは「AzureGraph」パッケージで提供されるMicrosoft Graph APIを拡張し、「Microsoft SharePoint」と「Microsoft OneDrive」に対する軽量で強力なインタフェースを提供する。今後は「Microsoft Teams」と「Microsoft Outlook」もサポートする見込みだ。Teamsチャネルへのポストや、Outlookによる電子メール送信が可能になるという。 Microsoft365Rは、CRAN(The Compr
他人に見られたくないファイルをリモートの相手に渡さなければならない場合、従来は暗号化ZIPファイルとその解凍パスワードをメールで送る、という手段が広く用いられてきた。読者諸氏もそのようなメールを一度は受信したことがあるだろう。 しかし、ZIPの暗号化など運用に手間がかかるわりにセキュリティが十分ではない、と指摘されることが多い。そこで、この方法でファイルを送るのは止めよう、という機運が高まっており、実際、内閣府と内閣官房ではこの手法を廃止すると発表している。 とはいえ執筆時点では、「これだ!」と断言できるような、代わりのファイル送信方法が確立しているわけではない。特に中小企業や個人だと、代替の方法が有償だったりシステム更新に手間がかかったりすると、おいそれと置き換えられない場合が多いだろう。できることなら、すでにある機材やソフトウェア、利用中のサービスなどで代替したいところだ。 そこで本T
現在、Microsoft 365 上でのビデオ共有を行う場所としては次の2つがあります。 Microsoft Stream Microsoft 365 内のSharePoint (OneDrive for Businessを含む) この2つには機能差があり、大規模な人数でビデオストリームを利用する場合は Microsoft Stream を利用し、小規模の場合は SharePoint を使うというような使い分けをしてきました。 この Microsoft Stream は独自のプラットフォームを使っているのですが、これが今後 SharePoint ベースとなり新しい New Microsoft Stream となることが先日の Microsoft Ignite 2020 で発表されました。 Microsoft Stream の変遷 ここで少し変遷を見てみましょう。Microsoft Stre
Microsoftが、クラウドストレージ「OneDrive」の新機能「Personal Vault」を発表した。PIN、指紋、顔、ワンタイムコードなどを設定し、ロックできる。パスポートなどの機密データ保存向けだ。 米Microsoftは6月25日(現地時間)、クラウドストレージ「OneDrive」の新機能「Personal Vault」(vaultは金庫という意味)を発表した。パスポートや身分証明書の画像などの重要ファイルを厳重に保護する特別フォルダだ。 まずはオーストラリア、ニュージーランド、カナダで提供を開始し、年末までに世界に提供範囲を拡大する計画だ。 Personal Vaultは、PIN、指紋認証、顔認証、メールかSMSで送信するコードで保護されるフォルダ。他のフォルダ同様に、OneDriveアプリやWebブラウザからアクセスできるが、アクセスするたびに、上記の手段でのロック解除
第三者(社外)とフォルダ共有するためのOneDrive for Business設定を前回執筆しました。今回は、フォルダ共有となります。 共有設定の確認ですが、「ユーザーに認証済み外部ユーザーの招待および共有を許可する」設定を ○ [組織外の共有を許可しない] →外部ユーザーとの共有および匿名アクセス リンクの使用を禁止します。 ○ [組織のディレクトリに既に存在する外部ユーザーとの共有のみ許可します] →過去にサイトなどを共有したことがある外部ユーザーとの共有のみを許可し、匿名アクセス リンクの使用を禁止します。 ● [ユーザーに認証済み外部ユーザーの招待および共有を許可する] →外部ユーザーとの共有を許可し、匿名アクセス リンクの使用を禁止します。 ○ [認証済みの外部ユーザーとの共有と匿名アクセス リンクの使用を許可する] →外部ユーザーとの共有および匿名アクセス リンクの使用を許可
サイバー犯罪者は、悪意あるリンクを含む文書をSharePoint Onlineに隠すことで、スパムフィルターを回避しています。 少なくとも昨年夏から、正体不明のサイバー犯罪者がOffice 365の利用者にメールを送りつけ、認証情報をだまし取ろうとしています。この攻撃を最初に発見したリサーチャーによると(英語記事)、Office 365を利用する人々の最大10%が、そのようなメッセージを受け取っていた可能性があります。 PhishPoint攻撃 この詐欺メールは、見た目にはSharePointでの共同作業を依頼する普通の招待メールのようです。OneDrive for Businessに保存された文書を開くように促す内容で、メール内のリンクからは確かにOneDrive for Business内の文書に飛ぶのですが、この文書が偽のアクセス依頼なのです。ページ下部の[文書にアクセス]リンクをク
Microsoftがローカルストレージを占有せず必要な時だけファイルをダウンロードして利用することができる「ファイル・オンデマンド」機能をOneDrive for Macユーザー向けに提供を開始しています。詳細は以下から。 Microsoftは現地時間2019年01月24日、OneDrive for Macユーザー向けにローカルストレージに全てのファイルをダウンロードせず、必要な時だけファイルをダウンロードしOffice for Macなどで利用することができる「ファイル・オンデマンド(Files On-Demand)」機能の提供を開始したと発表しています。 この最新の更新プログラムでは、OneDrive ファイル オンデマンドを利用できるようになりました。OneDrive ファイル オンデマンドは、OneDrive 内のファイルをダウンロードすることなく、またデバイスのストレージ領域を使
この状態で行えるのは Office Online での表示のみです。また、ここから共有されたユーザーがさらに他のユーザーにファイルを「共有」する操作も行うことができますが、実際にその操作での共有が有効になるにはドキュメントの所有者(共有したユーザー)の承認が必要となります。 動作を確認してみての注意点?ちょっと気になる動作がありました。それは、たとえば一度「ダウンロードを禁止する」でリンクを作成し、あとから「ダウロードを禁止しない」で 2 つめのリンクを作成した場合です。 この場合、1 つ目の「ダウンロードを禁止する」リンクを開いた場合には意図通りの動作であり、また、2 つ目の「ダウンロードを禁止しない」リンクを開いた場合にも意図通りの動作であるのですが、このまま続けざまに 1 つめの「ダウンロードを禁止する」リンクを再び開くとダウンロードが出来てしまいます。 とは言え、このシナリオを再現
Microsoft、ローカルストレージを占有せず必要な時だけファイルをダウンロードし利用することができる「Files On-Demand」をOneDrive for Macに提供すると発表しています。詳細は以下から。 Microsoftは現地時間2018年10月12日、Office 365 Update Oct 2018のプレビュー動画の中で、10月のアップデートよりOneDrive for Macユーザー向けにローカルストレージに全てのファイルをダウンロードせず、必要な時だけファイルをダウンロードしOffice for Macで利用することができる「Files On-Demand」機能を提供すると発表しています。 OneDrive Files On-Demand helps you access all your files in OneDrive without having to d
本連載は、マイクロソフトのSaaS型デスクトップ&Webアプリケーション「Office 365」について、仕事の生産性を高める便利機能や新機能、チームコラボレーションを促進する使い方などのTipsを紹介する。 Office 365を使いこなして仕事を早く終わらせたい皆様にお届けする本連載。今回はExcelのアドオンとして登場した「Microsoft Flow for Excel」に注目する。 200を超えるコネクタで業務を自動化 2018年7月、ExcelとMicrosoft Flowを連携させるMicrosoft Flow for Excelが利用可能になった。Flowはコネクタをつなげてビジネスワークフローを構築するサービスで、Office 365に含まれる機能だ。厳密に述べるとFlowは無償版や有償版があるため、Office 365に含まれるという表現は語弊があるものの、Office
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