Javaは作ったライブラリをどうやって配布するか悩みの種です。jarファイルを作って読み込むのもダサいし、 Maven Centralに登録するのもハードル高そうだし、どうせならそのままGitHubで公開したいです。 maven-pluginsを使えばGitHubに置いて公開できるっぽかったのでやってみました。 HomeBrewで入れてるmavenは3.3.9 $ mvn -v Apache Maven 3.3.9 (bb52d8502b132ec0a5a3f4c09453c07478323dc5; 2015-11-11T01:41:47+09:00) Maven home: /usr/local/Cellar/maven/3.3.9/libexec Java version: 1.8.0_73, vendor: Oracle Corporation Java home: /Library
やりたいこと 一部のテストは、普段(mvn test で実行したとき)は実行されないようにする。 ただし、mvn の引数で何かを指定すれば実行できるようにする。 また、そのテストは、NetBeansから「ファイルのテスト」で単独実行されるようにする。 使用した環境 NetBeans 7.4 Maven 3.0.5 (NetBeansにバンドルされていたもの) JUnitの@Categoryを使ってテストをグループ分け 「一部のテスト」には、JUnitの@Categoryでカテゴリを指定することで、他のテストと区別する。 Maven側では、特定のカテゴリのみテストを実行したり、テスト対象から除外したりできる。 カテゴリを指定するためには、カテゴリを表すマーカー用のクラスかインタフェースを作り、それをテストクラスに@Categoryを使って指定する。 マーカー用のインタフェースの例。インタフェ
詳しいことは JUnit実践入門 の 10章 カテゴリ化テスト を読んでください。 ざっくり言えば Category アノテーション 付けてテストをカテゴライズできるよひゃっほーって話。*1 JUnit実践入門 ~体系的に学ぶユニットテストの技法 (WEB+DB PRESS plus) 作者: 渡辺修司出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2012/11/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 14人 クリック: 273回この商品を含むブログ (68件) を見る テストをカテゴライズしつつ、かつ単体での実行時に影響を与えないので、Maven などのビルドツールを使用してまとめてテストを実行する時に効果を発揮するものです。何気に使いどころは難しかったりするのですが、選択肢として道具箱に入れていることをお勧めします。 この手のことをする時、従来ではテストクラス名をネーミングルールで縛っ
以前から素振りがてら、Mavenのアーキタイプは作っておきたかったのですよね。ということで、自分用アーキタイプ、名づけて "ikikko-archetype-quickstart" を作ってみました。 https://github.com/ikikko/ikikko-archetype-quickstart Archetype Catalogも作ってるので、catalogを指定すれば今回作成したArchetypeを利用することができます(カタログの参照URLについては後述)。結果はこんな感じ。 islandcity:private ikikko$ mvn archetype:generate -DarchetypeCatalog=http://ikikko.sourceforge.jp/ (中略) Choose archetype: 1: http://ikikko.sourceforge
概要 RSSをパースする用事があったのでJavaのソレ系ライブラリのROMEを使ってみた。 一口にRSSと言っても、世の中にはRSS0.9、RSS1.0、RSS2.0、Atomなどいろんなものが存在する。単一の形式であれば自前でXMLをパースするのもありだけど、いろんなサイトに対応しようとする時はこうしたライブラリを使った方が現実的。 情報源 公式サイトはjava.netにもあるみたいだけど、そっちはだいぶ荒んだ状態になっていた。下記のページが一番素性が良さそうに見える。 Home - ROME - Confluence https://rometools.jira.com/wiki/display/ROME/Home 上記URLによると、ROMEは以下の形式に対応しているらしい。 RSS 0.90, RSS 0.91 Netscape, RSS 0.91 Userland, RSS 0.
Java で Web Application を作るときには、大体の方が Eclipse の Dynamic Web Project を使っていると思います。また、Eclipse で依存関係の解決に maven2 を使っている方も多いでしょう。しかしながら、この2つを組み合わせようとすると意外と面倒な設定が必要です。あまりウェブ上にリソースがないのでここにまとめておきたいと思います。 まず、Eclipse で Dynamic Web Project を作ります。Finish を押してしまわないように。ここで、Next を押して Java Source Directory を src/main/java にし、さらに Next を押して Content Directory を rc/main/webapp にします。ここで始めて Finish します。 作った Project で右クリックし
先日、後輩向けにJavaの事始からWicketのあたりまでざっと話をしたのですが、その中で触れたm2eclipseのインストールと使い方についてまとめておきます。 今回の記事ではライブラリ管理についてのみ言及しています。 Eclipseのバージョンは3.4.2でWTPが最初から入っている「Eclipse IDE for Java EE Developers」を使っていますが、3.4.x系なら同じようにできると思います。Pleiadesを使って日本語化していますので、デフォルトの英語のままの方は適当に読み替えてください。 全体的にWebからダウンロードする作業が多いので結構時間がかかりますが、2回目以降はもっと早くなります。 まだ使い始めたばかりの拙い知識で書いているので、間違いやもっとよい方法がある場合はぜひぜひご指摘ください。 1. Mavenとは MavenとはApache Softw
本稿では、Apache Maven を利用して SAStruts プロジェクトを立ち上げ、Subversion などのコラボレーションツールでプロジェクトメンバーとソースコードを共有するまでの手順について解説します。 この記事の目的とゴール 複数人で構成されるプロジェクトにおいて、リーダ役となるプロジェクトメンバーの一人が SAStruts の WEB アプリケーションプロジェクトを Apache Maven で作成して Subversion などにコミットします。 そのコミットされたソースコードを、他のプロジェクトメンバーがチェックアウトし、開発できるようになることをゴールとします。 リーダーもメンバーも行う作業 まずは、リーダー役となる人もメンバーになる人もやっておく必要がある作業について解説します。 Apache Maven をインストールする タイトルの通り Apache Mave
今回は、Maven2 を用いてビルドを行う際に、自動的に assembly が生成されるようにします。 もう少し具体的に。 assembly を作成するのは謂わばパッケージングなので、package フェーズが実行されたときに一緒に assembly が作成されるようにします。 POM ファイルの設定 前回のサンプル POM ファイルを、package フェーズの実行と同時に assembly を作成するように変更(設定を追加)してみましょう: <?xml version="1.0"?> <project> <modelVersion>4.0.0</modelVersion> <groupId>org.sample</groupId> <artifactId>sample</artifactId> <version>1.0</version> <build> <plugins> <plug
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