4月の4週目に、林芳正文部科学大臣が公用車を使って平日の真っ昼間に、「個室ヨガ」に通ったとする報道があった。セクシーヨガだの、キャバクラヨガ、さらには元AV女優だの相変わらずの“ジェンダー・ステレオタイプ”越しの事実誤認報道にはウンザリしたけど、大臣も大臣。どちらも真面目に働いている人には、失礼なお話である。 林文科相は記者会見で、「国会が緊迫する中で、こうした混乱をおわび申し上げたい」と述べたが、混乱ってナニの混乱を謝罪しているのか。まったくもって意味不明だ。 仕事の合間の息抜きは大切なので、とやかく言うつもりはない。 だが、問題は大臣がヨガで汗を流していたまさしく4月16日のその時間は、衆議院決算委員会が行なわれていた時間帯だった。 加計学園問題の“首相案件”文書を巡り、文科省の瀧本審議官が追及を受け、 「関係者のヒアリングにより当該文書の存否を、確認しているところでございます」 と回