批判拡大 東京医大の女子減点疑惑への批判が拡大している。東京医大前ではデモが行われた。世界中に報道され、「日本の恥」をさらした。 東京医大、女子受験生を一律減点 卑劣な行為に「差別であり詐欺」と非難轟々「差別やめろ、受験料返せ」女子減点に女性抗議東京医大、海外メディアは「女性医師は家庭持つと職場を追われる」と報道 そして問題は東京医大だけでなく、医学部全体にあることも指摘されはじめている。 【東京医科大・女子減点】「国立大学でも同様の事例多々、出身地差別もある」出身女医が決死の激白! 女性だけに圧迫面接も…!東京医大以外でも「女子合格率、医学部だけ低いのは不自然」女性医師が指摘東京医大だけじゃない?医大入試の男女差別 前回記事に書いた通り、医学部が「若い男性」を欲しており、医学部が女性だけでなく年齢の高い者も望ましくないと思っていることも明らかになりつつある。 女子だけでなく、3浪の男子も
論文はマウス実験でHPVワクチンの脳への影響を検討撤回された論文は以下のものだ。 「Murine hypothalamic destruction with vascular cell apoptosis subsequent to combined administration of human papilloma virus vaccine and pertussis toxin(HPVワクチンと百日咳毒素の併用投与後の血管細胞アポトーシスによるマウス視床下部破壊)」 2016年11月11日に公開され、1年半後の今月11日に撤回された。 東京医科大学医学総合研究所講師の荒谷聡子氏が筆頭著者で、HANS提唱者の同研究所元所長で難病治療研究振興財団理事長、西岡久寿樹氏や同研究所教授の中島利博氏らが共著者として名を連ねている。 研究は、HPVワクチンと百日咳の毒素をうったマウスと、対照群を比
(CNN) 自動車事故など心に傷が残るような出来事を経験したり目撃したりした直後に、コンピューターゲームの「テトリス」をすると、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を予防できる可能性がある――。そんな研究結果がこのほど発表された。 PTSDは、衝撃的な場面が恐怖と結びついて何度も記憶によみがえり、脳に固定されることによって発症する。しかしテトリスのように想像力と視覚を使うゲームをすれば、脳が2つのことを同時に処理できず、衝撃的な出来事の記憶が固定されるのを防止できるという。 スウェーデン・カロリンスカ研究所の研究チームは英国で自動車事故に遭って集中治療室に入院した患者71人を被検者として、半分には通常のけがの治療を受けてもらい、残る半数には事故から6時間以内にテトリスの遊び方を教えて自分でプレイしてもらった。 その後1週間の経過を観察して比較したところ、テトリスをしたグループは、事故の記憶が
浅井啓太 医学研究科助教らの研究グループは、2007年から2010年に滋賀県長浜市で行った、市民を対象とした大規模な疫学調査である「ながはま0次予防コホート事業」の第一期調査で得られた約10,000人の情報を用い、失った歯の数と動脈硬化度に有意な関連があることを証明しました。 本研究は、口腔内の疾患と全身疾患の関係を明らかにし、多くの人の健康に深く影響する研究として、歯科口腔領域のトップジャーナル「Journal of Dental Research」の2016 William Gies Awardを受賞しました。 研究者からのコメント 近年、口の中の病気は動脈硬化だけでなく、糖尿病、呼吸器疾患、低出生体重児、リウマチなどさまざまな病気に関連していることが報告されています。本研究により、口の中の病気の予防は、それらの疾患の予防につながる可能性があることが改めて示されました。ながはま0次予防
大阪大学は2016年9月13日、肝臓でタンパク質Rubiconの発現が上昇することが脂肪肝の原因であることを明らかにしたと発表した。同大学大学院医学系研究科の竹原徹郎教授、吉森保教授らの研究グループによるもので、成果は同月16日に米科学誌「Hepatology」にオンライン公開された。 【その他の画像】 これまで脂肪肝では、オートファジー(細胞内の分解機構)が抑制されていることは報告されていた。しかし、その詳細については解明されていなかった。同研究グループは、オートファジーを抑制するタンパク質のRubiconに注目。まず、脂肪を与えたヒト培養肝細胞や、過栄養状態で脂肪肝を発生したマウス体内の肝細胞を調べたところ、Rubiconの発現が上昇してオートファジーが抑制されていた。 そこで、Rubiconの発現を抑えたノックアウトマウスを作製して調べたところ、高栄養食により肥大化した肝臓のサイ
母親の卵子の核を、ほかの女性の卵子に移植して受精させることで、父親と母親、それに別の女性の3人の遺伝子を持つ子どもが、アメリカの医師らによって生まれていたことがわかりました。母親が子どもが死に至る病気の遺伝子を持っていたことから、医師らは子どもの死を防ぐことができたとしている一方、将来、子どもの健康に影響が出ないかや倫理的に問題がないかなどをめぐって議論を呼びそうです。 クリニックによりますと、男の子の母親は、卵子の核の外側にあるミトコンドリアという器官の中に子どもに脳症を引き起こす遺伝子があり、2人の子どもをこの病気で亡くしたということです。 このため、クリニックでは、母親の卵子の核を核を取り除いた、ほかの女性の卵子に移植して、正常なミトコンドリアを持つ卵子を作り、これを父親の精子と受精させ、母親のおなかに戻したところ、ことし4月に男の子が生まれ、健康に成長しているということです。 この
自閉症やアスペルガー症候群など対人関係を築くのが苦手な自閉スペクトラム症の多くは、胎児の神経の発達に関わる特定の遺伝子の異常が原因となっているとする研究成果を九州大学の研究グループが発表しました。自閉スペクトラム症の根本的な治療法の開発につながるのではないかと注目されます。
西アフリカ、特にシエラレオネで起きているエボラ出血熱のアウトブレイクがなかなか終息せず、世の中がざわざわしていますね。感染が拡大してしまった大きな要因として、都市での発生と言う地理的要因の他、現地の人たちの教育水準や文化的背景、そして政治体制の問題があるのは疑いようもなく、アウトブレイクの終息にはまだまだ時間がかかりそうです。 国際的な注目が集るきっかけとなった一つの出来事に、アメリカ人の感染者が本国にチャーター機で輸送され、病院に収容されたというものがありました。治療に使われているという未承認薬も含めた一連のアメリカの動きは政治力学の発露であることは否めず、諸手を挙げて「アメリカすげぇ」とは言えない状況ですが、どさくさ紛れのごり押しで研究開発が進むのも事実であります。清濁併呑して突き進むアメリカのパワーを思い知らされます。 さて、当ブログは論文紹介ブログですので、アウトブレイクのニュース
ことし4月、法律に基づく定期接種に追加された子宮頸(けい)がんワクチンについて、厚生労働省の専門家会議は「接種のあと体中の痛みを訴えるケースが30例以上報告され、回復していない事例もある。この副作用は原因不明のため、国民に注意点を説明することができない」として、積極的に接種を呼びかけるのを一時、中止すべきだという意見をまとめました。 これを受けて厚生労働省は、近く全国の自治体に対して、対象者に積極的に接種を呼びかけるのを、一時中止するよう求めることにしています。 国が定期接種の対象としているワクチンについて接種の呼びかけを中止するのは、極めて異例です。
世界の最貧困層と超富裕層のグロテスクな格差が最も深刻なのは医療の分野だ。安価な薬が手に入らず失われる膨大な命がある一方、医療技術の最先端は日々更新される。さらに医療「倫理」学の主な関心は、そのような高度医療の是非の問題であって、多くのアフリカの子どもが、下痢性疾患によって5歳以前に死亡することではない。 ポール・ファーマーは30年以上にわたって貧困国で無償医療活動を行ってきた医師であり人類学者である。その活動は世界保健機関(WHO)のエイズ治療計画のベースにもなった。本書でファーマーは、偉大な豊かさの時代においても最も基本的な権利(生きるための権利)が無残に蹂躙されていることを、多くの例証によって示している。権利侵害は「権力の病理」の現れであり、それに苦しむ者と免れる者を決める社会的条件と密接に結びついている。しかし社会的条件が差別的に及ぼす悲惨な影響には人為が働いている以上、これは人間社
3年ぶりの新卒薬剤師に、各社が獲得合戦を繰り広げる。薬学部生に高収入を提示して、囲い込みに走る企業も。パートの時給も2倍に跳ね上がり、「賃金バブル」の状態が続く。 薬剤師不足に頭を痛めてきたドラッグストアと調剤薬局が、久々の「人材獲得」に沸き上がっている。 2006年に大学薬学部が4年制から6年制に移行し、2010年と2011年は「新卒薬剤師」がいない空白期間となった。だが今年4月、新卒薬剤師が3年ぶりに誕生する。 その獲得合戦は熾烈を極めた。高齢化が進み、薬剤師の需要は年々増加、需給ギャップは拡大の一途をたどる。それだけに、新卒の獲得は急務で、薬科大学の就職部には「毎日のようにドラッグストアなどの採用担当者が相談に来た」(就職部部長)という。 だが、現実は厳しかった。「100人採用の予定が6割程度しか内定を出せなかった。病院の人手不足も深刻で、そちらに人材が流れている」(大手ドラッグスト
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