cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日
米国では、子どもが小遣いを稼ぐためにレモネードを販売するという話がよく聞かれる。また、お金を必要としている人を助けるために寄付集めの目的で行われるケースも少なくないが、ある6歳の少年はがんを患った父親の医療費をサポートしたいと、先日レモネード販売を行った。すると1日で1万ドル(約80万円)以上ものお金が集まったそうで、米国内で話題を呼んでいるようだ。 この少年はテキサス州グレードウォーターに住むドリュー・コックスくん。米放送局NBCやKLTVなどによると、彼の父ランディさんは今年2月、精上皮腫というがんに侵されていると診断された。ランディさんの場合は上半身の数か所にも腫瘍が見つかったが、化学療法を続ければ改善の見込みが高いと見られているという。 ここで家族の不安となったのが、治療に費やす医療費の問題。ランディさんは医療保険に加入しているものの、週に1度、毎回6時間の治療を続けると、今後は「
病気になったら? カリフォルニア州ベニスで健康診断を受ける無保険のドナジ・クルスちゃん(3歳、09年6月) Lucy Nicholson-Reuters 申し訳ないが、私はアメリカの医療保険制度は現状のままでいいと思っている。私は医療保険に加入しているし、4700万人の無保険者のことなど知ったことじゃない。誰かがバラク・オバマ大統領と議会を止めるべきだ。医療改革法案を葬れ! 私は今のままのほうがトクなのだ。 「医療の公営化」に反対する手紙を大統領に出し、「私のメディケア(高齢者医療保険制度)に手を出すな」と書いた女性に私は賛成だ。メディケアが公的医療制度であることはともかく、そうこなくては! 私が連邦議員たちと同じ高水準の保障を得ていい道理などあるだろうか。法案に反対していた民主党の保守派議員などは「ブルー・ドッグ(青い犬)」と言われるだけあって顔色が悪く、たくさんの医療サービスを必要とす
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