タグ

書評と心理に関するshino-katsuragiのブックマーク (13)

  • コラム別に読む : 感情化する社会 [著]大塚英志 - 若林良 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    著者は過度な「感情化」こそが、現代日の大きな特色だと語る。自分たちに心地よい感情を提供することばしか求められず、感情に対して理性を発揮することばが葬られていると。批評家である著者はそうした現状への抵抗として、あえて「不快」なことばで現代日を切り取っていく。 天皇の生前退位、スクールカースト、LINEなど様々な日の構成要素に目が向けられる。その中で複合的な解釈の余地が失われている現状が語られ、例えば小説の場合、「情報」としての実用性や即効性のみが求められ、「描写」が後景化していると指摘する。 人工知能小説を書き始めている現在、質的な「人間」の文学はすでになく、いずれは「感情」さえも消滅することになるかもしれない。「人間」のあり方に新たな示唆を与える一冊だ。

    コラム別に読む : 感情化する社会 [著]大塚英志 - 若林良 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    shino-katsuragi
    shino-katsuragi 2016/12/26
    パンとサーカス?
  • 【150年風俗史】明治からずっと、女子大生には「バカ」でいてほしかった!? - music.jpニュース

    2018年に明治維新150周年を迎えます。福沢諭吉は「一身にして二生を経るが如く一人にして両身あるが如し」(『文明論之概略』)と記しましたが、それにならってみれば近代日はこの150年で三生も四生も経たように思います。 近代に憧れ“坂の上の雲”を追った時代、日清・日露の戦勝(後者は危ういものでしたが)を経て第一次世界大戦で大国となったのが1918年、ちょうど明治維新後50年にあたります。その後、軍国主義、帝国主義の道をひた走った30年弱、そして戦後曲がりなりに民主主義国家となって70年余、日はどれほどの変化を経てきたのでしょうか。この100年は日になにをもたらしたのでしょうか。 夏目漱石研究者の石原さんは「漱石の書き込んだ風俗は、当時どんな意味を持ったのだろうか」、「漱石の時代の読者は、漱石の小説をどんな風によんだのだろうか」という関心から、2千冊以上の「雑書」にあたったそうです。そこ

    【150年風俗史】明治からずっと、女子大生には「バカ」でいてほしかった!? - music.jpニュース
    shino-katsuragi
    shino-katsuragi 2016/10/19
    「“国権”のもとに近代日本を建設したかった明治政府にとって「自我」というものの危険性は許し難いものだったのです。」
  • 「ルシファー・エフェクト」書評 「悪の凡庸さ」にあらがうために|好書好日

    ルシファー・エフェクト ふつうの人が悪魔に変わるとき 著者:フィリップ・ジンバルドー 出版社:海と月社 ジャンル:哲学・思想・宗教・心理 ルシファー・エフェクト―ふつうの人が悪魔に変わるとき [著]フィリップ・ジンバルドー スタンフォード監獄実験。非常に有名な心理学実験だ。被験者を看守と受刑者とに分け、刑務所に模した施設で過ごさせる。役を演じているうちに看守は傍若無人に、受刑者は従順かつ無力に振る舞うようになっていった。 この実験の考案者であるジンバルドーの大著は、大きく4パートに分けられている。実験の全容を分析するパート。類似の社会実験を紹介するパート。イラクのアブグレイブ刑務所で起こった、イラク兵士に対する米兵の拷問の背景を分析するパート。そして、これらの分析を社会においていかに生かすべきかを論じたパートだ。 書では、ハンナ・アーレントの言葉が繰り返し引用される。アーレントはユダヤ人

    「ルシファー・エフェクト」書評 「悪の凡庸さ」にあらがうために|好書好日
  • コラム別に読む : 他人を攻撃せずにはいられない人 [著]片田珠美 - 速水健朗(フリーライター) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■社会正義を盾にした自己愛 「他人を攻撃せずにはいられない人」とは誰のことか。別に暴力癖のある人のことではない。 例えば、仕事で成功したことを上司に伝えても、ほめられもねぎらわれもせず、今までの給料を考えたら当たり前だと上司に言われ、意欲を失ってしまうみたいな経験はないだろうか? この上司は、相手をけなすことで他人を無価値化しているのだという。目的は、自分の価値=「自己愛」を保つため。攻撃される側にしてみれば理不尽な話だ。しかし彼らは、自分を正当化する巧みな技法をもって、相手に非があるように思わせて攻撃を仕掛けてくるのだという。 書は、精神科医の著者が、日常のコミュニケーションで他人に精神的ダメージを負わせるある種の人々の存在を事例とともに紹介し、考察するものだ。 こうした攻撃欲、支配欲の強い人々は「自分のあずかり知らぬところで、ターゲットが能力を発揮したり楽しみを見出したりすることに耐

    コラム別に読む : 他人を攻撃せずにはいられない人 [著]片田珠美 - 速水健朗(フリーライター) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    shino-katsuragi
    shino-katsuragi 2014/06/15
    言葉では正しいことを言ってるのに裏の意図がありすぎて吐き気がする類。いっそ、裏の意図を口にされたほうがまだマシではと思うが、それも個々人の好みか。
  • こんな人には要注意!「害になる人」から身を守るには

    家族や恋人に精神的・肉体的暴力を振るうドメスティックバイオレンス、子ども可愛さのあまり学校や幼稚園にクレームを付けるモンスターペアレント、友だちの振りをして相手を出し抜こうとするフレネミー(フレンド+エネミー)など…。 身近な人々を攻撃したり、貶めたりといった「害になる人」がメディアやドラ...

    こんな人には要注意!「害になる人」から身を守るには
  • 貧乏人に足りないもの―『貧乏人の経済学』 - 事務屋稼業

    バナジー=デュフロ『貧乏人の経済学』はとてもおもしろいだ。ネットにはすでにすぐれた書評がいくつも出ているし、例によって訳者解説が充実しているので、ここでは個人的に目を引いた箇所を紹介させていただく。 「第9章 起業家たちは気乗り薄」で、著者たちはこう言う。マイクロファイナンスは途上国の貧乏人の生活向上にまちがいなく役立つものだけれど、それを主唱する人々が喧伝するほどには劇的な成果をあげるものではない。マイクロファイナンスは決して貧困撲滅のための「銀の銃弾」ではないという(だからダメだ、と言っているわけではないことに注意)。 それはなぜか、という謎解き自体もおもしろいのだけれど、ちょっと割愛する。結論部分からポイントのみ引用するので、詳細はぜひ文にあたっていただきたい。 貧乏人の事業はしばしば、特定の起業衝動の反映というよりは、もっと通常の雇用機会がないときに、仕事を買うための手段でしか

    貧乏人に足りないもの―『貧乏人の経済学』 - 事務屋稼業
    shino-katsuragi
    shino-katsuragi 2012/06/11
    安定した予測可能な所得「よい仕事のおかげで子供たちが才能を最大限に発揮できる環境で育つのであれば、仕事の絶対数を多少犠牲にしても、よい仕事を多目につくる価値はあるかもしれません。」
  • [科学に佇む心と身体] - FC2 BLOG パスワード認証

    管理人からのメッセージ 某A社との契約を切られた関係で、大幅な更改を行わねば公開できない状態に陥った ため閉止しました。 ご連絡は http://sciencebook.blog110.fc2.com/ もしくは https://twitter.com/endBooks/

    shino-katsuragi
    shino-katsuragi 2011/12/07
    おもしろい。/常々、男性は男性でいろいろとたいへんそうで気の毒だなー(棒読み)とは思ったりするが、(成人してるなら)自分のことは自分で救えよ、と思ってしまう冷酷。
  • 「あっかんべェ一休」はスゴ本

    tumblr で見つけた問答。 ───宗教嫌いな人に、こう問うてみよう。 この世の中に「唯一絶対なる存在(神)」が存在するだって?そんなのあるわけない 「人生かくあるべし」とか「精神のレベルを上げる」とか、下らねえ。腹が減ったらべる。眠かったら寝る。それでいいじゃん この世に正義とか悪とか、そんなものねえんだよ 秘法とか修行と称してなんだかわけのわからん事をして何になるというんだ?あいつらバカだね。神秘体験なんてヤクでラリってるのと同じだこの考え方に対して、「うんうん、その通りだ」と言ならば、その人は無宗教ではない。立派な仏教徒である───(via 日人の宗教嫌い : iwatamの個人サーバ) そうか、わたしは仏教徒だったんだ、と啓かされた作品。ミサもジハードも縁がないが興味はある。手当たり次第に読み漁っているうち、共感できる/納得できない振幅が生まれる。積極的に信じる構えよりも、因

    「あっかんべェ一休」はスゴ本
    shino-katsuragi
    shino-katsuragi 2011/11/04
    be動詞的に「在る」ということ?/「鳴かぬ烏の声聞けば生まれぬ先の父ぞ恋しき」
  • kousyoublog.jp – このドメインはお名前.comで取得されています。

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。

    shino-katsuragi
    shino-katsuragi 2011/11/03
    「一言で言ってしまえば利他主義者である。」
  • 「認められたい」の正体 ― 承認不安の時代 - 情報考学 Passion For The Future

    ・「認められたい」の正体 ― 承認不安の時代 ソーシャルネットワークとコミュニケーション重視の時代の問題提起。 「家族や仲間の承認のみを求め、それ以外の人々の承認を求めないのは、多くの人間の賞賛を求める野心とは無縁な、ある意味で堅実な生き方のように思えるかもしれない。理解してくれる人が少しでもいればそれでいい、という思いも十分に理解できる。しかし、見知らぬ大勢の人々の承認など不要だとしても、自らの行為に価値があるのかないのか、正しいのか間違っているのかについて、身近な人間から承認されるか否かのみで判断し、それ以外の人々の判断を考慮しないとしたら、それはとても危険な考え方である。」 価値ある行為を行う、それに対して、他者から承認を受ける。この基ルールでの人間の成長が難しくなってきている。価値観の多様化によって社会共通の価値観が崩れ、「価値ある行為」が限定的なものになってしまったことに原因が

    shino-katsuragi
    shino-katsuragi 2011/05/02
    「若者の価値観の多様化と普遍的価値観の喪失を嘆くのは、自分たちの声が届かなくなることに対する古い権威たちの嘆きだともいえるだろう。」40%ぐらい同意。
  • kousyoublog.jp – このドメインはお名前.comで取得されています。

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。

    shino-katsuragi
    shino-katsuragi 2011/04/06
    エリートパニック。/「それを破壊できるものがそれを支配している」から。力に頼るものは力に怯えるものだよ。
  • “やさしい”から、席を譲れないんです〜『ほんとうはこわい「やさしい社会」』森真一著(評:朝山実) (毎日1冊!日刊新書レビュー):NBonline(日経ビジネス オンライン)

    名前や名字に「~っち」「~りん」を付けたりすることに抵抗感が薄れたのはいつ頃だろうか。 著者は、小学一年生の頃は「もりゴリラ」と呼ばれていたそうだ。なぜなら、身体が大きかったから。むかしは身体的特徴であだ名を決めていたものだ。ワタシは「ありんこ」だったなぁと、記憶をくすぐられる。 しかし、いまではこうした、あだ名は絶滅しかけているとか。理由は「相手を傷つける」からという気遣いによる。 「ありんこ」と言われて、いい気はしないし、見下ろされているようなコンプレックスもあった。それでも「傷つく」という感情は、大事なものだったと思う。傷つかないことには「傷つける」ということがどういうことか、理解することなく成長しただろう。 著者はいまどき見かけなくなったものとして、「おまえのカアチャン、でべそ」と口喧嘩する風景をあげている。そんな、なんでもない場面から、「やさし過ぎる社会」のゆがみを読み解いていこ

    “やさしい”から、席を譲れないんです〜『ほんとうはこわい「やさしい社会」』森真一著(評:朝山実) (毎日1冊!日刊新書レビュー):NBonline(日経ビジネス オンライン)
    shino-katsuragi
    shino-katsuragi 2009/09/30
    それを「やさしさ」と呼んでいいものかどうか、いつも迷う。
  • なぜ年をとると時間の経つのが速くなるのか 記憶と時間の心理学 - 情報考学 Passion For The Future

    ・なぜ年をとると時間の経つのが速くなるのか 記憶と時間の心理学 なぜ年をとると時間の経つのが速くなるのか?。10歳の子供にとって1年間はこれまでの人生の10分の1だが、50歳の人間には50分の1に過ぎない。だから年をとるにつれて時間は短く感じるようになる。これはジャネの法則と言われる有名な説だが、主観的描写に過ぎず、説明ではない。 加速する時間については 1 望遠鏡効果 一般に人は過去の出来事に実際より最近の日付をつけることが実験でわかっている。 2 レミニセンス効果 年少の頃は「はじめて」で印象的な出来事が多く、利用できる時間標識が多いため想起する量も多く、結果として最近の事だと感じてしまう。 3 体内の生理時計のリズム 体内メトロノームが加齢にともない減速していく。 が当の原因であると著者は心理実験データを根拠に解説している。記憶と想起にかかるバイアスの種類と原理がよくわかった。 あ

    shino-katsuragi
    shino-katsuragi 2009/06/02
    「世界を揺るがす出来事は20歳のときに起きる」
  • 1