カプコンが、2014年にコーエーテクモゲームスを相手に提起した特許権侵害訴訟について、勝訴判決を得たと発表しました。 取り沙汰されたのは、カプコンの持つ「特許第3350773号(A特許)」と「特許第3295771号(B特許)」。前者は「シリーズものの新作を遊ぶ際、過去作品のディスクをゲーム機に入れると特典が得られる」、後者は「背後に敵がいるなど『画像情報から認識できない情報』をコントローラーの振動でプレイヤーに伝える」といった仕様に関する特許権でした。 カプコンの主張は、コーエーテクモゲームスが「真・三國無双」シリーズや「戦国無双」シリーズでA特許を、「零」シリーズでB特許を侵害しているというもの。知的財産高等裁判所はカプコン側の主張を一部認め、1億4384万3710円(損害額1億3077万3710円、弁護士費用など1307万円)の支払いをコーエーテクモに命じる判決を言い渡しました。 【9
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