2015年3月に日本航空(JAL)の協力のもと、エアラインの運航管理者や運航乗務員が、羽田空港の運航現場で空港低層風情報「ALWIN(Airport Low-level Wind INformation)」をどのように使用しているか調査する評価試験を実施しました。 ALWINは、空港周辺や着陸経路上の風の状態を運航者に知らせる情報で、JAXAと気象庁が共同で開発しました。空港にいる運航管理者へはパソコンで、機内にいる運航乗務員へは操縦席に設置されているACARSというテキストベースのデータリンク装置で情報が提供されます。この評価試験結果は、ALWINの実運用時の仕様に反映される予定です。 運航乗務員の評価試験の様子 羽田空港にあるJALのオフィス。 運航乗務員は、このオフィスで運航に必要な天気の状況などを確認します。 今回は、評価試験のため、飛行前のブリーフィングから実際の運航まで乗務員の