© 士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会 © Shirow Masamune, Production I.G/KODANSHA/GITS2045
トップ > 特集 > 『攻殻機動隊 SAC_2045』フル3Dとなって再結集された2045年の公安9課 - No.2 - タチコマ篇 3Dが抱える問題を克服できる設計の模索 荒牧監督は、神山監督の脚本を「字コンテに近く、画が浮かびやすい」と評した。「行間を埋めると蛇足になってしまう脚本です。試合直前のボクサーのようにダイエットしきっているから、そのまま画にしてくれればいいんです」(神山監督)。それでも、モーションキャプチャ時の検証を経て、人物やカメラの位置、芝居のリズムなどを変えるケースも多々あるという。「変えるとおおごとになる場合もあるので、変更しても支障がないか、スタッフに確認しながらやってます」(荒牧監督)。「作画だと、作打ち後の修正はほぼできませんが、本作ではモーションキャプチャ時にも試行錯誤ができるから、演出の幅が広がりました」(神山監督)。 ▲第6話のショットの【上左】【上右】
トップ > 特集 > 『攻殻機動隊 SAC_2045』フル3Dとなって再結集された2045年の公安9課 - No.2 - タチコマ篇 小型化、踏ん張りポーズ、高速走行形態など、新タチコマ "魔改造" のあれこれ 第8話で旧タチコマから「いいなあ、この魔改造」と羨望された新タチコマ。その "魔改造" の筆頭が小型化だ。 ▲新タチコマのポッド構成案。「無理くり感欲しいです。素子は余裕です」というテキストが楽しい ▲無理くりバトーが搭乗できるサイズになるよう、モデルで検証されている ▲【上】新タチコマの無人状態のポッド/【下】有人状態のポッド。有人時には両側が拡張し、ポッド内の体積が広がるしくみになっている。有人状態を示すコントローラのデザインがわかりやすい 前述の小型化に加え、デザイナーからは、1. ポッドにタイヤを付け、ドラッグレース風の高速走行形態をつくりたい、2. 脚部はイヌやウマのよう
2020/08/18 『攻殻機動隊 SAC_2045』フル3Dとなって再結集された2045年の公安9課 - No.2 - タチコマ篇 1989年『ヤングマガジン増刊 海賊版』(講談社)にて士郎正宗が原作漫画を発表して以来、気鋭のクリエイターが映像化し続けてきた『攻殻機動隊』。その最新シリーズとなる『攻殻機動隊 SAC_2045』が2020年4月よりNetflixにて全世界独占配信されている。本作の企画から配信までの経緯と、草薙素子のデザインから、モデリング、リギングまでのながれを紹介した「- No.1 - 草薙素子篇」に続き、「- No.2 - タチコマ篇」では、新・旧タチコマの制作背景と、神山健治監督、荒牧伸志監督による3Dならではの設計・演出を探っていく。 ※本記事は月刊『CGWORLD + digital video』vol. 263(2020年7月号)掲載の「 フル3Dとなって再結
トップ > 特集 > 『攻殻機動隊 SAC_2045』フル3Dとなって再結集された2045年の公安9課 - No.1 - 草薙素子篇 『ULTRAMAN』の制作を通して見えてきた、リグの課題とその解決 リギングスーパーバイザーは錦織洋介氏と井上暢三氏の2名体制とし、錦織氏がメインキャラクター用に開発したリグを、井上氏がゲストキャラクターやモブ用にチューニングするという分担がなされた。さらに、社外スタッフのタスク管理と、特殊なリグの検証は錦織氏、社内スタッフのタスク管理や教育は井上氏が担うことで負荷の分散を図っている。「全キャラクターの指標になったのが、素子とトグサです。素子は最初に着手したにも関わらず、完成までに一番時間を要しました」(錦織氏)。 錦織洋介氏(リギングスーパーバイザー) 井上暢三氏(リギングスーパーバイザー) ▲『ULTRAMAN』と同じく、本作のキャラクターの動きはモーシ
トップ > 特集 > 『攻殻機動隊 SAC_2045』フル3Dとなって再結集された2045年の公安9課 - No.1 - 草薙素子篇 2017年にデザイン着手し、2019年に完成したフル3Dの草薙素子 本作のCG制作は、SOLA DIGITAL ARTSが主導しており、一時期は『ULTRAMAN』の制作と併行して進められた。シーズン1に参加したスタッフは約180名で、同社の社内スタッフ(約100名)と、フリーランスや協力会社の社外スタッフ(約80名)という内訳になっている。 同社のChief Content Officerを担う荒牧監督は、映画『APPLESEED』(2004)を皮切りに、精力的にフル3D作品の可能性を探ってきた。本作のスタッフには、そんな荒牧監督の作品制作を長年支えてきたメンバーが数多く含まれている。 田崎真允氏(モデリングスーパーバイザー) 例えば、田崎真允氏(モデリン
2020/08/17 『攻殻機動隊 SAC_2045』フル3Dとなって再結集された2045年の公安9課 - No.1 - 草薙素子篇 1989年『ヤングマガジン増刊 海賊版』(講談社)にて士郎正宗が原作漫画を発表して以来、気鋭のクリエイターが映像化し続けてきた『攻殻機動隊』。その最新シリーズとなる『攻殻機動隊 SAC_2045』が2020年4月よりNetflixにて全世界独占配信されている。当初から3Dで表現されていた思考戦車のタチコマはもちろん、本作では全てが3Dとなり公安9課メンバーのデザインも一新された。本記事では、その制作背景を「- No.1 - 草薙素子篇」「- No.2 - タチコマ篇」の2回に分けて探っていく。 ※本記事は月刊『CGWORLD + digital video』vol. 263(2020年7月号)掲載の「 フル3Dとなって再結集された2045年の公安9課 アニメ
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士郎正宗によるサイバーパンクSFの旗手 「攻殻機動隊」、2045年の可能性 全身義体のサイボーグ・草薙素子の ゴーストが見る夢は―― 情報ネットワークとサイボーグ(義体)技術の発達により人々の意思が“電脳”に繋がれた近未来において電脳犯罪に立ち向かう全身義体のサイボーグ・草薙素子率いる攻性の組織、攻殻機動隊。 1989年に士郎正宗により発表された原作コミック『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』を起源とし、アニメーション、ハリウッド実写映画など様々な作品群が展開され、その先鋭的且つ圧倒的な世界観とビジュアル表現により、全世界のクリエイターに影響を与えてきた近未来SFの金字塔が新たな未来像を提示する。 『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズの神山健治と、『APPLESEED』シリーズの荒牧伸志が共同監督としてタッグを組み、田中敦子、大塚明夫、山寺宏一ほか『攻殻機動隊S.A.
原作漫画35周年記念!SFアニメ映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』と「音楽」がシンクロするイベント『DEEP DIVE in sync with GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』開催決定! News 最新情報 2024.04.05 11:00 UP “笑い男事件”、2024年2月発生――『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』神山健治監督登壇による上映&トークショーオフィシャルレポート到着!! News 最新情報 2024.02.09 17:00 UP 『攻殻機動隊 S.A.C.』“笑い男事件”、2024年2月ついに現実に—!WEB&SNS&マーチャンダイジング連動コラボレーション企画始動!特設ポータルサイトも開設! News 最新情報 2024.02.01 10:00 UP
※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 「Appleseed Alpha」などの3DCGアニメを監督してきた荒牧伸志監督が、「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」の神山健治監督とタッグを組んで「攻殻機動隊」の新作をつくる、と報道されたのが昨年4月。アキバ総研では、過去に、荒牧監督と神山監督にそれぞれ単独インタビューをお願いしているが、今回は「攻殻機動隊」に先行して制作真っ最中の3DCGアニメ「ULTRAMAN」のモーションキャプチャー現場を見学させていただき、その余熱が冷めないまま、2人の監督にお話を聞くことができた。 新たな「攻殻機動隊」をつくるには、新たなパートナーが必要 ── 荒牧監督と神山監督の2人体制でつくられる作品は「ULTRAMAN」、そして「攻殻機動隊」(以下
アニメ「攻殻機動隊」の「タチコマ」を、Cerevoが1/8サイズで再現。音声認識機能を備えるなど、市販ロボットと比べると「やり過ぎた」という高機能な製品だ。そんなタチコマには、社内でも上位に入るほど“攻殻ファン”の開発者の思いが込められている。 「うちの社内では、アニメ好きの社員の中で“必修アニメ”がある。その1つが『攻殻機動隊 S.A.C.』。そんなアニメに登場する『タチコマ』を作ることになった。ただの玩具を作るだけなら、決まった言葉だけを覚えさせればいい。しかしアニメの中のタチコマなら、どんな言葉にも何かしら返答するはず。私たちは玩具ではなく、タチコマを作りたかった」 そう話すのは、家電ベンチャーCerevoの海田裕二郎プロダクトマネージャー。海田さん率いる6人のプロジェクトチームは、約1年半の歳月をかけ、アニメ「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズに登場する4足歩行ロボット「タチコマ」
Mike Seymour breaks down the visual effects from the film 'Ghost in the Shell' starring Scarlett Johansson. Still haven’t subscribed to WIRED on YouTube? ►► http://wrd.cm/15fP7B7 ABOUT WIRED WIRED is where tomorrow is realized. Through thought-provoking stories and videos, WIRED explores the future of business, innovation, and culture. Creating Scarlett Johansson's Computer-Generated Body
押井守監督の劇場版『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』、『イノセンス』。神山健治監督の『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』。黄瀬和哉監督の『攻殻機動隊ARISE』、『攻殻機動隊 新劇場版』。 これまで多くのアニメファンの注目を集めてきた『攻殻機動隊』の新作アニメーションの制作が決定しました! 原作者士郎正宗の作品のアニメーション監督を経験した神山健治(『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズ、監督)と荒牧伸志(『アップルシード』・『アップルシード アルファ』、監督)をダブル監督として迎え、新たな『攻殻機動隊』の世界を生み出します! 展開時期等詳細は決定次第お知らせいたします。
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