運行を開始した「あかべぇ」の新型車両 福島県会津若松市の観光地を巡るまちなか周遊バス「あかべぇ」に新型車両がお目見えした。会津乗合自動車(会津バス)が27日、運行を開始した。 小型の電気バス2台で、1台当たりの乗車定員は29人。座席や降車ボタン、つり革にマスコットキャラクター「あかべぇ」、運賃箱に起き上がり小法師(こぼし)のイラストを施した。車外には大きな「あかべぇ」と電気バスを象徴するコンセントのイラストをあしらっている。 バリアフリーに対応した低床構造で、走行中に二酸化炭素を排出しないなど環境への負荷も少ない。窓際にUSBポートを設置しており運行時や災害時に非常電源として活用できる。 27日、JR会津若松駅前で出発セレモニーを行った。佐藤俊材社長があいさつし、テープカットして安全運行を祈った。 同社は「あかべぇ」の他にも周遊バス「ハイカラさん」を運行している。ともに運賃は中学生以上21