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川上未映子に関するysmatsudのブックマーク (3)

  • 未映子の純粋悲性批判: 子猫を殺し続ければよろしい

    作家の坂東眞砂子さんという人が日常的に子を殺しているのだそうだ。 なぜ殺してはいけないかという「なぜころ問題」についてちょっとでも考えたことがあれば、殺してはいけないという絶対的な理由なんかはこの世界のどこにもなく、あらゆる命は等しく無価値(by新井英樹「ザ・ワールド・イズ・マイン」)であり、そのとき折々の関係性で成立するもんであって、つまりオール時価なわけだ。坂東さんのように生まれたしりから子を崖にぽいぽいと放り投げることが出来る人はそれが出来るのだから出来る人なんであって、そのことについて「がかわいそうニャ」とか「呪われろ!」とかを云っても書いても、気持ちはわかるが仕方ないんであって、坂東さんの住んでる地域では法律違反でもなさそうだし、どうにもならんな。 坂東さんは人間側から想像する<の生>を<生殖がすべてである>と解釈して代弁しつつ、尊重する手段として避妊手術を否定し「能の

    ysmatsud
    ysmatsud 2008/07/30
    ホッテントリあったんか/「そんなことしながらでも生きていなきゃとしてしまう我々の「生」ってやつは、半分くらいは確実に恥かしいもんではなかったか。」
  • 未映子の純粋悲性批判: 体記念日

    あのね、あれやね、頭はあかんね、体やね、やっぱ体、なんつっても体、体ですやね、っていうか、最近まじな割合で具合が悪い。初夏の頃、頭ではいくら(もうすぐ書き始めーどうしようかなーん)とか考えてても、心配はあるけれど底の底ではまだ余裕っていうかなんていうか、まだポップな雰囲気な領域があったけどこの数日のわたしはどうか。まじで具合悪く、何をやっていても暗い、冴えない、動けない。頭なんかではなく体が執筆の危機を察知しているのである。自分に嘘はつけないのだよ。学生の頃から「自分に嘘をついてまで、ほにゃらら」という言葉から始まる合言葉のようなものがあったけれど、嘘ていうのは当のことを知ってての嘘やゆえに自分に嘘なんかどうやったってつけるわけないやろーとか思ってたが、ほんまやで。ある種の真実というのは嘘をつくつかん関係なく体がキャッチするもんであって、まあとにかく具合が悪いの。ああ。毎晩厭な夢を見るの

    ysmatsud
    ysmatsud 2008/07/19
    やっぱりかわいい
  • 川上未映子

    春が煙っておる。なんか立ち込めている。 何でもないよな一面をさあっと塗ったようなこんな空も、 ゴッホには、 うろこみたいに、飛び出して、 それは憂う活力を持ち、美しく、強く、見えておったんやろうか。 春がこんこんと煙る中 私は、 ゴッホにゆうたりたい。 めっちゃゆうたりたい。 今はな、あんたの絵をな、観にな、 世界中から人がいっぱい集まってな、ほんですんごいでっかいとこで 展覧会してな、みんながええええゆうてな、ほんでな、どっかの金持ちはな、 あんたの絵が欲しいってゆうて何十億円も出して、みんなで競ってな、なんかそんなことになってんねんで、 パンもべれんかったし最後のパンも消しゴム代わりに使ってな、 あの時もどの時も、あんたはいっつもおなじように、描いててな、苦しかったな、 才能って言葉は使わんとくな、なんかの誰からかの命令なんかな、 なんか使命なんかな、 多分絶対消えへんなんか恐ろしい

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