青色LED訴訟から学ぶこと、学ぶべきでないこと 公開日時: 2004/02/13 17:52 著者: kenn 中村修二氏と日亜化学工業の青色LED訴訟で、日亜側に発明の対価として200億円の支払いが命じられた件について、すでにあちこちで語られている。 東京永和法律事務所 青色LED 中村修二 v. 日亜化学 中でも面白かったのが、木村剛氏のBlogだ。 週間!木村剛<セールスは技術開発より難しい> 私の見解を先に言ってしまうならば、木村氏の論旨とほぼ同じである。強いて違いを言えば、私は中村修二氏の報酬が5%でも50%でもどちらでもよいと思っている、ということぐらいである。ただし、以下に述べるような前提があれば、だが。 私がここで殊更に強調したいのは、この末尾の一文である。 もっとも、この日亜化学工業の場合は、ひどい待遇や名誉毀損などに対する慰謝料相当分がかなり含まれているとみる