8月にラジオ番組で、セクハラ芸や自虐ネタについて、本音を語り話題になった、お笑いコンビ・フォーリンラブのバービーさん。一連の発言がTwitterなどのSNS上で多くの共感を呼びました。 そんなバービー さんと、恋バナ収集ユニット“桃山商事”の代表を務め、女性が男性に対して抱えるモヤモヤについて綴った著書のあるライターの清田隆之さんが、男性、女性それぞれの生きづらさ、LINEやTwitter、Instagramのコメントから見えてくるジェンダー問題について語り合いました。
「エビデンス」は万能か? SNSをはじめとするインターネット上では、さまざまな社会問題について活発な議論が行われている。特に健康や医療をめぐる話題については、さまざまな人々がさまざまな見解をもつことは当然で、それぞれの意見を交流させることは、社会全体の知識の量と質を高めていくことにも役立つだろう。 しかし、極端に見解が異なる人の間で意見が衝突したり、時にはあまりにも感情的な議論が続いたり、人格を否定したり傷つけあったりするような交流が起こるとすれば、それ自体は好ましいこととは言えない。そのような交流自体が関係者の健康を損ねてしまうこともある。 このような議論の場に足を踏み入れようとすると、まるで地雷原を歩いているような気持になる。少し遡ればホメオパチー(ホメオパシーと表記することもある)などの代替医療をめぐる議論、原発事故の放射能による健康被害をめぐる議論、最近の例で言えばHPVワクチンの
百貨店の大丸梅田店(大阪市北区)が女性従業員に着用を呼びかけた、「生理バッジ」の取り組みが物議をかもしました。11月22日に女性向け商品売り場「michi kake(ミチカケ)」がオープンするのに合わせ、10月中旬から始めました。女性が「ただいま生理中」と意思表示するこの取り組みについて考えてみたいと思います。 女性のプライバシーである生理をみんなで把握する「気持ち悪さ」 生理中の女性従業員が「生理バッジ」を付けるということを聞いたとき、「これ、何の罰ゲーム?」と衝撃でひっくり返りそうになりました。女性のプライバシーである生理について、「みんなで把握しておきましょう」という感覚にある種の「気持ち悪さ」を覚えました。 一部の発展途上国の農村では年頃の女の子が初潮を迎えると、その事実はすぐに、村中に知れ渡ります。「妊娠できるようになった」ということで、女の子の意思と関係なく、村人から花嫁候補と
連載中の小説『婚活迷子、お助けします。 仲人・結城華音の縁結び手帳』。著者の橘ももが、小説を書くきっかけとなったのは、兵庫に実在する結婚相談所『結婚物語。』のブログを読んだこと。そこで連載開始にあたって、所長の苅谷昌浩氏にインタビュー! 結婚相談所の裏側を教えていただきました。(橘もも) 『婚活迷子、お助けします。 仲人・結城華音の縁結び手帳』第1話 『婚活迷子、お助けします。 仲人・結城華音の縁結び手帳』第2話 仲人さんを介す結婚相談所を利用するメリットとは 苅谷昌浩氏 ――アプリやネットで手軽に婚活できる今、初期費用がかかる結婚相談所に対しては、ハードルが高いと感じる人もいると思います。「そこまで焦ってると思われたくない」「自然に出会いたい」という人も多いでしょうし。 苅谷:その気持ちはとてもよくわかります。ただ、アプリ婚活の目的はあくまでも“出会い”であって、結婚ではないんですよ。出
いわゆる「彼女いない歴=年齢」の40代男性がいる。彼は、ある女性を好きになったが、コミュニケーションがうまくとれずに小さなつまずきやすれ違いが多く、いつも揺れ動いている二人の関係や彼女の一挙一動に敏感に反応する心に振り回されていた。 好きな人と結ばれたことがない、という現実は、彼から積極的に行動する力を奪っていた。いつも女性からの連絡を待ち、先に自分への関心を見ることでまず安心を得て、それから関わるようなやり方しかできなかった。 だから、女性にとっては「私のほうから動かないと会うこともできない」「デートに誘われることはない」のが実感であり、それなりに寂しさも悲しみもあった。だが、それでも男性に好意を持っていたので、自分から声をかけることをやめられずにいた。 女性には、「相手がどうであれ、その人のことが好きだと思う」自分の心を大事にしたい姿勢があった。だから、休日になってもLINEの一つも送
特集:小さな「助けて」を社会へ 社会のさまざまな場所に、困難な状況に置かれながら、そのことを他者に打ち明けることなく、抱え込んでいる人たちがいます。外側から見れば、困っているのであれば誰かに頼ればいい、支援団体や行政窓口などに相談すればいいと言いたくなるかもしれません。しかし、困難を抱える当事者がみずからSOSを出すことは、決して簡単なことではありません。どのようにすれば、大きな声にはなりづらい「助けて」を、社会にひらくことができるでしょうか。複数のフィールドから考えます。 援助希求できなかった「彼ら」 2015年初夏に脳梗塞を起こし、高次脳機能障害の当事者となった。それ以前と以後で、「援助希求」(当事者が他者に救いを求める声を上げること)について思うことは僕の中で大きく変化した。 病前の僕は取材記者だったが、そのテーマは子どもや女性、若者の貧困問題であり、とくに「援助希求できない弱者」が
中学生や高校の時分には、よく「学生の本分は勉強だ」などと勉強以外の遊び、なかでも色恋ざたを咎めるようなことを言われ、大人たちに釘を刺されるものだ。そうして、それを真に受けた学生たちは浮ついた青春を繰り広げる周囲を尻目に本を読んだり勉強したりして、今に見ていろ、「将来」こっちのほうが正しかったと分かるんだから、と歯を食いしばる。 ところが大人になり、社会に出てみると、我慢したわりに何も楽しいことなどなく、怒られ、馬鹿にされ、非難され、ようやく「これからも暮らせる」程度の金銭が得られる。もしも何か「これのために頑張れる」と思えること、楽しいことや大切なものがあればそのために「暮らせる」かもしれないが、その楽しいことは「本分ではない」と学生の時代に置いてきたのだった。慌てて失くした青春を取り戻そうと各々のタイミングで努力を始めるが、そこでようやく気付くのは、大人に恋愛能力などもはやないということ
つい先日買ったiPhoneが故障したので、AppleストアにiPhoneを修理しに行った。 予約ができなかったので、「当日枠」に入るためApple storeまで出かけ、15分位待ってiPhoneを診てもらえることになった。 Genius barに行くと「あちらの机の席にかけてお待ち下さい」と言われた。 担当者が来るまで、暫く時間があったので周りの人達を眺めていると、なにやら向かいの席が騒がしい。 見ると、初老の夫婦がAppleのスタッフに対して、声を荒げている。 ついに、初老の男性がキレた。 「何でお前はそんなに上から目線なんだ!」と大声で怒鳴る。女性も「スタッフを変えて!」と大きな声で周りにアピールをしており、周囲が少しざわついた。 Appleのスタッフは去り、初老の夫婦だけが残された。 彼らは「なんでこんな上から目線なんだ、バカにしやがって……」と話していた。 話が全て聞こえてきたわ
姉、最終的にハイスペ男とくっつくまでに、相当の弱者男性が切り捨てられてきたと思う。 自分もどっちかというと姉寄りの人間だと思う(低身長でデブで胸がでかいとこが違う)けど、本当にメンヘラとかニートとか高齢独身男性とかにモテまくった。 ハイスペとは接点がなかったけど。障害者も来るよね…。偏見なく優しくしてくれるからワンチャンあるって思うのかも。 彼ら「今好きな人いるんですよ~」って言うと絶対手出してこないのでそこは安全だったけど。 実際、彼らの属性気にせず友達として仲良くしてるのは本当なんだけど、自分にとっては知り合い枠でフラットに付き合ってるだけの話であり、恋愛となると彼ら全員と付き合うわけに行かないから切らざるを得ない。ちょっと距離感間違えると絶対ひどいことになると思った。 姉も、結局のところ結婚するのはハイスペってとこが残酷よね。なんのかのいって。 自分も結局、寄ってくる人の中で一番マト
誰かから好きになってもらえたことが 一度もなく、 22歳で、処女だった。 本当に本当に本当に焦っていた。 この年齢で処女であることに本当に焦っていた。 当時、大学4年生の22歳で処女だった。 17歳くらいから「実はこの間彼氏と…」という報告を友達からされるようになり、 22歳になるころには当たり前に女子会でセックスの話題になることが増えた。 自分だけが知らない話題が頻繁に出ることに疎外感を覚えた。 自分自身はクソブスのインキャだけど、 友達とか所属してるゼミとかサークルとかバイト先とかの人は可愛い子ばっかりで 自分の親しい子の中には一人も処女がいなかった。 「えっ!?まだしたことないの?」 「22歳で処女は重いよ、早く卒業しちゃいなよ」 「初めては大事にしなよ」 たくさんの人から色々な意見をもらった。 セックスを経験している同い年の子や後輩が、自分よりずっとずっと大人に見えた。 「彼氏とH
主催している男性の語り合いグループ「ぼくらの非モテ研究会」(以下、非モテ研)で来週行われるイベントに向けた思いのようなものを書いておこうと思う。 https://kokucheese.com/event/index/566119/ これまで非モテ研は「モテ」を目指すものではないと謳ってきた。 ではなくて、「モテたい」と思う気持ちに焦点を当て、なぜ過度に「モテたい」と思うのか、その気持ちが高じて苦しくなってくるのかを当事者研究という手法を用いながら仲間たちと探求してきた。 またその結果として、「非モテ」男性にはいじめやからかい、パワハラ、無視などの被害を受け、集団から疎外された経験があったことがわかってきたため、互いにケアし合うグループとしても発展してきた。 とは言うものの、非モテ研は恋人ができることを否定する立場はとっていない。リア充爆発しろとは思っていない。 仲間の中にパートナーのいる人
百戦錬磨のワイの意見。 「とにかく強制しないこと」 「少しでも嫌がっている様子を察知したら撤退する」 この2点を徹底していれば難しいことなんて一つもないよ。 ・手にちょっと触れてみる→嫌がらなければ繋いでみる→そのうち向こうから繋いできます。 ・顔の近くに顔を持っていき見つめる→嫌がらなければチューOK→そのうち向こうからチューしてきます。 ・ベッドに座ってみる→となりに来なければそれ以上誘わない。 ・となりに来てくれた→肩をもってゆっくり横に寝かす>嫌がらなければ脱がしてOK ・「電気消して」みたいなことを言われたら素直に応じる。 女の子は男の身体の大きさや腕力がとにかく怖いんだよ。筋力が大人と幼稚園児くらい全然違うからね、あの腕の細さを見たらわかるだろ。 相手に怖がらせないようにするにはどうすればいいか。と考えれば何も難しいことはない。 なお女にとって「基本的にすべての男はキモイ、ただ
恋愛経験がないので一笑に付されるかもしれないけれど恥を忍んで聞いてみたい。 「手をつないでいいですか」や「キスしていいですか」、「セックスしてもいいですか」などの恋愛における同意がどういうものなのかがわからない。 こうした同意をとらずに雰囲気でやろうとするのは性加害の一環にあたるの? その場合、相手が受け入れていたしても、もし拒絶されていたときのことを考えると非常に危ない行為だし相手を尊重していないように思える。 フィクションでは付き合う前の人たちでも同意なしでしてるけど、あれは実際にはあり得ないことなのだろうか。 追記 週の初めの忙しい時期に拙い質問に親身にお答えいただきありがとうございます。 ここまで多くの方々のお目に触れるとは思わず、大変お見苦しい文章失礼いたしました。 実はラフな文章で長文を書くのが苦手なので、形式ばったかたちで返信させていただきます。 行為と言葉による同意について
意識高い系中島意識高い系大学生。ジャンルを問わない強くなるための情報発信。読者の方を集めたイベントを全国で開催してるぜー! カツオ君は海山商事で働く新卒2年目のサラリーマン。 一浪して第1志望の大学に入り、そのまま普通に進級し、見事第1志望の企業に採用されました。優しい上司や励まし合える同期に囲まれ、幸せな社会人生活を送っていたカツオくん。しかしそんな彼にも悩みがありました。 カツオ君は生まれてこの方、彼女がいたことがありませんでした。 つまり彼女いない歴=年齢。 中学時代一度だけ好きな女の子に告白しましたがフラれてしまい、それがトラウマで好きな子が出来てもアプローチできず、ついぞ彼女ができることなく社会人になりました。 そんな悩みを抱えていたある日、久しぶりにサークルのOB会がありカツオ君も参加しました。カツオ君が所属していたのは国際系のサークルで、一緒にボランティアに行ったかつての仲間
いさけんさん【目指せ令和の紀貫之チャレンジ(小休止中)】 @isa_kent 何というか、こういう感じでキレる人って、男女問わず結構な割合でいるよなとは思う。このご夫婦のこれまでの経緯が分からないから何とも言えないけど、会話での相手の返答を最初から想定してるから、違うと腹が立つのかしらん。 twitter.com/hori_gotatsu_/… 2018-11-29 09:39:56 垂直 @hori_gotatsu_ 今日の店のこと旦那に「ビール250円ハイボール150円てすごくない?」と話したら「まぁそういう戦略なんでしょ?薄利多売的な」とまた知った様な浅い事を言うので「何が戦略~だよ!その値段で毎日出せること自体凄いだろ!何で、へ~すごい安いねって普通の会話ができないんだよ!」って割とキレた 2018-11-25 20:44:42 佐川・抜け首・なん @nankuru28 この会話に
「仕事を始めたばかりのころ、頭の中に考えが浮かんでも、それを口に出す自信がなかったのを覚えている」とメンデルソン氏は話す。
私が立憲野党に投票する理由 @touhyou5969 私の息子は、私が安倍晋三の批判をすると嫌な顔をする。息子は安倍晋三が好きな訳ではない。 批判等のマイナスの感情に触れるのが嫌なのだそうだ。自分の心の中だけで思っていればいい、と言う。そうだろうか? その様な考え方こそが、アベ政治を容認してのさばらせているのではないか?そう思った。 2018-07-10 07:52:05 私が立憲野党に投票する理由 @touhyou5969 現在で242件もの返信をいただきました。ビックリです。 息子にこのツイートを見せたところ、やはり多くの方々のご指摘通り、批判の「内容」ではなく「表現方法」が嫌なのだ、と言われました。 確かにその通りだと思います。 今後は「アベちゃん、こうすればいいのに」と言う様にしたいと思います。 2018-07-10 20:35:26
2017.08.02 08:00 男子は弱音を吐く訓練をしよう。社会の意外な柔軟性に気付いたら、生きやすくなる――トミヤマユキコ×清田隆之『大学1年生の歩き方』 ライターとして活躍する傍ら、大学教員として学生たちの悩みに寄り添ってきたトミヤマユキコさんと、同じくライターであり、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表として、これまで1000人以上の恋の悩みに耳を傾けてきたという清田隆之さん。 お二人がしたためた、悩める若者たちに向けたマニュアル本『大学1年生の歩き方』(左右社)は、大学新入生の指南書としてはもちろん、人生のあらゆる局面を通しての「転ばぬ先の杖」として携えていきたい一冊です。 若い時期に失恋をしておいたほうが良いことや、セクハラ・アカハラの捉え方などに話が及んだインタビュー前編では、『男/女という二元論的な括り方をしてはいけないものの、性別によってコミュニケーションのとりかたに異な
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