母が武道館の舞台に立つという。 剣道や柔道の大会に出るのではない。踊るのだそうだ。武道館の舞台で。 つまり、武道よりもアイドルのコンサートに近い意味で武道館に出るのだ。
母が武道館の舞台に立つという。 剣道や柔道の大会に出るのではない。踊るのだそうだ。武道館の舞台で。 つまり、武道よりもアイドルのコンサートに近い意味で武道館に出るのだ。
ダムと言えば豪快な放流、というイメージの人は多いだろう。 そして、そんな光景を期待して見に行ってみたものの、シンと静まりかえるダムがそこにたたずむだけで1滴の水も流れていなかった、という経験をお持ちの方も少なくないと思う。 そう、ダムは思ったより放流しないのである。でもそれで諦めて興味をなくしてしまうのはもったいない。ちょっと調べれば、豪快に放流しているダムを探すことはできるのだ。
これが今日現在までに集まった「帰宅ログ」。2011年3月11日、地震があった後、首都圏のみなさんがどのようにして帰ったか、の記録だ。青は鉄道・バスなどの公共交通機関、そして赤は徒歩による移動。 東京の被害は東北のそれに比べれば軽微なものだったが、それでも大きな問題だった思うのは、やはり交通網が麻痺した際の、首都圏の帰宅難民だ。ぼくも帰れなくなった。 情報があまり得られない中、どのタイミングでどういう手段で帰ればいいのか、という判断はかなり難しかった。さんざん話には聞いていたが、いざほんとうにそうなってみると戸惑うことばかり。関東大震災以来、東京にとってはじめての、実際に起こった大規模な帰宅難民問題だったはずだ。 と同時に、多くのみなさんと同様、ここ数日ぼくも「自分に何ができるだろうか?」と考えていた。で、出した結論がこれ。とりあえずみなさんの帰宅のログを残しておこう。後のために。誰かのため
さいきん流行りのコンビニスイーツ、ロールケーキ。 中でも、昔ながらのくるくる巻いてあるタイプではなく、内側に純白の生クリームがぎっしり詰まった、高級感のあるものが人気らしい。 確かにおいしいけど、あの純白の断面は見た目にちょっと寂しくないだろうか。あの部分をキャンパスにして、見た目に楽しいロールケーキが作れないか。 そこで、国旗の模様のロールケーキを作ろうと思い立った。 (萩原 雅紀) ふつうにロールケーキを作る 思い立ったはいいけど、ロールケーキはおろか普通のケーキも作ったことがないので、レシピをいろいろ検索して作ってみた。
埼玉県に、普通の路線バスが首都高速を走っている区間があるらしい。 前と後に扉のある、一般的な路線バスが、である。 これは乗りに行かねばなるまい。 (工藤 考浩) さいたま新都心から 前回「日本一の橋を渡る路線バス」という、アクアラインを走るバスの記事を書いたときに、これを読んだ方からツイッターでこの情報をいただいた。 アクアラインを走っていたバスは、路線バスとはいっても前にしか扉のない、いわゆる「高速バス」だったが、埼玉のバスは普通の路線バスだという。 実は首都高の東京湾トンネルを走る路線バスには、稚内から東京までバスを乗り継いで帰ってきたときに(→こちら)乗ったことがある。 だったらそれでいいじゃないか、という意見もあろうが、乗ってみたいからさいたま新都心へと向かった。
太鼓といわれてまず思い浮かぶのは、どんな太鼓だろうか。ロックやジャズのバンドで使うドラムセット、小学校で鼓笛隊のときに使ったスネアドラム、盆踊りで見た和太鼓、などなど…。 普通の人でも3つや4つ、音楽に詳しい人なら10や20くらいはすぐに思いつくと思う。でも世界中には、もっともっといろんな太鼓があるのだ。いま「もっともっと」って言われてあなたが思い浮かべた数の、さらに何倍も、何十倍もある。なんたってこの博物館だけで、約900点もあるのだ。 ここは世界の太鼓が集まる博物館である。プープーテレビで活躍中のエアギタリスト・宮城さんと一緒に行ってきました。 (text by 石川 大樹) もう一度いうけど900点ある 世界中の太鼓を集めて展示しているのは浅草にある「太皷館」という博物館で、和太鼓と神輿の老舗・宮本卯之助商店さんが運営している。
先日、運転を開始した東北新幹線の新しい列車、「はやぶさ」。 最高速とか長い鼻のデザインとかグランクラスとか話題も豊富で、僕も人並みに乗ってみたい。初日の出発式で県知事が「青森の時代が始まる」と言ってしまう気持ちも分かる気がする。 ところで、新しい新幹線が華やかに登場した影で、そこに至るまでにいくつもの試作車が造られて、技術の下地を養ってきたことはあまり知られていないと思う。 偶然、そんな「はやぶさ」の祖先にあたる新幹線に会った。 (萩原 雅紀) 新幹線の車両基地に行った 先日、仙台に行く用事があって、空いた時間に新幹線の車両基地に行ってみた。 仙台駅から普通電車で20分ほどの利府駅から歩くと、東北新幹線の車両基地である「新幹線総合車両センター」がある。
久しぶりにどっからなにを説明したらいいのか、ちっともわからないような体験をした。 簡単にいうと、ちゃんとしたライブハウスで本格ジャズバンドに挟まれて、二人羽織による初ライブをすることになったのだ。しかも一気にロックとジャズの二本立て。 ほら、なにをいっているかわからない。 (玉置 豊) 二人羽織でライブをしました ギターが弾けないけれどバンドがやりたい。だったら二人羽織で誰かに弾いてもらえばいいじゃないということで、当サイトのライターで同じく楽器ができない斎藤充博さん、櫻田智也さんと結託し、知り合いのプロミュージシャンを巻きこんでタンデムというバンドを結成したのが去年の3月。 その記事はこちら。
ワークショップコレクションという、子供向けのワークショップを集めたイベントが行われるという。 圧巻なのはそのワークショップの数、なんと87個もある。それが一堂に会すのだ。よりどりみどりを通り越して、ちょっともう、わけがわからない、というレベルになっている。 今回デイリーポータルzは、このイベントのメディアパートナーになっている。面白そうなので、手を挙げて取材に行かせてもらった。 (斎藤 充博) ワークショップコレクションは大盛況 このワークショップコレクションは、慶応義塾大学の日吉キャンパスが会場になっている。当日は親子連れの数がすごいことになっていた。最寄り駅(ほどんど会場と隣接している)を出た瞬間、イベントに向かう行列が見えるほどだ。
先日開催された東京マラソン。 3万6千人が出場し、216万人が声援を送ったそうだ。 今年で開催5回目になるが、すでに東京を代表する一大イベントといっていいだろう。 東京マラソンのキャッチフレーズは「東京がひとつになる日。」だが、たしかに一年でいちばん東京に住んでいるんだということを意識する日だと感じる。 ちょうど青森のねぶた祭りや徳島の阿波踊りのような位置づけになっているのではないだろうか。 そんなお祭りのような東京マラソンに、僕も出たい。 (工藤 考浩)
スバル・レガシィ 言うまでもなく、富士重工業の誇る人気4WD車である。 最近、各種媒体で同社の車を目にする機会が多い。そう、「ぶつからないクルマ」「ついていくクルマ」という最新の機能が注目を集めているのは、周知のとおりだろう。 そんなスバルから、こちらデイリーポータルZに依頼が舞い込んだ。 「ぜひ、スバル車の数々の性能を体験して、記事にして欲しい」 とのことである。てっきり、車の試乗をさせてくれるのかと思っていたら、全然違っていた。 (乙幡 啓子) ダジャレガシィ 2月某日。今回の記事を書くことになった筆者・乙幡はニフティの会議室へ。スバルからの依頼を、編集部の工藤・安藤両氏から詳しく聞く。 「4輪駆動の車は、2輪駆動の車と比べて、悪路に強いんですよ」 「高い安定性で、快適な走りが約束されますし」 「あっ、はい、そうでしょうね」 「悪天候時での安定した挙動が、ドライバーの信頼に応えます」
京都に残る文化財と聞いて、イメージするものは何だろう。多少の個人差はあれど、おおむね清水寺とか東寺とか、社仏閣的な何かではないだろうか。 確かに、京都には数多くの古い寺院や神社が存在し、文化財も山ほどある。その為、京都には日本全国の修学旅行生からご年配の方々まで、数多くの観光客で一年中賑わっている。 しかし、私は声を大にして言いたい。京都は寺院や神社も良いけれど、学校建築もまた素敵だよ、と。 (木村 岳人) その出会いは唐突に、西本願寺の学校、龍谷大学にて 事の始まりは、先月西本願寺を訪れた時に遡る。 西本願寺といえば、境内の中央に堂々とそびえ建つ、巨大な本堂や御影堂が印象的ではあるが、それら以外にも文化財は数多く、裏手に回れば桃山様式を代表する書院や唐門などが、今もなお現存している。 そのうち、境内の南端に位置する唐門は、全面に彫刻が施されたド派手なもので、時間を費やして表裏じっくり見る
もし自分がものすごいお金持ちだったら何が欲しいかという質問に答えるならば、私は定置網一式が欲しい。 私のイメージするそれは、海に仕掛けておけば毎日勝手に魚が入り、好きな時にいって欲しい魚を網ですくえる俺専用天然魚生簀。魚好きにとっては夢の四次元ポケットである。 なんて勝手なことを妄想しているのだが、憧れの定置網が実際はどんなものかよくわかっていないので、千葉の鴨川まで逢いにいくことにした。 (text by 玉置 豊 photo by 坂 祐次 ) 鴨川漁協の定置網は大きいらしい 定置網を見学させていただくにあたって、先月の記事に書いた地引網でお世話になった富浦漁協の方に聞いてみたら、富浦にも定置網はあるけれど、見学ならば外房に面した鴨川の定置網がでかくてオススメらしい。 一般人が定置網を手に入れることはどうせ叶わぬ夢なのだから、いっそ車好きがフェラーリ一台欲しいというレベルの夢ではなく、
初詣・七五三・結婚式など、日本では人生の節目の行事に「お参り」がある。中には正直バレンタインやクリスマスレベルのぼんやりした行事になってるものもあるけども、神社を通ると「せっかくだからお参りしていこうか」と思ってしまう程度には染みついていたりする。でも、中には我々がまだ知らない、体験してないお参りも中にはある。それも「男だけがよく知らないお参り」てのも。 昨年妻が妊娠したのだけど、それで始めて知ったのが「戌の日の安産祈願」というお参り。よくお守りで「安産」があるのは知ってる(昔の『笑っていいとも!』とかで)けども、それ用のお参りがあるとは知らなかった。これって男は知らないよね?ということで男目線で参ってきたレポートです。 (大坪ケムタ) 服、お菓子、そして手渡し隊 まず「戌の日」って何?牛の刻参りとかマイライフアズアドッグ的な?てところからいきましょうか。このお参りは妊娠5ヶ月目に入った最
東京の西部に広がる住宅地、多摩ニュータウンの入口に、なんだかかっこいい形の橋が架かっている。しかもその橋は、多摩の丘陵を登る長い坂道の上を跨いでいるので、きっと眺めもいいはずだ。 前から気になっていたので、天気のいい日に行ってきた。 (萩原 雅紀) 橋の名前はくじら橋 広大な多摩ニュータウンの東の端、稲城市。多摩川沿いの平地から、丘陵地を切り開いて造られたニュータウンへ続く長い上り坂の途中に、その橋は架かっている。 白いコンクリートに包まれた、ゆるやかに3次元のカーブを描くその姿は独特で、一度見たら忘れられないインパクトを持っている。
海外旅行が身近になり多くの人が海外旅行をし、海外で仕事をしている日本人も多い2011年。 ところが僕は一向、海外旅行をする機会がない。でも外国には行ってみたい。珍しい雑貨を買ったり、ブラジルの黄色くて甘いお菓子を食べてみたい。変わったチーズを食べ、メルシャン以外のワインを飲みたい。 今日は、そんな僕の欲望をかなえるべく首都圏にある海外っぽいスポットを巡ってきました。行ってきた後の感想としては、「IKEAすげぇ」です。 そこまでの顛末をお話ししましょう。 (松本 圭司) 海外と言えばモヤモヤだ 今回の大ざっぱな流れを説明しちゃうと、まずは広尾のナショナル麻布に行った。でもって大久保のコリアンタウンと上野でアジアンな気分を味わい、南船橋のIKEAと幕張のコストコに行った。 それらはどれも異国だった。日本だけど実に異国で、文化を知らないが為にモヤモヤした気分になったりもした。モヤモヤした腑に落ち
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子供の頃、甘いものが欲しくなるとよく母親に「カタクリコたべた~い」とねだっていた。ずいぶん荒っぽいオヤツ事情、戦後の子かワシは。 とはいえ粉をそのままサフサフ食べるわけではもちろんない。懐かしの好物を、今あらためて味わおう。 (櫻田 智也) レシピのご紹介 母親がつくってくれた(くれた、というほどの物でもない)、片栗粉と砂糖を一緒にお湯で溶いたスイーツ。それがぼくの大好きだった「オヤツとしてのカタクリコ」である。 具体的に説明してみるとどうだろう、あらためて寂しい食品ではないか。 ぼくはこれを母から「はい、カタクリコ」といって食べさせられていたので、片栗粉が一般には粉末を指し示すということを、ずいぶん長いこと知らなかった。 以前このことを知り合いに話したところ「catakuricoって書いたら高級感が!」と言っていたが、余計に悲しいとおもうよ、ぼくは。
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