まさに「ゴーン劇場」だった。12日に日産自動車と三菱自動車が開いた資本・業務提携の記者会見のことだ。日産のカルロス・ゴーン社長は満面の笑みを浮かべていた。悲願だった世界首位グループの証しである世界販売台数1000万台、通称「1000万台クラブ」入りの切符を手にしたためだ。仏ルノーやロシアのアフトワズなどとアライアンス(提携)を駆使し、競争力を高めてきたゴーン氏。三菱自を事実上、傘下に組み入れ、提
燃費の不正などの問題で新車販売が落ち込んでいる三菱自動車工業に対し、軽自動車などの分野で協力関係にある日産自動車が2000億円を超える規模の巨額の出資を行って、事実上、傘下に収める方向で最終的な調整に入ったことが分かりました。
9月22日、日産は「アルティマ」のデザインを刷新する計画を発表した。写真は同社のロゴマーク。横浜で2012年7月撮影(2015年 ロイター/Yuriko Nakao) [22日 ロイター] - 日産自動車<7201.T>の北米部門である北米日産は22日、米国で人気の中型セダン「アルティマ」のデザインを刷新する計画を発表した。さらなる需要を取り込み、米国販売で首位を走るトヨタ自動車<7203.T>の「カムリ」との差を縮めたい考え。 北米日産はブログで、アルティマの2016年モデルについて、外観を一新し、衝突防止などの安全装備やセキュリティ機能を充実させると説明した。 今年1─8月のアルティマの販売台数は、前年同期比1.2%増の23万8200台だった。同時期のカムリの販売台数は約29万2000台。ただ、前年同期からは4.8%減少している。 私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
「自動車業界は人材の奪い合いが起きている」。昨年12月、日産自動車の経営幹部の流出が相次いでいたことに対し、カルロス・ゴーン社長は「最近、誰か辞めた人はいましたっけ?」と冗談交じりに話しながら、こうも答えていた。 そして今回、「確かな実績を持つ、優秀な自動車業界の幹部」(ゴーン社長)として元トヨタ幹部を引き入れる。日産は6月3日、トヨタ自動車の欧州法人の元幹部、ダニエル・シラチ氏(50歳)が7月15日付けで副社長に就任する人事を発表した。 最高意志決定機関のメンバーに トヨタ出身者が日産本体の役員に就くのは今回が初めて。また、最高意志決定機関であるエグゼクティブ・コミッティ(EC)のメンバーにも入る。日産でのキャリアがなく、他社から転身した幹部がいきなりECメンバーに就任するのも異例のことだ。
24日、日産自動車が横浜市内で定時株主総会を開催した。世間的に注目が高かったカルロス・ゴーン社長の14年3月期の役員報酬は、前の期より700万円多い9億9500万円だったことが明らかにされた。今回も昨年同様、3月期決算の上場企業で報酬額トップになる可能性がありそうだ。ただ日産自は多くの同業他社と違い、前期に最高益を更新できなかった。高額報酬への批判が増えるのかと思いきや、出席した株主の不満を聞く
日産自動車が苦戦しています。円安にもかかわらず2年連続で業績を下方修正し、国内自動車メーカーの中では「一人負け」の状態。昨年11月、志賀俊之氏が最高執行責任者(COO)を退いた人事は「引責辞任」に映るものでした。さらに3月17日に発表された人事では山下光彦氏、今津英敏氏らカルロス・ゴーン社長を長年支えてきた副社長陣が相次ぎ退任するなど大掛かりな人事の刷新が続いています。今、日産内部で何が起きてい
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