立憲民主党の塩村文夏参院議員は19日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、上川陽子外相が18日に、静岡県知事選(5月26日投開票)の応援演説で、自民党推薦候補の当選を念頭に「この方を私たち女性が(知事として)うまずして、何が女性でしょうか」と述べ、19日に発言を撤回する意向を示したことについて言及した。 上川氏は18日の自民党推薦候補の応援演説で「(知事選出馬に)一歩踏み出していただいたこの方を、私たち女性がうまずして、何が女性でしょうか」と発言した。自民推薦候補を新しい知事として、女性有権者の力で「生み出す」という趣旨だったとみられるが、「うまずして、何が女性でしょうか」というくだりは女性の出産を想定させる側面も否めず、自民党内外からも批判の声が出ている。こうした経緯を踏まえ、上川氏は19日、報道陣の取材に応じ「私の真意と違う形で受け止められる可能性があるとの指摘を真摯(しんし)に受け止め