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GeschichteとBuchに関するUnimmoのブックマーク (6)

  • やさしい茶の歴史(二)(橋本素子) | 八木書店グループ

    やさしい茶の歴史(二)(橋素子)日最古の茶園・大内裏茶園 前回、弘仁6年(815)6月3日、嵯峨天皇は、畿内等で茶を植え、それを毎年献上するように命じたが、実際にそれが行われたかどうかわからないと書いた。また、永忠・最澄・空海ら入唐僧が、帰国後茶をどのように調達していたのかわからないとも書いた。 そのような中で唯一、嵯峨天皇の命以後に作られたことが確認できる茶園がある。それが平安京大内裏茶園である。さしずめ、霞が関官庁街の一角に茶園があった、ということになろうか。そして関連する史料からは、この茶園の茶葉を使い製茶が行われ、その茶を宮中の儀礼で使用していたことが想定できるのである。 大内裏茶園の場所は、一条大路より南、正親町小路より北、大宮大路より西、櫛笥小路より東(現京都市上京区、一条通より南、中立売通より北、大宮通より西、智恵光院通より東)の一町四方で、ちょうど平安京の鬼門にあたる。

    やさしい茶の歴史(二)(橋本素子) | 八木書店グループ
  • 中国の混乱期を生きた庶民の群集劇 ベストセラー入りした渾身の長編小説:朝日新聞GLOBE+

    清朝が瓦解し、中華民国が成立したものの、軍閥混戦と、「土匪(武装した土着盗賊)」による襲撃が頻発した100年前の中国。その歴史を、編年式の権力史や革命史ではなく、塗炭の苦しみを味わう庶民の目からどう描くか。これまで林耀華『金翼』(1944年)のような社会学の古典的名作はあった。現代作家の余華は、8年ぶりとなる新作長編小説『文城』において、群集劇風の民間故事の形式でこの難題に挑んだ。 余華といえば、『活着(活きる)』『兄弟』などの長編がロングセラーとなり、多くの国民が主人公に自分の実人生を投影させてきた。作ではこれまで扱わなかった時代に、新たな登場人物を造形した。農村社会の生活倫理に根差した、起伏に富んだ情欲世界を、複雑で重層的なストーリー展開で活写した。伝統的伝奇文学と魔術的前衛文学を兼ね備えた味わいだ。 黄河北辺の富農の林祥福のもとを、長江以南の「文城」から来たという阿強・小美兄妹(実

    中国の混乱期を生きた庶民の群集劇 ベストセラー入りした渾身の長編小説:朝日新聞GLOBE+
  • 『歴史に関する本を買いたい中学生・高校生のみんな!悪いこと言わないから岩波・中公・ちくま・講談社現代・平凡社の文庫か新書か選書にしておけ!』-遊牧民氏による中高生向け一般書店に置いてる歴史系選書レーベル紹介-

    遊牧民@候選 @Historian_nomad 中学生がなけなしの2000~3000円だして手に取る、それも大型書店などではなく町中のショッピングモールなどに入ってる小型の「屋」で手に入るレベルのがゴミカスみたいなのばっかだからよくないのではないか。名指しするとあれだから言わないけど猛省しろ(何 2021-02-08 19:07:32 遊牧民@候選 @Historian_nomad 歴史に関するを買いたい中学生・高校生のみんな!悪いこと言わないから岩波・中公・ちくま・講談社現代・平凡社の文庫か新書か選書にしておけ!あとあれば河出かNHKブックス!ほかはちょっと著者を見分けるセンスがないと厳しいから!(何 あと塾講師が書いてるやつはやめろ!いいな!(あっ 2021-02-08 19:18:41 遊牧民@候選 @Historian_nomad 高校生ならたぶん結構な確率で教科書持ってる

    『歴史に関する本を買いたい中学生・高校生のみんな!悪いこと言わないから岩波・中公・ちくま・講談社現代・平凡社の文庫か新書か選書にしておけ!』-遊牧民氏による中高生向け一般書店に置いてる歴史系選書レーベル紹介-
    Unimmo
    Unimmo 2021/02/09
    中公の『物語・〜の歴史』シリーズは良書が多い。あと、できるだけ出版年月の新しいものを買いましょう。おまけ。岩波少年文庫『ベルリン』三部作。史書でなく物語ですが、おすすめします。
  • ドイツ軍の“伝説”は歪曲して語り継がれているーー軍事史研究者・大木毅が語る、巨大な空白を埋める意義

    ドイツ国防軍で最も有名な将軍と呼ばれたエルヴィン・ロンメル。その英雄像から生まれた数々の俗説を打破し、読者に新鮮な驚きを与えた『「砂漠の狐」ロンメル』(角川新書)。また、歴史に埋もれた戦場、いや地獄を我々の前によみがえらせ、「新書大賞2020」の大賞を受賞した『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』(岩波新書)。新書市場の話題を席捲している大木毅氏が、新刊『戦車将軍グデーリアン 「電撃戦」を演出した男』(角川新書)を上梓した。 第二次世界大戦下、ドイツ装甲集団を率いた将軍にして、「電撃戦」の生みの親とされ、連合軍からも名将とされたグデーリアン。書は、“伝説”となった戦車将軍の作られた仮面をはぎ、虚実を明らかにした一冊となっている。ロンメルと同様に、グデーリアンの研究もまた日では遅れ、とうに否定されている“伝説”が未だに独り歩きしているというのだ。なぜ、日ではかくも歴史が歪曲して語り継がれるのか? 

    ドイツ軍の“伝説”は歪曲して語り継がれているーー軍事史研究者・大木毅が語る、巨大な空白を埋める意義
  • 日本史学者・呉座勇一が選ぶ日本の戦の本6冊

    戦後、日歴史学界は、太平洋戦争の勃発を防げなかったことへの反省から、反戦平和主義を唱えるようになった。それじたいは結構なのだが、軍事や戦争を研究対象に据えることを避けるようになった。 真に平和を望むのであれば、軍事や戦争を思考の外に置くのではなく、かえってそれらを正面から検討し、戦争回避の方法を真摯に考察する必要がある。近年は日史学界でも、右の問題意識から、軍事史研究や戦争論が盛んになっている。ここでは、そうした研究成果のエッセンスが詰められた一般書を紹介する。 まずは古代史。古代には、貴族が謀略をめぐらす陰湿な雰囲気がつきまとうが、実際には多くの政治抗争に武力行使が伴った。藤原氏が他氏との権力闘争に勝利できたのは、自らの私的武力を公的武力に組み込み、また公的武力を私物化することで巨大な軍事力を掌握したからである。【1】『古代国家と軍隊』(笹山晴生・講談社学術文庫)はこの分野の古典的

    日本史学者・呉座勇一が選ぶ日本の戦の本6冊
  • エロ本の歴史、19世紀ロンドンで起こったポルノを巡る「戦争」とは?

    by Francois R THOMAS 性的な作品については、映画の世界に100年にわたる検閲の歴史が存在しますが、書籍や写真といった出版物に関しても長きにわたって争いがありました。潔癖な価値観が優勢だった19世紀のヴィクトリア朝ロンドンでもポルノグラフィーが大流行し、警察・当局・メディアVSポルノ出版側・ポルノ書店による「戦争」があったそうです。 The Secret History of Holywell Street: Home to Victorian London’s Dirty Book Trade | The Public Domain Review http://publicdomainreview.org/2016/06/29/the-secret-history-of-holywell-street-home-to-victorian-londons-dirty-bo

    エロ本の歴史、19世紀ロンドンで起こったポルノを巡る「戦争」とは?
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