どんなコンテンツでも、ファンに愛してもらい、その「愛」を「ビジネス」につなげることは難しい。一方で、利益が生まれなければ、どんなに素晴らしい作品でも続編を生み出すことは叶わない——。 キャンプブームの火付け役の一つとも言われる漫画『ゆるキャン△』(原作:あfろ 芳文社「COMIC FUZ」掲載)のアニメ最新作『ゆるキャン△ SEASON2』が1月7日にスタートする。 キャンプの魅力とキャンプを満喫する女子高生たち日常を描いたこの作品。第1作目(2018年放送)はBlu-ray/DVDもヒットし、原作の累計発行部数は450万部突破。キャンプ用品などグッズの売れ行きも上々。ビジネスとしても成功し、待望のアニメ第2作目へとつながった。 ファンの愛を持続可能なビジネスにつなげるために必要なことは何か。TVアニメーション『ゆるキャン△』シリーズのプロデューサーである堀田将市さんに聞いた。 『ゆるキャ