2019年11月2日(土) 委員が被災現場を視察 台風19号の影響で道路が崩壊し通行止めとなっている南箕輪村の権兵衛トンネル入り口付近の道路についてその復旧対策を考える国道361号権兵衛峠道路災害復旧技術検討委員会が2日設置され委員が被災状況を視察しました。 国道361号の道路崩落は大規模災害復興法に基づき政府が非常災害に指定しました。 これにより国が災害復旧事業を行うこととなり国土交通省中部地方整備局が対策を検討する委員会を設置しました。 委員は地盤工学の専門家のほか国や県の職員など8人で構成されています。 崩落したのは権兵衛トンネル手前の権兵衛2号橋で幅がトンネル入り口付近ののり面を含めて10メートルから20メートル、長さは6、7メートルです。 また2日は伊那合同庁舎で委員会の初会合も開かれました。委員会では被災箇所の作業の安全性を確認するとともに地質調査などの結果を踏まえた復旧工法な
森友学園に関する決裁文書の改ざんをめぐり、野党6党は合同ヒアリングを開き、加計学園の獣医学部新設をめぐる今治市の文書も書き換えられたのではないかと指摘しました。 ところが、この問題が一部で報道された去年3月ごろに書き換えられたあとの文書では、内容は開示されたものの1ページに減っています。また、会合に参加した人数が書き換え前の文書では14人だったのに対して、書き換え後は5人分が削除されています。 野党の議員が「参加者が削られているのは加計学園の関係者ではないか。今治市に対し、議事要旨を直してくれと指示していないか」と内閣府の関与を指摘したのに対し、「今治市の責任で作成された文書だ」と内閣府の担当者は述べ、書き換えは今治市が判断したと回答しました。 書き換えの理由について、今治市は「内閣府から議事要旨を確認するよう求められ、内容を精査した結果、聞き取り間違いやニュアンスの間違いを正した」と説明
国が学校に授業の内容を問いただす異例の事態です。愛知県の公立中学校が文部科学省の前川前事務次官を先月、授業の講師に呼んだところ、文部科学省から教育委員会を通じて授業の内容や録音の提出を求められたことがわかりました。いじめなどの問題を除き、国が学校の個別の授業内容を調査することは原則、認められておらず、今後、議論を呼びそうです。 この授業について今月1日、文部科学省の課長補佐からこの学校を所管する教育委員会宛てに内容を問いただすメールが届いていたことがわかりました。 メールでは、前川氏が天下り問題で辞任したことや、出会い系バーの店を利用していたと指摘したうえで、「道徳教育が行われる学校にこうした背景のある氏をどのような判断で授業を依頼したのか」と具体的に答えるよう記しています。さらに、録音があれば提供することなど15項目について文書で回答するよう求めています。 関係者によりますと、中学校には
陸上の養殖施設で育て、刺身で食べられるサバとして鳥取県とJR西日本が共同開発した、その名も「お嬢サバ」の本格的な出荷が始まりました。 鳥取県栽培漁業センターが、広い販路を持つJR西日本と共同で開発し、虫がつかないよう大切に育てた箱入り娘という意味を込めて「お嬢サバ」と名付けました。大阪や東京などでの試験販売を経て採算を取れる見通しが立ったため、去年から鳥取県岩美町の施設で養殖が進められてきました。 この「お嬢サバ」の本格的な出荷が5日から始まり、養殖施設で記念の式典が開かれました。式では鳥取県の平井知事が「みんなで盛り上げていきましょう」とあいさつしたあと、「お嬢サバ」を載せたトラックが神戸市に向け早速出発しました。 「お嬢サバ」は養殖にコストがかかる分、1匹1000円ほどの価格で飲食店を中心に卸されるということで、語呂合わせで「サバの日」の3月8日に店での提供が一斉に解禁されます。
「北海道職員の採用辞退率が6割を超えている」 先日、そんなニュースが飛び込んできました。調べていくと、近年、各地の地方自治体でも同じような事態が起きていることがわかってきました。人気だった地方公務員、その採用現場で何が起きているのでしょうか。(ネットワーク報道部記者 高橋大地 野田綾 伊賀亮人) 今月になって入ってきたニュースです。都道府県の職員と言えば、安定していて、地元に貢献できる職業。地方では特に人気が高いというイメージがありました。 最近の就職戦線は、学生優位の売手市場が続いているとはいっても、いくらなんでも6割は高すぎるのではないか。何が起きているのか、北海道庁の人事委員会事務局に聞いてみました。 「北海道職員の採用試験の合格者の6割前後がここ数年採用を辞退している」 今月になって入ってきたニュースです。都道府県の職員と言えば、安定していて、地元に貢献できる職業。地方では特に人気
山梨県甲州市にある山の山頂付近で、敵の侵入を防ぐために作られたと見られる尾根を削った跡が見つかり、専門家は戦国時代の武将・武田氏ゆかりの山城の可能性があると指摘しています。 発見した内藤和久さんによりますと、東西南北にわたって尾根を削った跡が見つかり、大きいもので幅がおよそ3メートル、深さが2メートル50センチほどあって、中世につくられた「堀切(ほりきり)」と呼ばれる敵の侵入を防ぐ防御の跡と見られるということです。 また、山の頂上は平らになっていて、城の中心となる「主郭(しゅかく)」があったことがうかがえ、周囲が遠方まで見渡せるようになっています。 戦国時代の城に詳しい山梨県埋蔵文化財センターの元所長で、甲州市教育委員会の小野正文さんは「戦国時代に一帯を治めていた武田氏ゆかりの山城の可能性がある。歴史書には記述がないので歴史に埋もれた城ということができるのではないか」と話しています。
一連の地震で大きな被害を受けた熊本城で、崩落した石垣の石から戦国時代に彫り込んだとみられる観音菩薩が見つかり、インターネットで話題になっています。 熊本城調査研究センターによりますと、この観音菩薩は、戦国時代に一般の人たちが先祖を供養しようと、「板碑(いたび)」と呼ばれる板状の石碑に彫り込んだものだということです。その後、江戸時代に、熊本城の石垣を造る際、急いで石を集めたために、身近にあった板碑を石垣の石に転用したものとみられ、およそ400年の時を経て今回の地震で出現したのではないかということです。 発見した加藤神社の湯田崇弘宮司は、フェイスブックを通じて「永い時を経て現れたこの観音様に思いをはせると胸が揺さぶられる」と思いをつづり、13日までの3日間に1600人以上の反響がありました。湯田宮司は「地震の被害が大きく、悲しいことばかりでしたが、観音様を見て自然と手を合わせました。私たちのこ
長野県松本市の山あいにある扉温泉に通じる県道が雪の重みなどで倒れた木で29日夕方から通れなくなり、温泉の利用客や従業員など、120人が孤立した状態になっています。 このため、県道は扉温泉までのおよそ2キロが通行止めになっています。 扉温泉に警察官や消防隊員など6人が徒歩で入って調べたところ、この地区には旅館1棟と温泉施設、それに住宅などがあり、温泉の利用客や従業員など120人が孤立した状態となっているほか、停電が起きているということですが、けがをしている人や体調が悪くなった人はいないということです。 松本市では、災害対策本部を設置し、警察や消防と連携して倒木の撤去などを進めていますが、停電の復旧や通行止めの解除の見通しは立っていないということです。
今回、事故を起こしたバスと同じように、首都圏から長野県へのスキーツアーのバスを運行している別の会社の経営者は、運転手が道を間違えた可能性もあるのではないかと指摘しています。 そのうえで、今回、バスが行程表と異なるルートを走行していたことについて、「行政の監査もあるため、あえて違うルートを通るメリットは少ない。運転手が道を間違えた可能性もあるのではないか」と指摘しています。 この社長によりますと、バスによるスキーツアーは、雪道を走るなど事故のリスクも高い一方、例年、冬の売り上げの8割程度を占める重要な仕事だということで、「今シーズンは暖冬による雪不足の影響でツアーの数自体が少なく、各社とも運行本数が通常の年より減っていて経営が苦しい」と説明しています。 また、貸し切りバスによるツアーの安全対策が強化されるなかで今回の事故が起きたことについて、「ここ数年で業界の安全に対する意識は大きく進歩して
15日午前2時ごろ、長野県軽井沢町のバイパスでスキー客を乗せたバスが道路から転落し、消防によりますと、バスの乗客乗員41人のうち14人が死亡し、27人が病院に搬送されて手当てを受けているということです。 このスキーツアーを企画した東京・渋谷区の「キースツアー」によりますと、このバスは14日夜に東京を出発して、長野県の北志賀高原に向かっていたということです。 現場は入山峠から長野県方面に1キロほど下ったところで、上りが2車線、下りが1車線になっています。バスは下りの車線を走行していて、反対車線のガードレールを乗り越えておよそ3メートル下に転落したということです。車体は道路下の木に当たった状態で横転していて、天井部分などが大きくえぐられるようにへこみ、めちゃめちゃに壊れています。 道路を管理する高崎河川国道事務所によりますと、碓氷バイパスのおよそ16キロの区間には合わせて45か所のカーブがあり
島根県の「松江城天守」が新たに国宝に指定されることになりました。城が完成した年を裏付ける祈とう札が最近になって見つかるなどしたためで、天守が国宝に指定されるのは63年ぶりです。 島根県松江市にある松江城の天守は外観は4重、内部は地上5階、地下1階の形式で、中国地方に唯一残る「四重五階」の天守です。高さ2階分の通し柱を多用するなど独自の建築的特徴があります。創建の際に平和を願って奉納されたと伝えられる2枚の祈とう札が3年前、75年ぶりに見つかり、慶長16年(1611年)に城が完成したことが裏付けられるなど新たな事実が明らかになったことで文化史的な価値が高まったと評価されました。 天守が国宝に指定されるのは昭和26年の兵庫県の姫路城、昭和27年の長野県の松本城、愛知県の犬山城、滋賀県の彦根城に続いて5件目で63年ぶりとなります。 また、昭和8年に建てられた東京・港区の「旧朝香宮邸」や、福岡県大
1万円のふるさと納税に対して20キロのコメのプレゼントが人気を集めている長野県阿南町が、6日からインターネットで今年度のふるさと納税の受け付けを開始したところ、アクセスが集中し、町のホームページが非常につながりにくい状態が続く事態となっています。 阿南町は今年度、プレゼント用のコメおよそ40万キロ分を確保する予定で、6日午前8時半からホームページと電話でふるさと納税の受け付けを始めましたが、ホームページが非常につながりにくい状態が続いているということです。 インターネットによる受け付けは今年度初めて導入され、町では申し込もうという人のアクセスが集中したためではないかとしています。 また、電話による申し込みも相次いでいて、職員は次々とかかってくる電話の対応に追われていました。 職員の1人は「電話の受話器を置いたらまたかかってくるような状態で、こんなに忙しいのは初めだ」と話していました。 阿南
コンビニチェーン最大手の「セブン-イレブン・ジャパン」は、市街地などでの出店競争が激しくなるなか、「JR四国」と業務提携し、駅構内の店舗の運営に乗り出す方針を固めました。 関係者によりますと、「セブン-イレブン・ジャパン」は、来週にも「JR四国」と業務提携を結ぶ方針を固めました。 この提携によって、セブン-イレブンは、JR四国の子会社が運営している駅構内にある30余りのすべての店で、今後3年程度をかけて看板を自社のものに掛け替えるほか、全国のコンビニで扱っている弁当や商品を販売することにしています。 セブン-イレブンとしては、国内のコンビニの店舗数が5万店を超えて飽和状態にあるという指摘もあるなか、駅構内の店舗を運営することで店舗網の強化につなげたい考えです。 一方、JR四国側としても、店舗の所有権は残したまま、セブン-イレブンが取り扱っている弁当やプライベートブランドの商品が売られるよう
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