動物と科学に関するagrisearchのブックマーク (1,703)

  • ほんの数個の遺伝子をいじるだけで鱗を羽に変えることに成功! - ナゾロジー

    ほんの数個の遺伝子をいじるだけで鱗を羽に変えることに成功! / Credit:RORY L. COOPER HTTPS AND MICHEL C. MILINKOVITCH . Transient agonism of the sonic hedgehog pathway triggers a permanent transition of skin appendage fate in the chicken embryo . Science Advances (2023)羽、毛皮、鱗と動物の体表はじつに多様な方法で彩られています。 しかし近年の研究により、羽や毛皮や鱗など一見して全く異なってみえるものが、元は同じ細胞から変化したものであることが解っています。 この元となる細胞では特定の遺伝子セットが活性化しており、後に羽や毛皮や鱗に変化する前に、共通の基礎構造(プラコード)が構築されます

    ほんの数個の遺伝子をいじるだけで鱗を羽に変えることに成功! - ナゾロジー
    agrisearch
    agrisearch 2023/05/23
    「遺伝子組み換えなど生命の設計図を変更せずに、ソニックヘッジホッグがかかわるシグナル伝達経路を活性化するだけで、鱗を羽に変化できることを示します」
  • カラスって青色混ざってるよね

    黒一色なわけなくね よくみればいいのに

    カラスって青色混ざってるよね
    agrisearch
    agrisearch 2023/05/22
    クジャクの羽根さえ、メラニンによる構造色。https://www.yamashina.or.jp/hp/kenkyu_chosa/kujaku_kozoshoku.html /濡羽色(濡烏)の仕組みは人間の髪でも。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BF%A1%E7%83%8F
  • ナマケモノの毛皮に抗生物質生産菌か 耐性菌問題に光 コスタリカ

    ナマケモノ。コスタリカの保護区で(2023年3月10日撮影、資料写真)。(c)Ezequiel BECERRA / AFP 【5月1日 AFP】ナマケモノの毛皮に抗生物質生産菌が潜んでいる可能性があると、中米コスタリカの研究チームが発表した。近年深刻化している抗生物質が効かない「スーパー耐性菌」の問題に光をもたらすかもしれないと、研究者らは期待を寄せている。研究論文が学術誌エンバイロメンタル・マイクロバイオロジー(Environmental Microbiology)に掲載された。 高温多湿なカリブ海(Caribbean Sea)沿岸のジャングルの樹冠に生息するナマケモノは、のんびりとしたコスタリカのシンボルであり、主要な観光資源でもある。 ナマケモノの皮膚上では虫や藻類、真菌や細菌など微生物の活動が活発で、その一部には疾病リスクもあるが、だが専門家らは、ナマケモノは驚くほど感染症に耐性が

    ナマケモノの毛皮に抗生物質生産菌か 耐性菌問題に光 コスタリカ
  • 「動物言語学」…紀元前からの常識が覆る! 東大で”鳥語博士”が始める世界初の学問の驚くべき中身 | FRIDAYデジタル

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    「動物言語学」…紀元前からの常識が覆る! 東大で”鳥語博士”が始める世界初の学問の驚くべき中身 | FRIDAYデジタル
  • ティラノサウルスに「唇」があった可能性、なぜ唇が重要なのか

    このイラストに見られるように、ティラノサウルス・レックスなどの肉恐竜には、鋭い歯を覆う軟組織があったようだ。唇は、獲物を狙う際に使う歯を守り、歯の水分を保つうえで役立つ。(ILLUSTRATION BY MARK P. WITTON) 白亜紀の肉恐竜ティラノサウルスと言えば、恐ろしい歯と口がまず思い浮かぶだろう。ティラノサウルスは、博物館の展示や恐竜世界の復元図、そして『ジュラシック・パーク』などの映画で、バナナほどもある大きさの歯をのぞかせた姿で描かれてきた。しかし、古生物学者たちによると、実際のティラノサウルスや多くの肉恐竜には、歯を覆う唇があったようだ。(参考記事:「ティラノサウルスは実は3種いた、新たな論文が物議、議論白熱」) 複数の団体の古生物学者の合同チームが、3月30日付けで学術誌「Science」に発表した論文で、ティラノサウルスやアロサウルスなどの肉恐竜には、現在

    ティラノサウルスに「唇」があった可能性、なぜ唇が重要なのか
  • 環境:マイクロプラスチックの摂取が海鳥の腸内マイクロバイオームを変化させている可能性 | Nature Ecology & Evolution | Nature Portfolio

    環境中の高レベルのマイクロプラスチックデブリを摂取した海鳥では、一部の病原体や抗生物質耐性菌、プラスチック分解微生物が増加するなど、腸内マイクロバイオームに変化が見られる場合があることを示す論文が、Nature Ecology & Evolutionに掲載される。今回の知見は、マイクロプラスチックの摂取による海鳥の健康への潜在的な影響を浮き彫りにしている。 野生の海鳥はスケールの大きなルートで渡りを行うものが多く、マイクロプラスチックデブリを摂取することが知られている。とりわけ海洋環境において、プラスチック汚染は、腸内マイクロバイオームの変化によるものなど、さまざまな形で動物に悪影響を与えることがこれまでに明らかにされている。しかし、野鳥に関してその影響が立証されたことはなく、そのマイクロバイオームに対するマイクロプラスチック摂取の潜在的影響は、いまだ不明となっている。 Gloria Fa

    環境:マイクロプラスチックの摂取が海鳥の腸内マイクロバイオームを変化させている可能性 | Nature Ecology & Evolution | Nature Portfolio
  • 食塩に実は隠れた甘さ、塩化物イオンによる味覚を発見

    塩(塩化ナトリウム)はナトリウムイオンと塩化物イオンが結びついている。このうち、ナトリウムイオンは口の味細胞にある塩味の受容体に結合し塩味として感じられるが、一方の塩化物イオンは甘味やうま味の受容体に結合していることが分かった。岡山大学などの研究グループが、メダカやマウスの実験で発見した。ヒトにも、同様に塩化物イオンが結合するタイプの受容体があるという。 ヒトの口の中には甘味、うま味、塩味、苦味、酸味を起こす物質と結合する受容体がある。それぞれの味を起こす物質と対応する受容体の構造が、鍵と鍵穴の関係のようにぴたりと結合して味を識別する。こうして甘味受容体は砂糖、塩味受容体はナトリウムイオンを感知する。糖は塩味受容体には結合しない。この仕組みはヒトや魚類など脊椎(せきつい)動物に共通するという。 ヒトはみそ汁に近い0.8~1%ほどの濃度の塩水はおいしい塩味として感じるが、その10~20分

    食塩に実は隠れた甘さ、塩化物イオンによる味覚を発見
    agrisearch
    agrisearch 2023/03/23
    「放射光施設のSPring-8(兵庫県佐用町)やフォトンファクトリー(茨城県つくば市)で解析した結果、この物質が塩化物イオンであると判明。しかもこの鍵穴は、甘味受容体とうま味受容体の共通の構成要素にあり…」
  • 鳥の足のウロコは羽毛が二次的に変化したもので、爬虫類のウロコとは異なる

    哺乳類には毛があり、爬虫類には鱗がある。鳥類には羽毛と鱗の両方がある。このうち鳥の足にある鱗の起源については、何十年も前から研究者の興味を引いていて、2つの考え方がある。1つの説は、鳥の鱗は爬虫類の鱗がそのまま残ったものである、というもの。もう1つの説は、鳥の鱗は二次的に羽毛に由来する構造物である、というものである。 鳥の足にある鱗は、いくつかの種類に分けられるが、主に中足骨・指骨の背面にある楯状鱗scutate scale と側面・腹側面にある網状鱗reticulate scale がある。ちなみにワニの身体は背面、腹面、四肢が重複鱗overlapping scale というヨロイ状の鱗で覆われている。 最近Wu et al. (2018)は、ニワトリの羽毛、ニワトリの楯状鱗、ワニの重複鱗の発生過程を比較し、それぞれの原基の全遺伝子発現プロフィールを比較した結果、鳥類の楯状鱗は爬虫類の鱗

    agrisearch
    agrisearch 2023/03/22
    「鳥類の楯状鱗は爬虫類の鱗よりも鳥類の羽毛に近いものであると報告している」
  • 腸内細菌の変化がうつ病につながるメカニズム発見、漢方が治療薬に?:朝日新聞デジタル

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    腸内細菌の変化がうつ病につながるメカニズム発見、漢方が治療薬に?:朝日新聞デジタル
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    agrisearch 2023/03/22
    「腸管免疫にかかわる「γδ(ガンマデルタ)T細胞」が脳に作用しているという」
  • ウイルス由来ゲノムが自閉症に関わる? | 神戸大学ニュースサイト

    神戸大学大学院医学研究科生理学分野の 内匠 透 教授(理化学研究所生命機能科学研究センター客員主管研究員)、Chia-wen Lin研究員らの国際共同研究グループは、これまで世界的に利用されている特発性自閉症*1のモデルマウスと、その亜種とを比較解析することで、内在性のレトロウイルス*2の活性化が自閉症の感受性を上昇させることを明らかにしました。また、この亜種のマウスは記憶能力の低下を伴うことなく、自閉症の主症状によく似た行動異常を呈したことから、既存のモデルマウスよりも正確なモデルであることを見出だしました。 今後、自閉症の病態分類が進むことで、自閉症をはじめとする神経発達症*3の新たな治療戦略の創出が期待されます。 この研究成果は、3月7日に、Molecular Psychiatryにオンラインで公開されました。 ポイント広く使用されている自閉症モデルマウス、BTBR/J*4とその亜種

    ウイルス由来ゲノムが自閉症に関わる? | 神戸大学ニュースサイト
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    agrisearch 2023/03/16
    「ゲノム/転写解析を行ったところ、内在性レトロウイルス遺伝子がBTBRマウスで増加していた」
  • 世界初の発見!魚は「顔」で自分がわかる? | NHK | WEB特集

    私たちヒトは鏡や写真を見て自分だと認識することができます。 実は魚もヒトと同じようにみずからのことを認識できるというのです。 今回はこれまでの動物の常識が変わるかもしれない、世界初の発見について取り上げます。

    世界初の発見!魚は「顔」で自分がわかる? | NHK | WEB特集
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    agrisearch 2023/03/09
    「ホンソメワケベラ」
  • 奈良のシカ、1000年以上前に祖先から分岐、独自の遺伝子型が判明

    福島大学共生システム理工学類の兼子伸吾准教授と理工学研究科大学院生の高木俊人さんや山形大学、奈良教育大学のグループによると、ニホンジカは古くから狩猟対象だったが、春日大社(奈良市)などでは古来信仰対象だった。現在では貴重な観光資源だが、奈良のシカの由来に関する遺伝的研究はほとんどなく、周辺地域のシカとの遺伝的違いも不明だった。 このため研究グループは奈良公園周辺のほか、京都、三重、和歌山の4府県の野生のシカ294頭分の筋肉や血液を収集。DNAを抽出し、母から子に伝えられるミトコンドリアDNAの遺伝子型(ハプロタイプ)などを分析した。ミトコンドリアDNAのハプロタイプ解析は同一種の集団分化を調べるときの有力な研究手法だ。 その結果、紀伊半島内ではミトコンドリアDNAのハプロタイプが18種確認されたが、奈良公園のシカは他地域では見られない1種だけが検出された。さらに、父親と母親の双方から伝わる

    奈良のシカ、1000年以上前に祖先から分岐、独自の遺伝子型が判明
    agrisearch
    agrisearch 2023/03/08
    「世界遺産にも登録されている春日大社は768年創建とされている。奈良のシカが独自の系統として分岐した推定年であり、恐らく飛鳥時代だったと思われる時期とほぼ重なる」
  • 金魚は「ヒーローであり悪役」、海外の研究者が語る金魚の文化史

    金魚(学名Carassius auratus)にはさまざまな品種が存在する。写真は上を向いた大きな目が特徴的なチョウテンガン。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) かつて米国の詩人が「濡れたペット」と称したように、金魚といえば、伝統的に砂利を敷いたた小さなガラス鉢で暮らしてきた観賞魚だ。しかし、英リンカーン大学の教授アナ・マリー・ルース氏によると、金魚はもっと多様で複雑な存在だという。 科学史と医学史を専門とするルース氏は著書『Goldfish(金魚)』の中で、金魚の文化史をひもとき、金魚は平凡であると同時にエキゾチックでもあり、科学研究のヒーローであると同時に環境問題の悪役でもあり、さらに、生物地理学的な成功そのものだと語っている。ナショナル ジオグラフィックはルース氏に、金魚(学名:Carassius a

    金魚は「ヒーローであり悪役」、海外の研究者が語る金魚の文化史
    agrisearch
    agrisearch 2023/03/08
    著書『Goldfish(金魚)』
  • 鳥類の翼のかたちは祖先である恐竜で進化した ――化石に残る姿勢から前翼膜の進化を解明― | 東京大学 理学部 地球惑星物理学科・地球惑星環境学科/大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻

    プレスリリース 宇野 友里花(地球惑星科学専攻 博士課程1年) 平沢 達矢(地球惑星科学専攻 准教授) 発表のポイント 鳥類と爬虫類について、関節した状態で保存された化石骨格の前肢の関節角度を計測し、鳥類のように翼の前縁に「前翼膜」があると、肘関節の角度が低い範囲に収まって化石化することを明らかにしました。 鳥類の祖先系統である獣脚類恐竜について、関節した状態で保存された化石骨格の肘関節角度を計測すると、飛行生態が進化する以前(マニラプトル類)に、すでに前翼膜が進化していたことが分かりました。 これまで証拠が得られにくかった軟体部の進化過程についての成果であり、白亜紀末に絶滅した恐竜の生態や、鳥類の体の構造の成立過程についての理解に寄与することが期待されます。 概要 東京大学大学院理学系研究科の宇野友里花大学院生と平沢達矢准教授は、世界各地の地層から産出した化石骨格の姿勢の比較解析を行い、

    鳥類の翼のかたちは祖先である恐竜で進化した ――化石に残る姿勢から前翼膜の進化を解明― | 東京大学 理学部 地球惑星物理学科・地球惑星環境学科/大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻
  • 東大、鳥類の翼は恐竜「マニラプトル類」で進化して受け継がれたと解明

    東京大学(東大)は2月27日、世界各地の地層から産出した化石骨格の姿勢の比較解析を行い、鳥類の翼の前縁に張った膜状構造「前翼膜」は、恐竜の「マニラプトル類」で進化し、それが子孫の鳥類へと受け継がれて翼となったことを見出したと発表した。 飛行生態が進化する以前に恐竜系統で獲得された前翼膜(出所:東大Webサイト) 同成果は、東大大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻の宇野友里花大学院生、同・平沢達矢准教授らの研究チームによるもの。詳細は、動物学に関して分類学からバイオインフォマティクスまで幅広い分野を扱うオープンアクセスジャーナル「Zoological Letters」に掲載された。 鳥類は、およそ1億5000万年前(中生代ジュラ紀末期)までに、恐竜から進化したことがわかっている。そしてこれまでの研究から、祖先である恐竜の段階で羽毛や鳥類型の呼吸器(気嚢系)などがすでに進化していたことが見出

    東大、鳥類の翼は恐竜「マニラプトル類」で進化して受け継がれたと解明
  • シマウマのしま模様には血を吸うアブをよける効果がある

    シマウマは白黒のしま模様が特徴的な動物ですが、進化の過程でしま模様を獲得するに至った明確な理由は明らかになっていません。イギリスのブリストル大学の研究チームが実施した研究では、シマウマの模様が「アブよけ」に役立っていることが突き止められました。 Why don't horseflies land on zebras? | Journal of Experimental Biology | The Company of Biologists https://doi.org/10.1242/jeb.244778 Experts have discovered how zebra stripes work | University of Bristol https://www.bristol.ac.uk/news/2023/february/zebra-stripes.html シマウマがしま模

    シマウマのしま模様には血を吸うアブをよける効果がある
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    agrisearch 2023/02/23
    「研究チームは実験の結果から、「しま模様やチェック柄のような白黒のコントラストが強い模様」にアブを避ける効果があると結論付けています」
  • 恐竜はどうやって鳥に進化したか? この「巨大な謎」を解くカギは、4枚の翼をもつ「異形の恐竜」にありそうだ(更科 功)

    恐竜はどうやって鳥に進化したか? この「巨大な謎」を解くカギは、4枚の翼をもつ「異形の恐竜」にありそうだ じつはよくわかっていない「恐竜から鳥への道すじ」 鳥は恐竜の子孫なのか否か、という百年以上続いた論争にも、ほぼ決着がつき、鳥が恐竜の子孫であることが広く認められるようになった。しかし、だからと言って、恐竜がどうやって鳥になったのかについて、謎がすべて解決されたわけではない。 たしかに、恐竜が何らかの進化の道筋を通って鳥になったことについては、すでに数百個の証拠で固められており、確実といってよい。しかし、どういう道筋を通って鳥になったのかについては、それほど明らかではないのである。 飛行しない生物が飛行する生物に進化するときには、その途中で滑空する段階を通ることが普通である。ちなみに、飛行というのは、同じ高度を保って飛べることで、滑空というのは、徐々に高度を下げながら飛ぶことだ。大ざっぱ

    恐竜はどうやって鳥に進化したか? この「巨大な謎」を解くカギは、4枚の翼をもつ「異形の恐竜」にありそうだ(更科 功)
  • 「奈良のシカ」は1000年以上も独自の遺伝子を守り抜いていた! - ナゾロジー

    奈良公園に暮らすニホンジカは国の天然記念物にも指定されており、古くから”神の使い”として大切に保護されてきました。 シカたちも人にベタ馴れしており、観光客からせんべいをねだる姿が印象的です。 その一方で、奈良のシカの起源についてはよく分かっておらず、周辺地域に住むシカとの遺伝的な関係性も不明でした。 そこで奈良教育大学、福島大学、山形大学の共同研究チームは、奈良公園を含む紀伊半島のニホンジカを対象とした遺伝子調査を実施。 その結果、奈良のシカにのみ「独自の遺伝子型」が発見され、1000年以上もの間、他のシカ集団と交流がないことが判明しました。 奈良のシカは長きにわたり人々によって手厚く守られてきた、まさに”生きた文化財”と呼べる存在のようです。 研究の詳細は、2023年1月30日付で科学雑誌『Journal of Mammalogy』に掲載されています。

    「奈良のシカ」は1000年以上も独自の遺伝子を守り抜いていた! - ナゾロジー
  • 食虫植物ウツボカズラの一種は虫ではなく動物のうんちを食べる「生きた便器」へと進化している

    by Badaruddin Hipni ウツボカズラなどの虫植物は、昆虫を捕することで窒素分などの栄養素が乏しい土壌でも繁殖する能力を獲得しています。さらに、昆虫を捕まえにくい高山に生息するウツボカズラの一種は、昆虫ではなく動物の排せつ物をべることで効果的に栄養を摂取していることが新たな研究で判明しました。 Capture of mammal excreta by Nepenthes is an effective heterotrophic nutrition strategy | Annals of Botany | Oxford Academic https://doi.org/10.1093/aob/mcac134 Carnivorous plants have turned to capturing mammal droppings - Scimex https://www

    食虫植物ウツボカズラの一種は虫ではなく動物のうんちを食べる「生きた便器」へと進化している
    agrisearch
    agrisearch 2023/02/04
    「今回の研究で、哺乳類のフンを捕獲する種は他のウツボカズラ属に比べて、窒素の捕獲量が2倍以上多いことが分かりました」
  • 書評 「哺乳類前史」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    哺乳類前史: 起源と進化をめぐる語られざる物語 作者:エルサ・パンチローリ青土社Amazon 書は古生物学者エルサ・パンチローリによる哺乳類の祖先たちを語るだ.哺乳類については恐竜絶滅後の大放散の物語が有名だが,それ以前の古生代,中生代の祖先たち(単弓類,盤竜類,獣弓類,キノドン類)の歴史は同時代の恐竜の物語に比べて一般的にはそれほど知られていない.彼等は時に様々なニッチに進出して栄え,時に衰退する歴史を刻んでいる.著者は発掘物語などを横軸に絡めながらこの大いなる歴史を語ってくれている.原題は「Beasts Before Us: The Untold Story of Mammal Origins and Evolution」. 序章 序章では,化石が過去の進化のパターンや絶滅した動物の様々な特徴を教えてくれること,古生物学がビッグデータ解析とCTスキャンにより大きく変容していることが

    書評 「哺乳類前史」 - shorebird 進化心理学中心の書評など