動物と科学に関するagrisearchのブックマーク (1,703)

  • What's New: 2023年1月のマッコウクジラのストランディングと標本化に関する経緯について

    この度の淀川に迷入したマッコウクジラについて、大阪市立自然史博物館は1月9日に発見されて以来、注視してきました。外部からの観察でオスのマッコウクジラとわかり、様々な映像を通じ、当初報道された8mよりは大きなものに思えました。 当館では動物研究室の学芸員を中心に、鍋島外来研究員(元大阪府立環境農林水産総合研究所主任研究員)など大阪湾の生物に詳しい関係者などと連絡を取りながら情報交換を重ねてまいりました。自力での沖合への回遊を期待していましたが、残念ながら13日に死亡が確認されました。以降、当館では大阪市博物館機構を通じて大阪市の関係部局に標化の希望を伝えてまいりました。 マッコウクジラはオスとメスでは大きく形状が異なります。平成22年に回収し当館に展示中のマッコウクジラはメスの個体ということもあり、館内での議論を経て、オスの標は当館としてはぜひ入手したいと標取得希望の意向を伝えてきたこ

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    agrisearch 2023/01/21
    大阪市立自然史博物館「非常に限られた時間ではありましたが最小限の調査を行い、関係者のご理解で計測とサンプリングを行うことができました」
  • なぜ親や兄弟姉妹、子を食べる動物が多いのか? 共食いのメリット

    ヨーロッパアカガエルのオタマジャクシが仲間のオタマジャクシをべているところ。餌などが乏しい場合、よく見られる行動だ。(PHOTOGRAPH BY GEOGETTE DOUWMA, NATURE PICTURE LIBRARY) 「共い」は印象のいい言葉ではない。しかし研究と発見が進むにつれ、自然界では重要な行動であることが分かってきた。 自分と同じ種の動物をべることは「動物界ではごく一般的です」と語るのは、米ロングアイランド大学の名誉教授で、『共いの博物誌——動物から人間まで』の著者である生物学者のビル・シャット氏だ。共いは無脊椎動物と魚類で頻繁に観察されるが、どの動物グループでも見られるという。 「長い間、生態学者は共いを異常な行動だと考えてきました」と、米カリフォルニア大学デービス校の昆虫学者・線虫学者であるジェイ・ローゼンハイム氏は話す。飼育下に置かれることや、自然とはか

    なぜ親や兄弟姉妹、子を食べる動物が多いのか? 共食いのメリット
  • 血液細胞の先祖が判明:それはアメーバ様単細胞生物だった

    長畑洋佑 医生物学研究所特定研究員、河宏 同教授らの研究グループは、血液細胞の進化的起源がアメーバ様単細胞生物であることを解明しました。 赤血球や血小板、好中球、マクロファージ(細胞)、リンパ球など、体内には様々な血液の細胞が存在しますが、その進化的起源については不明な部分が多く、マクロファージはほぼ全ての動物にも存在することから、「マクロファージが起源であろう」と漠然と推測されてきただけでした。研究では、マウスから単細胞生物にまで渡る広範な生物種の遺伝子発現状態を包括的に比較し、血液細胞の起源がマクロファージであること、その遺伝学的特徴が単細胞生物から保存されていることを突き止めました。研究の成果は、血液細胞の進化の理解を深めるとともに、異生物種間の遺伝子発現パターンの包括的な比較という新たな手法を開発し、生物進化の更なる解明に貢献すると考えられます。 研究成果は、2022年1

    血液細胞の先祖が判明:それはアメーバ様単細胞生物だった
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    agrisearch 2023/01/12
    「血液細胞の起源がマクロファージであること、その遺伝学的特徴が単細胞生物から保存されていること」
  • 突如水槽が増設されたらメダカはどうする?水槽を宇宙に見立てたSF的実験から見るメダカの認知と社会性

    かわさき せいじ の制作と日常 @uko3000 メダカの空中回廊作った。 メダカたちは、この宇宙(水槽)の理が更新されたことにまだ気づいていないようだ。パイプの中に入っても、外の水位よりも上には行こうとしない。 pic.twitter.com/duaJkQZ0AJ 2022-12-27 18:46:13

    突如水槽が増設されたらメダカはどうする?水槽を宇宙に見立てたSF的実験から見るメダカの認知と社会性
  • 恐竜が哺乳類を食べていたことを示す化石が発見される、最も古い「ジェネラリストの肉食恐竜」の証拠か

    恐竜が地球上に生息していた頃から人間の祖先に当たる小型哺乳類は存在しており、一部の恐竜は哺乳類を捕していた可能性があります。新たに、中国の博物館に収蔵されていたミクロラプトルの化石から、「恐竜が哺乳類をべていた証拠」が発見されました。 Generalist diet of Microraptor zhaoianus included mammals https://doi.org/10.1080/02724634.2022.2144337 The other paleo diet: Rare discovery of dinosaur remains preserved with its last meal - McGill University https://www.mcgill.ca/newsroom/channels/news/other-paleo-diet-rare-dis

    恐竜が哺乳類を食べていたことを示す化石が発見される、最も古い「ジェネラリストの肉食恐竜」の証拠か
  • 夏は金色で冬は青くなるトナカイの目、どうなっている?

    冬の間長い極夜が続く北極圏のトナカイは、夏と冬で眼球の中にある反射層の色を変えることができる。写真は、ノルウェーのサーミ族が飼育するトナカイ。この地域の先住民族であるサーミ族は、何世代にもわたってトナカイと共に生きてきた。(PHOTOGRAPHS BY CARL-JOHAN UTSI/GUARDIAN/EYEVINE/REDUX) トナカイに備わった驚異的な能力は、クリスマスイブにサンタクロースとプレゼントを乗せたそりを引いて空を駆け抜けることだけではない。 極地に近い高緯度にすむトナカイ(Rangifer tarandus)は、太陽の光がほとんど当たらない冬の間、料を探したり、捕者から逃れたりしやすいように、目の構造を変化させることができるという。 トナカイの目の奥には、輝板(タペータム)と呼ばれる鏡のような層がある。夏の間、それはターコイズブルーの筋が入った黄金色のオパールのように

    夏は金色で冬は青くなるトナカイの目、どうなっている?
  • 眠ると透明になるカエル、秘密は血液に隠されていた

    グラスフロッグの一種(Hyalinobatrachium mashpi)のメスをガラスにのせて撮影した写真。体内の臓器や卵が透けて見える。(PHOTOGRAPH BY JAIME CULEBRAS) 中南米に暮らすアマガエルモドキ科のカエル「グラスフロッグ」。半透明の皮膚や筋肉をもち、周囲の森に溶け込めることからそう呼ばれている。裏返しにしてみれば一目瞭然だ。解剖などせずとも、心臓や肝臓、そして曲がりくねった腸まで見ることができる。 グラスフロッグが透明になる仕組みについて、新たな驚くべき発見が2022年12月23日付けで学術誌「サイエンス」に発表された。 フライシュマンアマガエルモドキ(Hyalinobatrachium fleishmanni)というグラスフロッグは、眠るときに、鮮やかな色をした赤血球の89%を、肝臓の中にある規則正しく並んだ袋に取り込む。光を遮る赤血球の大半が体内を循

    眠ると透明になるカエル、秘密は血液に隠されていた
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    agrisearch 2022/12/27
    「フライシュマンアマガエルモドキ(Hyalinobatrachium fleishmanni)というグラスフロッグは、眠るときに、鮮やかな色をした赤血球の89%を、肝臓の中にある規則正しく並んだ袋に取り込む」
  • 透明な「ガラスガエル」は赤血球の約90%を肝臓に隠すことで透明になっている

    生き物が自らの姿を捕者の目から隠すカモフラージュにはいろいろな方法があります。中南米のジャングルに生息する「ガラスガエル」は、筋肉や皮膚の透明度が高く、透明に近づくことで隠れるのですが、そのために体内を循環している赤血球を肝臓に隠すという方法を採っていることが研究でわかりました。 Glassfrogs conceal blood in their liver to maintain transparency | Science https://doi.org/10.1126/science.abl6620 Transparent glassfrogs 'vanish' at night by hiding red blood cells in liver | Live Science https://www.livescience.com/glassfrogs-hide-blood-in

    透明な「ガラスガエル」は赤血球の約90%を肝臓に隠すことで透明になっている
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    agrisearch 2022/12/26
    「中南米のジャングルに生息するフライシュマンアマガエルモドキ(ガラスガエル)」
  • 60年にわたる“三毛猫の謎”を解明したい――ニャンコ好き研究者のロマンあふれる遺伝子解明プロジェクトが支援募集中・九大

    九州大学の佐々木裕之名誉教授が率いる「三毛遺伝子探索プロジェクトチーム」が、三毛の毛色をつかさどる遺伝子の解明を目指すプロジェクトの支援を「READYFOR」にて募集しています。三毛遺伝子の正体が明らかになるかも……!? 「三毛遺伝子探索プロジェクトチーム」のクラウドファンディングです(出典:レディーフォーより) や動物が好きな人は「三毛やさび(二毛)はメスばかりで、オスはほとんどいない」という話を聞いたことがあるかもしれません。その理由は、茶・黒の毛色を決める遺伝子が、性別を決める性染色体上にあることと関係しているといいます。 この遺伝の仕組みは約60年前に提唱されたものの、実は「どの遺伝子が、三毛の毛色を作っているのか?」という疑問を解明した研究者は今もいないのだそうです。遺伝情報全体を1つの図書館に例えてみると、“どのに書かれているのか”までは分かっているが、“

    60年にわたる“三毛猫の謎”を解明したい――ニャンコ好き研究者のロマンあふれる遺伝子解明プロジェクトが支援募集中・九大
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    agrisearch 2022/12/26
    「三毛猫遺伝子探索プロジェクトチーム」
  • 『オスとは何で、メスとは何か?』性は多様で当たり前 - HONZ

    男と女のあいだには、深くて暗い河があるという。それは真っ赤な嘘だった。 男と女、広く生物でいえばオスとメスは、独立して存在しているわけではない。 つまり、オスとメスという性が、確固たるものとして存在しているのではない。実は両者は連続しているという。 太陽光をプリズム(三角形のガラス棒)で分解すると7色の光の帯が出現する。7色はくっきりとわかれているわけではなく、隣り合う色と境界が混じり合う。ある色が徐々に色を変え、次の色へと変化していく。この連続して移り変わる7色の光の帯を光スペクトラムという。 生物の性も、光スペクトラムのように徐々に変化し、連続している。これを「性スペクトラム」と呼ぶ。性をふたつの対立する極として捉えるのではなく、オスからメスへ、メスからオスへと連続する表現型として捉える考え方である。生物学の最前線では、性の質をスペクトラムのようにとらえる研究が進められているという。

    『オスとは何で、メスとは何か?』性は多様で当たり前 - HONZ
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    agrisearch 2022/12/24
    「本書を読んだ後では、保守系政治家の主張などに典型的に見られるような、男と女の二項対立だけで世の中を語る言説が、馬鹿馬鹿しく思えるだろう。性自認や性志向は人それぞれで違って当たり前なのだ」
  • 性経験の無いオスメダカは初めての相手に一途となり「推しと結ばれる」

    ナゾロジー@科学ニュースメディア @NazologyInfo ワクワクする科学や不思議なものが集まるメディア「ナゾロジー」公式アカウントです。 生き物、宇宙、テクノロジーなど「謎を感じるニュース」をメインに配信中! 🌏YouTube ナゾロジーチャンネル youtube.com/channel/UCd1gf… nazology.net ナゾロジー@科学ニュースメディア @NazologyInfo 性経験の無いオスメダカは初めての相手に一途となり「推しと結ばれる」 nazology.net/archives/118771 メダカは乱婚性の生物ですが東北大はメスのいない環境で育ったオスは初めてのメスを記憶して一途になり、メス側も相手を好むようになって両想いになることを発見。経験豊富なオスではこうならないという pic.twitter.com/VetIHrAusr 2022-12-09 17:

    性経験の無いオスメダカは初めての相手に一途となり「推しと結ばれる」
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    agrisearch 2022/12/13
    「やさしいせかい」
  • 新種の恐竜ナトベナトルを発見、珍しい「泳ぐ恐竜」だった可能性

    新種の恐竜ナトベナトル・ポリドントゥスの想像図。水中に潜ることができたと思われる適応が見られる。(CREDIT: YUSIK CHOI) 古生物学者たちは長い間、恐竜は陸にすむものであり、水中に暮らすのは魚竜など爬虫類だと考えてきた。けれども近年の発見によって、陸上と水中の両方で生活した恐竜がいたという考える人が増えつつある。しかし、それをはっきり示す化石がないことが、研究者にとっての悩みだった。 このほど新たな手がかりが見つかった。6800万年以上前に生息した新種の恐竜が発見され、ペンギンやウなど潜水する鳥のように流線形の体をもっていたことが判明したのだ。鳥類と鳥類に最も近い恐竜以外で、この特徴が確認されたのは今回が初めて。研究成果は12月1日付けで学術誌「コミュニケーションズ・バイオロジー」に発表された。 モンゴル南部で発見されたこの恐竜化石は、ベロキラプトルなどを含むドロマエオサウル

    新種の恐竜ナトベナトルを発見、珍しい「泳ぐ恐竜」だった可能性
  • 世界はこんなに毒だらけ!特別展「毒」開催!

    11月1日より東京上野、国立科学博物館で始まった特別展「毒」。 植物、昆虫、爬虫類両生類に菌類から人工毒まで分野を横断した叡智が結集し、あぶなくておもしろい毒インテリジェンスの世界を作り上げた。 オープン直前のメディア向け発表会で、各分野を監修した賢者の話を聞きながら展示を堪能したレポートをお送りする。遅報だけどおもしろいよ! 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:北海道、別海町のゴミステーションがあの宝箱 > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 科博でついに毒の総合展 ほのぐらい広場に浮かび上がる恐ろしい様相の巨大なクリーチャー達、祭壇のような荘厳ささえ感じるこの空間

    世界はこんなに毒だらけ!特別展「毒」開催!
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    agrisearch 2022/12/04
    国立科学博物館
  • オオカミを群れのリーダーにさせる寄生虫、研究で明らかに

    寄生虫がオオカミの行動に影響を与えていることを示す研究が初めて発表された。(PHOTOGRAPH BY SHUTTERSTOCK, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) オオカミに独立を決意させたり、群れのリーダーであることを主張させたりする要因は何だろうか。この疑問は長年、科学者の興味を引いてきた。2022年11月24日付けで学術誌「Communications Biology」に発表された最新の研究によれば、寄生虫トキソプラズマ(Toxoplasma gondii)に感染したオオカミは、感染していない個体に比べて、群れのトップに立つ可能性が高いという。 この発見は、何が動物の行動に影響を与えるかについて、より幅広く考えることを迫るものだと、研究に参加したキラ・カシディー氏は考えている。氏は米モンタナ州の非営利団体(NPO)イエローストーン・ウルフ・プロジェクトの野

    オオカミを群れのリーダーにさせる寄生虫、研究で明らかに
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    agrisearch 2022/12/02
    「寄生虫トキソプラズマ(Toxoplasma gondii)に感染したオオカミは、感染していない個体に比べて、群れのトップに立つ可能性が高いという」
  • ニホンヤモリは外来種だった!遺伝子と古文書で解明したヤモリと人の3千年史

    学研究者情報】 〇東北アジア研究センター 教授 千葉聡 研究室ウェブサイト 【発表のポイント】 ニホンヤモリは約3000年前に中国から九州に渡来後、人の移動や物流に便乗して東に分散したことを、ゲノムワイドの変異解析と古文書の記録で推定。 ニホンヤモリの分布拡大パターンは日社会の発展と同調。 現在の生物分布と多様性に、近代以前の人と生物の関係が強く影響。 【概要】 ニホンヤモリは、日民家の"隣人"で家の守り神(家守)として親しまれていますが、中国東部にも分布しており、実は在来種ではなく外来種ではという疑いがもたれてきました。しかし、渡来期も含めその来歴は不明でした。東北大学大学院生命科学研究科博士課程学生の千葉稔氏と東北アジア研究センターの千葉聡教授らのグループは、その日進出の過程を、ゲノムワイドの変異解析と古文書の調査から推定することに成功しました。 ニホンヤモリは、約3000年

    ニホンヤモリは外来種だった!遺伝子と古文書で解明したヤモリと人の3千年史
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    agrisearch 2022/12/02
    「平安時代末までに近畿へ、一部が東海道を東進して江戸後期~明治初期に関東へ、また戦国時代に近畿から北陸に移った系統が江戸時代には、北前船の寄港地として栄えていた酒田へと移住したと推定されました」
  • 研究室に行ってみた。東京大学 色覚の進化 河村正二 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    わたしたちの視覚には「色」がある。だから、色があるのは当たり前と思うかもしれないけれど、色覚を持たない動物も多い。なぜわたしたちには色覚があり、どのように進化してきたのか。魚類から霊長類まで、広く深く色覚を追究している河村正二先生の研究室に行ってみた!(文=川端裕人、写真=内海裕之)

    研究室に行ってみた。東京大学 色覚の進化 河村正二 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
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    agrisearch 2022/12/02
    2016/2/1-8
  • 福井の高校生によるイタチ研究「定説覆す大発見」 在来種と外来種の交配を指摘、林野庁長官賞 | 学校・教育 | 福井のニュース | 福井新聞ONLINE

    ニホンイタチの保護に関する研究で林野庁長官賞に輝いた藤島高校生物部の高崎悠衣さん(左)と吉田悠人さん=11月25日、福井県福井市の同校 福井県立藤島高校生物部の2年生2人が、野生生物保護に関する環境省の発表大会で林野庁長官賞に輝いた。DNA分析を基に在来種のニホンイタチと、外来種のシベリアイタチとの交配が進んでいる可能性を指摘し、日固有の生態系を守る大切さを訴えた。最高の環境大臣賞に次ぐ賞に11月25日、2人は「研究成果が認められてうれしい」と声を弾ませた。 2人は高崎悠衣さんと吉田悠人さん。シベリアイタチが福井県内でも増殖していることを生物部で学び、研究テーマに設定。在来種と外来種の外観やDNAを比べるため、同県鯖江市や福井市自然史博物館に協力してもらい、県内で発見された固体の調査を続けた。 DNAの塩基配列を詳しく調べたところ、母方がニホンイタチ、父方がシベリアイタチの雑種を発見した

    福井の高校生によるイタチ研究「定説覆す大発見」 在来種と外来種の交配を指摘、林野庁長官賞 | 学校・教育 | 福井のニュース | 福井新聞ONLINE
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    agrisearch 2022/11/30
    「DNA分析を基に在来種のニホンイタチと、外来種のシベリアイタチとの交配が進んでいる可能性を指摘し、日本固有の生態系を守る大切さを訴えた」
  • 遺伝子解析で解明!クサフグが月の満ち欠けで集団産卵するメカニズムとは - ナゾロジー

    サンゴやウナギ、カンモンハタなど月の満ち欠けと一斉産卵が重なるケースは多くあります。 クサフグもまた新月と満月の日に集団で産卵を行う生き物の一つです。 このように月の満ち欠けが様々な生物に影響を及ぼしているのは明らかであるものの、意外にもそのメカニズムに関しては明らかにされていませんでした。 そんな中、2022年10月名古屋大学を中心とした研究チームによってクサフグが月の満ち欠けに伴って集団産卵するメカニズムが発表され、注目を集めています。 A pheromone that explains why puffer fish spawn on beaches under moonlight  https://phys.org/news/2022-10-pheromone-puffer-fish-spawn-beaches.html クサフグが大潮に一斉集団産卵する仕組みを解明 月の満ち欠けに

    遺伝子解析で解明!クサフグが月の満ち欠けで集団産卵するメカニズムとは - ナゾロジー
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    agrisearch 2022/11/29
    「cebpd遺伝子を持つ生物はクサフグやヒト以外にも多くいるため、このような遺伝子解析が進めば動植物の生産拡大や健康増進にも影響するはずです」
  • 凍結して冬を越すカエル、解凍後に元気に生きていられる理由

    アメリカアカガエルは冬になると凍結し、春になると解凍される。(PHOTOGRAPH BY JANET M. STOREY) 筆者が大学生だったとき、教授が授業中にある実演をしてクラスに衝撃を与えた。教授は、まだ生きているのにガチガチに凍ったアメリカアカガエルを私たちに見せると、突然、それを壁に投げつけた。粉々に砕けたのを見て、誰もが息をのんだ。 教授はすぐに種明かしをした。実は、投げたのはカエルではなく、すり替えた氷の塊だった。大げさな演出のためだという。ともあれ、教授が説明したかったのは次のことだ。アメリカアカガエルは冬を越すために、実際に氷のように固く凍る。そして、春になると解凍されて動き出すのだ。 アメリカアカガエルは、地球上の“凍る動物”の中で、最もよく研究されているものの一つだ。秋に気温が下がると、木の葉の中に身を隠し、心臓や脳などあらゆる部分が完全に停止してしまうまで体を凍らせ

    凍結して冬を越すカエル、解凍後に元気に生きていられる理由
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    agrisearch 2022/11/29
    「アメリカアカガエルのマイクロRNA分子は、細胞の代謝を再編成することで、細胞を損傷から守る。臓器と細胞の外側に氷がゆっくりと形成されると、同時に、肝臓はグルコース(ブドウ糖)を大量に産生する」
  • 大型ティラノ類の化石を長崎で発見、“恐竜王国ニッポン”鮮明に

    この海岸の三ツ瀬(みつせ)層と呼ばれる地層から2019年4月に発掘され、鑑定により大型のティラノサウルス科の歯と判明した。長さ85ミリ、根元の幅33ミリ、厚さ18ミリで、右下あごのものとみられる。生え替わりで抜けたもので、中央部は周囲の地層の圧力で変形している。歯冠の全てと歯根の一部があり、保存状態は良好という。 ティラノサウルス科は、後期白亜紀の後半の約8300万~6600万年前にいた獣脚類の進歩的なグループ。大型のものは北米でティラノサウルスやダスプレトサウルス、アジアではタルボサウルス、ズケンティラヌスなどがいた。 国内のティラノサウルスの仲間としては、ティラノサウルス科を含む大きなグループ「ティラノサウルス上科(じょうか)」に属する、前期白亜紀(約1億4500万~1億年前)の小さな化石が見つかってきた。大型のティラノサウルス科のものは、長崎ではこれで3点目となったほか、熊県天草市

    大型ティラノ類の化石を長崎で発見、“恐竜王国ニッポン”鮮明に
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    agrisearch 2022/11/29
    「この海岸の三ツ瀬(みつせ)層と呼ばれる地層から2019年4月に発掘され、鑑定により大型のティラノサウルス科の歯と判明した」