tombo @Yama_to_Sima TBSの長寿番組に「世界遺産」がある。いい番組で毎回見ているけれど釈然としないことが一つあって、「負の世界遺産」を取り上げなくなっている。以前SONYがスポンサーだった時には取り上げていた。旧ソ連時代に政治犯収容所に使われていた修道院とか、西アフリカ沖の奴隷貿易の拠点となった島とか。→ 2023-12-04 20:06:29
「イ氏〔当時22歳、慶尚南道固城郡(キョンサンナムド・コソングン)〕。1927年12月26日午後7時10分、長崎県端島炭鉱坑内で圧死」。 「別のイ氏〔当時36歳、慶尚南道晋州市(チンジュシ)〕。1929年1月5日午前5時30分、坑内で溺死」。 日本がユネスコ世界文化遺産の登録を推進する端島炭鉱で、強制労働をさせられた朝鮮人がどんな生活を送っていたのかを物語る資料が出てきた。国務総理室所属の「対日抗争期の強制動員被害調査および国外強制動員犠牲者の支援委員会(支援委)」が作った「死亡記録を通じてみた端島炭鉱強制動員朝鮮人の死亡者被害実態基礎調査」だ。日本の市民団体「長崎在日朝鮮人の人権を守る会」などが探し出した死亡記録を基に作った報告書だ。 13日、この報告書によれば端島炭鉱には朝鮮人600人が連行されて122人が死亡した。およそ5人に1人が亡くなったことになる。このうち17歳以上の92人につ
菅官房長官は、午後の記者会見で、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産への登録を巡って韓国との調整が難航したことに関連し、先の大戦の際、国民徴用令に基づいて行われた朝鮮半島出身者の徴用は、強制労働には当たらないという認識を示しました。 これに関連し、菅官房長官は午後の記者会見で「1944年9月から1945年8月の終戦までの間に、国民徴用令に基づいて、朝鮮半島出身者の徴用が行われた。これはいわゆる強制労働を意味するものでは全くないというのが、政府の従来どおりの見解だ」と述べました。 そのうえで菅官房長官は、世界遺産委員会で、日本の佐藤地ユネスコ大使が「1940年代に一部の施設で大勢の朝鮮半島の人々などが意に反して厳しい環境下で労働を強いられた」と述べたのは、政府として同一の見解を示したものだという認識を示しました。 また菅官房長官は、記者団が「ILO=国際労働機関が条約で禁じる強制労働には当た
「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産への登録決定について、韓国政府は、朝鮮半島の人々などが意思に反して連れて来られ、働かされたと日本側が言及したことを評価し、これを機に日本との関係改善の機運がさらに高まることを期待しています。 これについて、韓国のユン・ビョンセ(尹炳世)外相は5日夜、ソウルで声明を読み上げ、「われわれの正当な憂慮が忠実に反映された形で決定されたことを喜ばしく思う」と述べて、歓迎しました。また、韓国側は、委員会の場で日本の発言を引用する形で「働かされた」と述べたものの、日本が難色を示した「強制徴用」という表現は使わず、日本側に配慮を示したものとみられます。 韓国政府は、世界遺産への登録にあたって日本と妥協点を見いだしたことで、先月の日韓外相会談や国交正常化50年の記念行事で生まれた関係改善の機運がさらに高まることを期待しています。
ドイツのボンで開催中のユネスコ(国連教育科学文化機関)世界遺産委員会で、2015年7月4日にも世界文化遺産登録が決定するはずだった「明治日本の産業革命遺産」の審議が、5日に先送りされた。 登録に反対する韓国とは、6月21日の外相会談でその主張を一部反映することなどで「合意」できていた、はずだった。 「百済歴史地区」は登録されただけに... だが、実際には韓国側は、その後も厳しい要求を日本に突きつけ続けていたようだ。1日には杉山晋輔外務審議官が訪韓し交渉に当たったが、3日の「あさチャン!」(TBS系)では、韓国側が依然として各国代表へのネガティブキャンペーンを続けていること、またボンの委員会会場周辺では、韓国系団体がテントを張り反対活動を繰り広げていることが伝えられた。やはり3日付の韓国紙・ハンギョレも、日本の報道を引用しつつ交渉が「最後まで難航」しており、好転しつつあった両国関係悪化につな
チェ・ジョンムン外交部ユネスコ協力代表(左)と新美潤・日本外務省国際文化交流審議官が先月9日、ソウル鍾路区の外交部庁舎で開かれた日本近代産業施設の世界遺産登載推進に関連する両国間2次協議に参加し握手した後、席へ向かっている =ニューシス 日帝強制占領期間の朝鮮人強制徴用施設が含まれる日本近代産業革命施設の世界遺産登録に対する最終決定が、事実上明日に迫ったが、韓日間の関連交渉は終盤まで難航している。 先月29日にドイツのボンで開幕した第39回世界遺産委員会(WHC)は、4日午後10時(韓国時間)から始まる審査会議で、日本側が「日本明治産業革命遺産群:九州-山口地域」というタイトルで申請した近代期産業施設の登録の可否に対する議論を始める予定だ。 委員会での議論が順調になされれば、最終的な登録はこの日午後遅く(韓国時間で4日夜または、5日未明)にも決定される。韓国側は強制徴用事実の明記を要求して
韮山反射炉の世界遺産登録発表の延期に伴い、伊豆の国市ではパブリックビューイングが中止された=4日午後、静岡県伊豆の国市の韮山文化センター(宮崎瑞穂撮影) 世界遺産委員会で4日に予定されていた「明治日本の産業革命遺産」の登録審査が持ち越されたことを受け、登録決定の連絡を待っていた各候補地に驚きと落胆の声が広がった。日韓協議の難航が延期理由とされ、韓国へのいらだちをぶつける声も出た。 「官営八幡製鉄所」がある北九州市。市職員らが登録決定に向けパブリックビューイング(PV)の準備を進めていたところへ審査延期の情報が飛び込み、現地のドイツに派遣した職員と連絡を取るなど情報収集に追われた。 「製鉄所に残る記録では、韓国が問題視するような朝鮮半島出身者の『強制徴用』の実態は確認できず、国のスタンスも同じだと考えている」と市の広報担当。いずれにせよ、市としては歴史認識をうんぬんする立場になく、議論の行方
ドイツで開かれている世界遺産委員会で、日本が推薦した「明治日本の産業革命遺産」の審査が持ち越されたのを受け、政府内には戸惑いが広がっている。6月の日韓外相会談で尹炳世韓国外相が登録に協力を約束していただけに、韓国側の強硬な態度は予想外だったようだ。 外務省幹部は4日、「外相同士が協力で一致したのだから、まだその努力を続けている」と言葉少なに語った。 審査持ち越しは、戦時中の強制労働の歴史をめぐる日韓の調整が難航していることが原因とみられる。政府関係者によると、世界遺産委での韓国代表が行う発言内容などに関し、なお両国に隔たりがあるという。話し合いが付かない場合、委員国による投票に持ち込まれ、韓国は反対に回る可能性が高い。 政府は、安倍晋三首相と韓国の朴槿恵大統領による初の首脳会談を今年秋に行うことを目指している。世界遺産委での調整が決裂すれば、首脳会談開催に向けた動きに水を差すのは避け
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