豪雨による洪水に見舞われたインドネシアの首都ジャカルタで、川岸から集められたがれき(2020年1月3日撮影)。(c)BAY ISMOYO / AFP 【1月5日 AFP】インドネシア首都圏を見舞った洪水について、同国の国家防災庁は4日、死者が60人に上り、今も2人が行方不明になっていると発表した。同日、被災した遠隔地には、ヘリを使って食料などが届けられた一方、さらなる豪雨への懸念が高まっている。 この洪水はここ数年で最悪の規模で、人口約3000万人のジャカルタ首都圏では、今も多くの人が浸水した自宅に帰れずにいる。 ジャカルタに隣接するバンテン(Banten)州ルバック(Lebak)県では6人が死亡。橋が壊れ道路が寸断された遠隔地には、警察と軍がヘリで即席麺などの物資が入った箱を投下した。 ジャカルタ首都圏では広い範囲が水に漬かり、17万人超が避難した。 大きな被害を受けたジャカルタ東郊のブ