神奈川県警神奈川署は16日、元プロボクサーの無職保住直孝容疑者(46)(横浜市中区松影町)を脅迫容疑で逮捕した。 発表では、保住容疑者は昨年10月~今年2月、大橋ボクシングジム(横浜市神奈川区)の大橋秀行会長(56)と50歳代の男性トレーナーに対し、「お前ら雑魚どもを家族もろとも拷問かけながら殺させるように仕向ける」などのメールを送りつけて脅した疑い。「メールは送ったが、脅迫はしていない」と供述しているという。 保住容疑者は現役時代、東洋太平洋、日本の元ミドル級王者として活躍したが、2008年に公務執行妨害で有罪判決を受けてライセンス資格無期限停止処分を科され、その後も大麻所持で有罪判決を受けるなどしていた。