コロナ禍のアメリカで奮闘する日本人牧師がいる。関野和寛さん(40)。ミネアポリスの病院で「チャプレン(病院聖職者)」として勤務し、新型コロナウイルス感染者の心をケアしながら、ときに命が消えていく瞬間を看取り、家族に寄り添う。新型コロナウイルスとの闘いの最前線に立つ、関野さんの日々とは。(ジャーナリスト・室橋裕和/Yahoo!ニュース 特集編集部)
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、京都市内の神社が相次いで春祭りの変更や中止を決めている。大勢の参加者でごった返す神輿渡御(みこしとぎょ)や行列の巡行を中止する一方、飾り付けた神輿を境内に安置する「居祭(いまつり)」を行ったり、唐櫃(からびつ)での巡行に切り替えたりするなど、工夫を凝らして祭礼の季節を迎える神社もある。 長い歴史を持つ祭りも多く、本殿などでの神事は例年通り行う神社が大半。伏見区の伏見稲荷大社は4月19日に始まる稲荷祭で、南区の御旅所への神輿渡御を中止する。代わりに、今年は「居祭稲荷祭」として、飾り付けた神輿5基を4月12日~5月4日まで境内の外拝殿に置く。 西京区の松尾大社も、4月26日の松尾祭の神幸祭で、神輿渡御を行わないことにした。船に乗せられた神輿が桂川を渡る場面で知られるが、今年は神霊をまつった唐櫃を車で御旅所まで運ぶ。5月17日の還幸祭については現時点では未定と
バチカンのサンピエトロ広場で、「お告げの祈り」のライブストリーミング配信を見る人々(2020年3月8日撮影)。(c)Alberto PIZZOLI / AFP 【3月10日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(Pope Francis)は10日、聖職者らに対し、新型コロナウイルスによって病気になった人々に「会いに行く勇気を持つ」よう呼び掛けた。 【関連記事】バチカン、新型ウイルス初感染発表(3月6日) 教皇は面会に訪れた聖職者へのミサで、「われわれの司祭らが外へ出て病める者に会いに行き…医療従事者やボランティアらの任務に付き添う勇気を持つよう、主と司祭らのために祈りましょう」と語った。 イタリアの首都ローマの中心部に位置する、バチカン市国のサンピエトロ広場(St Peter's Square)は10日、数十人ほどの歩行者しかおらず閑散としており、その大半はマスクを着用していな
沖縄県の宜野湾市立真志喜中学校で、民間の霊能者として知られるユタの女性を招いておはらいを行った際、女子生徒5人が体調不良を訴え病院へ運ばれていたことが22日、分かった。 同校によると、数年前から吹奏楽部で「練習中に気分が悪くなる」「霊が見える」などと話す生徒がおり、一部の保護者からの提案でおはらいをした。 部活終了後の21日午後7時すぎ、音楽室や廊下に生徒約60人と7、8人の父母、顧問の教諭が集まり、ユタが酒と塩をささげておはらいを開始。20~30分ほどして、女子生徒約20人が「気分が悪い」「息苦しい」と訴え、うち5人が過呼吸状態になり病院に運ばれた。全員、その日のうちに回復し帰宅したという。 同校では5月にも、けが人が多かった女子ソフトボール部でユタを呼んだところ、効果があったとうわさになっていた。
大阪市浪速区の個室ビデオ店「試写室キャッツなんば店」の放火事件で、殺人容疑などで逮捕された無職、小川和弘容疑者(46)が事件の半日前、奈良県内の宗教施設で南米原産の植物を煮出し、幻覚作用をもたらすお茶を飲んでいたことが14日、わかった。同行した男性は「頭がぼーっとして幻覚をみた」と証言。小川容疑者も服用直後に涙を流したり、叫んだりしたが、施設を離れるときには元の落ち着いた状態に戻っていたという。 【写真で見る】 歯車狂った…小川容疑者の人生 小川容疑者が飲んだのは、ブラジル発祥の宗教「サント・ダイミ教」の儀式に用いられる「ダイミ茶」で、幻覚作用の持続時間は約2〜6時間とされる。 小川容疑者の場合、服用から犯行までに10時間以上経過し、幻覚作用は消えていたとみられるが、浪速署捜査本部は、小川容疑者の心理状況に何らかの影響を及ぼしていなかったか慎重に調べる方針。 関係者によると、小川容
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