現在人類は、新型コロナウイルスという変幻自在な敵と戦っている最中だが、人類史上最悪の年は何年だろう? 中世を専門とするアメリカ・ハーバード大学の歴史家マイケル・マコーミック氏にたずねたところ彼は、西暦536年、と答えた。 それは、ペストがヨーロッパの人口を半減させた1349年でもなく、スペイン風邪の流行で5000万から1億人の犠牲者が出た1918年でもない。 日本では古墳時代にあたるこの年に、世界では何が起きていたというのだろう?
上空から見たトバ火山噴火時の想像図 トバ・カタストロフ理論(トバ・カタストロフりろん、Toba catastrophe theory)は、約7万年から7万5千年前に、インドネシアのスマトラ島にあるトバ火山が大噴火を起こして気候の寒冷化を引き起こし、その後の人類の進化に大きな影響を与えたという学説である。地質学・古人類学の分野では、火山の噴火とその後の気候変動を指してトバ事変 (Toba event) と呼ぶ[1][2]。人類の進化におけるボトルネック効果の例を示す学説として言及されることが多い。この学説は1998年にイリノイ大学教授のスタンリー=H.アンブロース(Stanley H. Ambrose)によって唱えられた。 学説の概要[編集] トバ火山の位置。 ランドサットの画像。湖中央の島はトバ・カルデラの中央火口丘である。 今から7万-7万5000年前、トバ火山が火山爆発指数最大のカテゴ
大雨による被害を受けた岡山県真備町の様子(2018年7月10日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Martin BUREAU 〔AFPBB News〕 西日本を襲った「平成30年7月豪雨」は土砂崩れや河川氾濫などを引き起こし、200人以上の死者、3万戸以上の家屋の浸水といった甚大な被害をもたらした。政府や自治体は豪雨対策の強化を進めているが、同様の災害はまた起こり得る。日本の治水は根本的な問題点を抱えているからだ。元国土交通省河川局長の竹村公太郎氏(日本水フォーラム代表理事)が、歴史的観点から日本の都市の危険性と未来に向けての解決策を解説する。 日本の平野の原風景 日本は極めて特異な文明を創ってしまった。日本列島の中央を走る脊梁山脈から流れ出る河川の沖積平野に都市を造ってしまった。 沖積平野とはかつて海や湖だったところに、河川が運ぶ土砂が堆積した平地である。そこは肥沃であったが
化学元素発見の年表(かがくげんそはっけんのねんぴょう)は、元素を発見順に並べた年表である。 いくつかの元素は先史時代からすでに知られており、それについては正確な発見の年は不明であるが、その他の歴史時代以降に発見された元素の多くは、発見された年が歴史に記録されている。 古代[編集] 古代 - 炭素、金、銀、銅、硫黄、スズ、鉛、水銀、鉄 人類は紀元前3,000年から4,000年頃には隕鉄から鉄器を製造していたようだが、製鉄技術は紀元前1500年頃のヒッタイト王国(ハッティ)に興った。 9世紀[編集] 年表:9世紀 1000年頃 - 亜鉛は中国やインドでは既に認識されており、インドで12世紀には不完全ながらも単離されていた。ヨーロッパでは1526年、錬金術師パラケルスス(スイス)により発見。 13世紀[編集] 年表:13世紀 1250年 - ヒ素はアルベルトゥス・マグヌス(ドイツ)により発見。ま
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