イケイケの武闘派大物ヤクザを相手に不良外国人は一歩も引かず、ビール瓶で頭を何度もブン殴り、「タマ」までとっていた。 今年5月、大阪市中央区の雑居ビルの敷地内で、六代目山口組系組幹部の関将孝組員(48)の遺体が見つかった事件。府警捜査4課は7日、組員を撲殺したとして、ペルー国籍の無職、ウエス・ギネス・リカルド・アンキー容疑者(49)を殺人などの疑いで再逮捕した。 5月8日午後2時ごろ、組員はミナミの雑居ビル地下1階のバーで、居合わせたリカルド容疑者らペルー人3人とトラブルになった。3人はベロベロに酔っぱらった組員にヘッドロックをかけて絞め上げ、店から連れ出した。 リカルド容疑者は組員をエレベーターに乗せて5階まで上がり、非常階段で組員の左頭部を複数回ビール瓶でブン殴った。さらに、ぐったりした組員の体を持ち上げ、19.2メートル下の地面に落下させた。組員の方がリカルド容疑者より、ガタイがよかっ
第2次安倍政権の発足後、ある編集者から「安倍晋三の評伝を書かないか」と提案を受けた。だが、私は断った。面白い評伝になるとは到底思えなかったからである。 今も昔も人物評伝はノンフィクションの華だが、それが成立するには不可欠の条件がある。対象が善人だろうと悪人だろうと、政治…
旧統一教会はメディアにも侵食しているのか──。北陸を代表する地方紙「北國新聞社」(石川県金沢市)が2016年12月23日、旧統一教会(世界平和統一家庭連合に改称)が主催するイベントを後援し、翌24日の朝刊でこう報じていた。 <世界平和統一家庭連合の集い「世界が家族になって…
今季のプロ野球は日本ハムの新庄剛志監督(50)に話題が集中。昨年10月に監督就任が決定して以降、スポーツメディアのみならず、バラエティー番組にも多数出演するなどメディアを“ジャック”。2月のキャンプでも連日、一挙手一投足が報じられた。 そうした成果もあって、3月29日の本拠地開幕戦は、平日開催にもかかわらず早々と完売。ビッグボス関連のグッズはキャンプ地で売り切れが続出。2月25日付の地元紙・北海道新聞WEB版では、札幌にある公式ショップでも新庄監督のユニホームが1番人気だと報じている。 「ビジターでの試合でも、効果は絶大。3月11~13日の広島戦(マツダ)では、まん延防止等重点措置が解除され、観客制限がなかったとはいえ、2万人以上の観客が入った試合もあり、カープファンの間でも新庄監督見たさに、大きな人垣ができたくらいです」(放送関係者) そんな新庄フィーバーに水を差すような出来事が起きてい
今夏に行われる参院選に向けて、野党共闘ならぬ「ゆ党共闘」が水面下で進みつつある。 国会では、昨年10月の衆院選で議席4倍増と大躍進した日本維新の会と、国民民主党が急接近。幹事長・国対委員長会談を定期的に開くなど距離を縮め、先の臨時国会でも法案の共同提出や憲法審査会の開催…
10月31日に放送された「選挙の日2021 太田光と問う!私たちのミライ」(TBS系)で選挙特番の司会に初挑戦したお笑いコンビ「爆笑問題」太田光(56)がピンチだ。番組内で政治家に投げかけた発言について、SNSなどで批判が上がっているのだ。 太田は自民党の甘利明幹事長と中継を結んだ際、選挙戦で苦戦を強いられていた状況について「幹事長ですから責任問題」「甘利さん戦犯ですよ」と厳しい口調で迫った。また、二階俊博前幹事長に「いつまで政治家続けるつもりですか?」と質問し、二階氏に「当選したばかりで失礼だよ! 言葉を選びなさい」とたしなめられる場面もあった。 「太田さんの質問はいずれもストレートで芸人らしいものでしたが、言葉が少しきつ過ぎました。二階さんに82歳で確かに高齢ですが、小選挙区での当選はその地域の民意です。太田さんの発言は二階氏を選んだ和歌山3区の有権者をバカにしている思われても仕方のな
野球部元コーチによる部員への準強制性交致傷事件、柔道部員ののぞき、野球部監督(59)のパワハラと、さながら「ワルの巣窟」だ。甲子園に出場したこともあるスポーツ強豪校の大阪偕星学園高校(大阪市生野区)の野球部員が、監督の財布から計約100万円を抜き取り、自主退学していたことが分かった。 今年7月、野球部の寮に住む部員4人が、監督が寝泊まりする寮の部屋に置いてあった財布から、数万円を盗んだ。部員らはその後も複数回、チョコチョコと現金を抜き、一気に約40万円を抜き取ったところで監督に気付かれ、事件が発覚。監督は警察に被害届を出し、4人は自主退学した。 「監督は普段から部員たちに『オレはいつもこんだけ金を持ってんねん』と自慢し、財布を広げて100万円ほどの札束を見せびらかしていた。大金が入った財布を部員に預けることもあったそうです。部員たちは他の野球部員に飯をごちそうしたり、寮にウーバーイーツを届
<これではコロナ禍を防ぐことは期待できない> 政府が「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」の追加・延長を決めた17日夜。終わりの見えないコロナ禍に国民が苛立ちを覚える中、ネット上で一時、怒りと呆れの声であふれたのが、首相官邸で会見した菅首相の発言に対してだった。というのも、菅首相はこの日も用意された原稿を読み飛ばしたり、言い間違えたりする場面が度々みられたからだ。 「タリバンの首都、カブール…」 「カニ政権は機能しなくなり…今後の情熱は、依然として不透明であります」 「感染拡大を最優先にしながら…」 菅首相は囲み取材でも「人流」を「人口」と言うなど、誤りが目立ち、ネット上では<まずは一度、原稿の中身を自分で理解してから発表するべき><読み間違えや疲れているというレベルじゃない><AIスピーカーの方がまだマシなのでは>などと大炎上したのだ。 コロナ対策を求める野党は臨時国会を開くよう強く
同僚選手への暴力を理由に球団から出場停止処分を受けた日本ハムの中田翔(32)は、7月30日に第4子となる次男が誕生したばかりだった。自身のインスタグラムではその乳児の写真とともに「また天使が産まれてきてくれました!!」「パパもっと頑張ります!!」「腰痛いとか言うてられへんわ!!」などと喜びを投稿。蛮行に及んだのはそれからわずか5日後のことだった。 ■吹っ飛んだ被害者投手 事情を知る球界関係者がこう言う。 「4日に函館で行われたDeNAとのエキシビションマッチの開始前のことです。被害にあったのは、20代のA投手。ベンチ裏で最初はなごやかに話をしていたものの、突然、中田が激高してAの顔面を殴り、続けざまに胸付近も殴打した。ふっ飛んだAが壁に腰を強打し、予定されていたその日の登板を回避せざるを得ない状況になったといいます。それで、チーム関係者の知るところとなった。もともと、Aは中田の子分で、しょ
人生の岐路となったその瞬間は仰木彬監督から「芸能界へ行け」と言われた日。タレントとして活躍する元プロ野球選手を引退後の芸能界に導いた仰木マジックについて語ってくれた! ◇ ◇ ◇ 僕が上田(利治)監督の「うちに来てくれるね」という一言に「心は一つです!」と答えて、オリックスに入団させてもらったのが1989年。1年目は上田監督の下で1番松永、2番が僕、3番門田、4番石嶺、5番藤井と組んでもらい、レギュラーとして3割の打率を残せて、手応えを感じていたんです。 ところが、2年目からの土井(正三)監督の時期はうまくいかず、僕も土井監督の下でふてくされちゃったところもあって、さっぱりダメで……。 「このまま選手として死ぬわけにはいかないぞ。違う監督の下でもう一度勝負してみたい!」という気持ちを持った94年に仰木監督になったんですよ。仰木監督の下でダメなら諦めもつくし、活躍できれば「ほら、やっぱり
21日は大関朝乃山が4敗目を喫し、優勝争いは2敗の正代と大栄翔に絞られた。そんな華やかな土俵から遡ること数時間、まだお客さんも少ない時間帯に、なんと1世紀ぶりの記録が飛び出た。 序ノ口9枚目の華吹(50)が同11枚目の桜と対戦。はたき込みで4勝目を挙げ、50代力士としては明治38(1905)年の若木野以来、116年ぶりの勝ち越しを決めた。若木野は最後に「雷電」を名乗った雷電震右エ門の弟子といわれ、華吹の前の50代力士だ。 初土俵は1986年。立浪親方(元小結旭豊)の2歳下だが、こちらは高卒で入門。華吹は中卒で入門しているので、現在の親方の兄弟子という複雑な立場でもある。 「50歳といえば、大半の力士には兄貴分というよりもお父さん。でも、年齢の壁はなさそうですね。若い力士と談笑したり、和気あいあいとやっています。おそらく、本人も現役力士なので、気持ちが若いのではないか。ただ、肝心の相撲は年齢
かつて日刊ゲンダイ本紙の人気連載漫画だった横山まさみち画「やる気まんまん」。1977年から96年まで足かけ20年続いたが、原作者といえば「釘師サブやん」「包丁人味平」といった人気コミックも手がけた牛次郎さん(78)だ。さて、今どうしているのか? ◇ ◇ ◇ 「え、ゲンダイ? 『あの人は今』? 冗談だろう? まだ現役なんだからさ。アハハハ」 電話で取材を申し込むと、受話器の向こうから明るい声が返ってきた。 記者が向かったのは伊豆半島東海岸、静岡県伊東市伊豆高原。最寄りの伊豆急・富戸駅から車で4分ほどの高台にある禅宗の転法輪山願行寺だ。肩書は管長。なんと牛込覚心の僧名を持つバリバリの僧侶になっていた。 「熱海にある名刹・臨済宗妙心寺派医王寺で出家・得度したのが86年11月。46歳の時でね。それから土地を探しに探してご縁があったのがここ。敷地は約1300坪で、本殿、庫裏他、建物は僕が設計して
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