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映画批評に関するinaminnのブックマーク (13)

  • 【映画感想】君たちはどう生きるか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    2023映画館での鑑賞10作目。 三連休中のお昼過ぎの回を観賞。今回は長男と一緒に。 観客は200人くらいで、こんなに映画館の客席が賑わっているのを久しぶりに見た気がします。 これだけ大勢の人が観ていたにもかかわらず、上映中は、みんながこの作品の行方を見届けようとしているがゆえの静寂に包まれていたのが印象的でした。 僕もポスターのなんかちょっと気持ち悪い鳥の写真とだいたいの上映時間くらいしか予備知識はありませんでした。 そんなに積極的に観るつもりはなかったのですが、予定外に時間が空き、映画館が近くにあったので、それじゃあ、ネタバレが世間に浸透する前に話の種に観てみるか、という感じだったのです。 以下は完全ネタバレなので、未見の方は読まないことを強くおすすめします。 この作品が「まぎれもない名作である」とは思わないのですが、「よくわからないもの」をよくわからないまま観て、そこで自分が受け取

    【映画感想】君たちはどう生きるか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 『かぐや姫の物語』の、女の物語 - 戦場のガールズ・ライフ

    『かぐや姫の物語』を観た。強い衝撃を受けた。昔話のあらすじそのままでありながら、昔話ではなかった。これは、あきらかに現代を生きる女の話だった。震えた。 思春期を迎える頃に、かぐや姫は生まれ育った山を離れ、都へと連れていかれる。この時点でいくつかの喪失がある。子供時代の喪失。野山を駆け巡る生活の喪失。遊び仲間の喪失。姫は、このときまだ自分が何を失ったのか理解していないが、「子供時代の喪失」は、女にとって、人間性を一度失うことと同じである。女にとって、大人になるということは、ただ子供から大人になるということではない。大人ではなく、「女」になれ、という周囲からの強制が必ず働く。ただ自分の意志で好きなことをし、気持ちをそのままに表現できた子供時代を失い、人目を気にして誰から見られても恥ずかしくない「女」になれと強いられるのは、自分自身を捨てろと言われているのに等しい。都に移り住んだ姫は、走り回るこ

    『かぐや姫の物語』の、女の物語 - 戦場のガールズ・ライフ
  • 『冷たい熱帯魚』 園子温 2011 | なにさま映画評

    長らく公開を楽しみにしていた作品で、予告編の段階からこりゃ間違いなかろうと思って待っていたわけですが、実際観てみると、ふむふむ、なるほど、こう来たか、ほうほう、あらら、はあ、ということ多く、ううむ、ううむ。 実際の連続殺人事件をモデルにしているのですが、前半の運びは素晴らしいです。前半はほぼ完璧です。殺人犯を演ずるのはでんでん、そのに黒沢あすか、顧問弁護士として渡辺哲、彼らに脅される主人公に吹越満、は神楽坂恵、娘に梶原ひかり。なんというか大変玄人好みかつ独特な布陣です。パワフルでんでんのパワーに吹越満は振り回され続け、凄惨な現場にも居合わされ、めちゃくちゃな事態へと突き進んでいくことになります。 園監督の映画では役者が皆そのポテンシャルを十分に発揮すること多し、なわけですが、今回のでんでんについては方々で絶賛されている通りです。アメとムチという言葉がありますが、でんでんの演じた村田はそ

    『冷たい熱帯魚』 園子温 2011 | なにさま映画評
    inaminn
    inaminn 2011/12/15
    凄く面白い。
  • EnterJam-エンタジャム 映画/アニメ/ゲーム紹介評判情報

    デザイナー・北山友之 映画監督・北村龍平 プロデューサー・真木太郎のコラボによる新ブランド 『XROSSCOUNTER』 設立&新作発表

    EnterJam-エンタジャム 映画/アニメ/ゲーム紹介評判情報
  • ハウルの動く城の謎の分析と解釈

    ハウルの動く城の謎について分析し、私の解釈をまとめたものです。よくあると思われる質問を想定し、回答集としてまとめてみました(FAQ)。 #0.ハウルの動く城はなぜわかりにくいのか #1.なぜハウルは若い女性の心臓を奪うのか #2.なぜ、ソフィーは歳をとったり、若返ったりするのか? #3.城の構造はどうなっているのか?そして、ソフィーは城をどうしたかったのか?なぜ、ソフィーの魔法は解けたのか? #4.ハウルは少年時代にカルシファーとなぜ、どういう契約を行ったのか? #5.ハウルは何故城を動かしたのか #6.なぜ原作にはない戦争シーンが映画では付け加わったのか #7.ハウルはなぜ浮気性なのか #8.ソフィーの家族構成は?そして、ソフィーは何故自分はダメだといつも考えているのか。 #9.ハウルは何故ソフィーに惹かれたのか #10.カカシのカブとは何者なのか #11.なぜ荒

  • 黒澤明『乱』 - PLAYNOTE

    100点。 (減点すべき点がないわけではないが、芸術評は減点法でするもんじゃない。ミケランジェロやピカソのマスターピースを前にデッサンの崩れや構図上の問題点を指摘しても意味がないのと同じで、あるラインを超えた作品に対する減点法は粗探しか個々人の好みの表明にしか行き着かない。散見するアラを鑑みても、この巨大な表現を前に俺は100点以外与えられない気がする。) 巨匠クロサワによる『リア王』の翻案。「シェイクスピアの映画化」という文脈では、洋の東西を問わずオリヴィエやウェルズと並んでまず第一に挙げられるレベルの完成度と影響力を誇る作品。 ケレン味に満ちた画と大胆な脚色。だがこれだけ大胆なアレンジにも関わらず、これ以上にリア王という戯曲の底、すなわちとりもなおさず悲劇というものの質に近づいた作品(悲劇とは悲しい劇のことではない)は、映画・演劇問わずないだろう。原作の『リア王』に思い入れがあればあ

  • 崖の上のポニョが神過ぎた件:ハムスター速報 2ろぐ

    崖の上のポニョが神過ぎた件 カテゴリ☆☆☆☆☆ 映画作品・映画人板からです。スレ投稿ありがとうございました。 ポニョのネタバレあり 管理人はこのスレ見てからもう一度見ようと思いました。 かなりレス番いじくって引用してます。 2008/09/03 21:30追加更新: 497氏からメールにてコメントを頂いたので記事末尾に掲載いたしました、興味ある方はご覧ください。 30 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 21:11:06 ID:gI67iKAK ポニョ見てガクガク震えた俺がきましたよ。 この映画はすげえよ。神かは知らんがすげえよ。 間違いなく宮崎駿の集大成だ。 ここでチラ裏させてくれ。 名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 21:16:18 ID:gI67iKAK 俺の知識は一夜漬けレベルなので詳しい人は補完たのんます。 宮崎監督は神話の要

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  • 「トム・ヤム・クン!」観てきました。 - ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾと私、2

    いきなり結論から言うとタイ人から象を奪うな、って事ですかね。だって命に関わるし! と言うかですね、今回のトニー・チャーはやばすぎる。何つーか殺人ムエタイマシーンですよ! 街中で会いたくないですよ! 振り向きざまに骨折られそうだ! いや確かに親兄弟同然に育て られた親象&小象を誘拐されたという事実、ついでに相手が極悪チャイニーズマフィアという事 を鑑みても今回のチャー様は怖かったです……。とか書いてますけどすごく面白かったですよ! あれだ、前回のマッハはジャッキー・チェン的だったんですが今回はブルース・リー的だったよ うな気が。容赦ないところが特に。まあ前作の場合、トニー・チャーという人への予備知識が無 かった為衝撃度が強かったのですが今回は当然トニー・チャーの身体能力はこちらは知っている 訳でありそういうショックがなかったですな。作り手側もそういうのは分かっているからか今回 はアクション面

    「トム・ヤム・クン!」観てきました。 - ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾと私、2
  • くずかごのなかにさらにくずかご | 『御巣鷹山』 監督・渡辺文樹

    性懲りもなく今回も郵便局の夜間受付口に向かって走ってしまいました。 お仕事が八日ぶりに休みになって、ゆっくりやすむぞーとか思っていたのに、無茶苦茶疲れる映画見に行ってしまいました。 渡辺文樹監督の『御巣鷹山』です…… なんというか一言でいっちまうとつまんない映画で開始三十分で客席総ダレになった(最初の物の日航空機事件の映像を使っているところが一番ダレなかった。おそらくあれがあったから上映中に帰るお客さんが少なかったんだと思う)はずなんだけど、迫力に押されるというか、間違ってもこの監督には喧嘩を売ってはならないということがわかりました。 上映開始前に監督が映写機の前で挨拶してました。ステージの前に出ればいいのに。この映画に二千万かけたといってました。 上映が始まって一番びっくりしたのがまだ映画が編集途中で、音声がところどころ途切れていたり、口と声が合ってなかったり、上映

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  • ほぼ日本映画専門サイト「キネマの星座」 - 見なくてもわかる「御巣鷹山」教室

    ★御巣鷹山 7/5 京都府立府民ホールアルティ 私が渡辺文樹の名前を知ったのは佐野眞一の「日映画は、いま」であったが、思い起こせば高校生の時に私の住む、田舎町で彼の映画が上映されていたのだった。当時、私は自転車で通学していたのだが、いつもと違う街の雰囲気に面らった。道路の両側に立つ電信柱、そのすべてにポスターが貼られていたのだ。あまりに気持ち悪い絵柄にとても近づく気にはならなかったが、ポスターに貼られた短冊にマジックで殴り書きされた文句は今でも覚えている。「物の殺人者が出ています」「心臓の弱い人は見てはいけません!」「吐くこと、必死!」などなど。それが「罵詈雑言」という映画であったことを知ったのは映画ファンになってからであった。当時は映画なのか、舞台なのか、ライブなのか、なんだかわからんかった。とにかく、行こうという気にはならんかった。ポスターは当時、ケンミンの焼きビーフンのCMで使

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