イオンネクスト株式会社・CTO 樽石将人のインタビュー記事です。入社時にミッションとされた新ネットスーパー「Green Beans」は、期日通りのリリースが危ぶまれるほど問題が山積みだったと言います。プロジェクト立て直しのために目をつけたのは「現場」。樽石は何を変え、どう開発を進めたのでしょうか?リリース直前の1年を語ります。
はじめに ソフトウェアプロジェクトには不思議な性質があります。現状のスケジュールに課題を感じて、短くするために人員を投下しても、なかなか思い通りに短くならない。それどころか悪化してしまうことがあります。場合によってはプロジェクト自体が破綻して失敗してしまうことすらあります。 今回は、このようなソフトウェアプロジェクトに潜む直感に反する性質を数理的なモデルを介して理解していく試みです。ある種の思考実験としてお楽しみください。 宣伝 Qiitaさんとコラボ企画でアドベントカレンダーをつくりました。 DXをめちゃくちゃ改善した話を募集しています。 https://qiita.com/advent-calendar/2021/dx-improvement 10人の妊婦がいても1ヶ月で一人の子供は生まれない これは誰かの技術力やプロジェクトマネジメント力に欠陥があるのではなく、「人月の神話」で有名な
最初のポイントは、アップデートを捨てること。ここは、ふりかえりをしながら気づいた内なる声だった。二項対立が足を引っ張っているのは、自明。ならば、代わりとなる概念は何なのか? まず思い至ったのは、組織変革2.0、事業開発2.0 = DXといった概念こそ、ダメなんじゃないかということだった。アップデートの「正義感」は、この手の仕事をしていれば、暗黙的な了解になっていると思う。このアップデートこそ、2項対立をより深くするのではないか。 アップデートではなく、「こんにちわ、がんばってともにやっていき」からやりなおす関係。それはアライアンスのイメージと言える。 アップデートからアライアンスへ。二項対立から...。上手く言葉を見つけることができなかった。1ヶ月くらい考えていた。動的平衡という言葉に出会って、心が揺らいだが「平衡」では少々バランスを取りすぎる語感がある(語感だけの話)。ここで扱いたいのは
本連載では、スケーラブルな開発組織を目指してチャレンジを続ける、マネーフォワードの新卒若手プロジェクトリーダーによる取り組みをご紹介します。マネーフォワードでは、技術的負債と向き合う方法としてマイクロサービスアーキテクチャーの採用に取り組んでいます。最終回となる今回は、マルチAWSアカウント/マルチテナントEKS環境とアカウント基盤を用いてリリースした「マネーフォワード クラウドBox」のサービス開発について、プロジェクト発足から運用までの間で経験した意思決定や課題を交えながらご紹介します。 はじめに はじめまして。株式会社マネーフォワードの原田です。2019年に新卒として入社した後、「マネーフォワード クラウド会計」の技術課題の解決とモバイルアプリリニューアルプロジェクトに取り組み、2020年1月からは新規サービス「マネーフォワード クラウドBox」のPdM兼エンジニアリーダーを務め、同
1. はじめに 本稿は、私が1年以上の期間をかけて、成長し続けるチームに変わることができた施策を紹介します。 本稿は長文なので、忙しい人は太字だけを拾い読みして、興味をもった施策だけを詳しく読んでいただければと思います。 なお、本稿の内容で「Developers Summit 2020 KANSAI」というカンファレンスで発表した結果、ベストスピーカー賞1位をいただきました。発表を視聴してくださった方々に感謝しております。 発表資料と発表動画はコチラ 2. 施策の効果 私の開発チームは当初(1年と数ヶ月前)は、以下の状態でした。 あまり積極的に今のやり方を変えようと思っていないチーム メンバーは、中堅(私)が1名と入社2年目と3年目の3人(後に新人が配属して途中から4名に) 全員、技術記事を書いたことがない 全員、社外の勉強会などのイベントに参加したことがない 全員、開発知識は、業務で教え
ポエムです。パッと勢いで書くので反論の余地があるかと思います。 あと何にやりがいを感じるかも多分かなり人それぞれだとは思います。 経緯 最近あらためて思うのが、よほど高度な技術を使っていない限りWeb系企業におけるエンジニアってあくまで守の存在なんですよね。プロダクトのやりたいことを妨げないために堅実にしっかりと物を動くものを作っていく。ただしそれは必要条件でしかなくて、事業が駄目なら成功しない— きりみんさん(きりみんちゃんのマネージャー) (@kirimin) November 6, 2019 エンジニアがどこまで仕様に口を出せるかは組織の体制や規模にもよるけど、やはり事業開発においてエンジニア一人がプロダクトの成功に与えられる影響力はあまりにも小さい。失敗に与えられる影響力は大きいけど🤭— きりみんさん(きりみんちゃんのマネージャー) (@kirimin) November 6,
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