オシムさんとW杯―元通訳・千田氏が語る 監督としての苦悩、日本へのメッセージ 2014/6/03 9:40配信 千田善/スポーツナビ 写真を拡大 元日本代表オシム監督の通訳である千田氏が、オシム氏とW杯の関係について語る【写真:AP/アフロ】 イビツァ・オシム元日本代表監督にとって、ワールドカップ(W杯)とはどういう大会だったのか。選手として出場した経験はないが、指揮官としては1990年のイタリア大会でユーゴスラビア代表をベスト8に導いた。2006年7月には4年後のW杯で躍進を目指す日本代表の監督に就任。病気により、志半ばでその座を退いたものの、今も「特別な大会」として、W杯を注視している。 オシム氏が日本代表を指揮していた期間、通訳を務めていたのが千田善氏だ。旧ユーゴスラビアをフィールドとする研究者として、10年近く同国で生活した経験を持つ千田氏は、独特な視点を持つ名将の考えや言葉に絶