「ペンタックス」ブランドのコンパクトデジカメが復活した。いやまあ、カメラとしては定期的に登場しているアウトドアコンパクトの「WGシリーズ」なのだけど、ブランドが「RICOH」から「PENTAX」に戻ったのだ。 一般向けのコンパクトデジカメ市場がほぼ終わっている中、ハイエンド機を除くと、唯一定期的にラインアップが更新されてきたのが防塵防水耐衝撃耐低温の「アウトドアカメラ」だ。 OMDSが久しぶりに「TG-7」(レビュー記事)を発売したのが2023年10月。するとリコーも12月に「WG-90」を発売したのである。ただ両者はちょっと立ち位置が違う。 アウトドアカメラのラインアップをちゃんとそろえていたのはリコー(かつてのペンタックス)とOMDS(かつてのオリンパス)の2社で、どちらも上下2ラインを用意していた。 オリンパスの「Touchシリーズ」は、「TG-1」をはじめとする型番が1桁の上位機と