文部科学省は、世界的な研究成果が期待できる約20の地方大学等に、研究資金の重点配分する新制度の導入を決めた。配分される研究費は学長の裁量で運用できる、いわゆる「学長裁量経費」で、2013年度予算の概算要求に約100億円を盛り込む予定という(読売新聞)。 タレコミ人としては、地方大学限定、学長裁量経費、20大学に100億(5億/大学)という点が非常に気になるが、日本の国際競争力が低下している現状を鑑みると、研究者には朗報かもしれない。ただ、研究費だけでなく人的待遇も改善してくれというのが、本音だが。