損失隠しはあったものの、本業は好調で財務内容も強固――。オリンパスのそうしたイメージに陰りが出ている。2011年4~9月期連結決算はカメラ事業の不振で323億円の最終赤字となった。過去の決算を訂正した結果、資本基盤も弱まった。近く始動する経営改革委員会は、経営再建と信頼回復の重責を担うことになる。オリンパス株主の持ち分である連結純資産は今年9月末時点で459億円。3月末(訂正前)の1668億円
今週は、オリンパスの外国人社長解任をめぐる疑惑を扱ったフィナンシャル・タイムズ紙(FT紙)の記事が、断トツの1位となった。 先週末の14日、日本の新聞各紙にオリンパスのマイケル・ウッドフォード社長の解任を報じる記事が並んだ。 日本経済新聞: オリンパス菊川会長「文化の壁越えられない」ウッドフォード社長解職 オリンパス菊川会長「ウッドフォード氏は独断専横的」 朝日新聞: オリンパス、英国人社長を解任=在任半年で。経営手法食い違い 読売新聞: 「日本人と違った」…オリンパスが社長を解職 どれも、ウッドフォード社長が日本の企業文化を理解できず、自分のやり方を押し通そうとしたことが原因という筋書きで、菊川剛会長の会見をそのまま報道している。 対して、FT紙ウェブ版の第1報は、ウッドフォード氏がオリンパスの企業買収に関する疑惑を示唆したというもの。 週明けの17日にJBpressが掲載したFT紙の解
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