国民民主党の玉木雄一郎代表は22日、衆院代表質問で選択的夫婦別姓の導入を訴えた際、自民党の女性議員から「だったら結婚しなくていい」とやじが飛んだと記者団に明らかにした。
東芝が国民的アニメ「サザエさん」の番組スポンサーを降板する方向で調整に入ったことが31日、分かった。1969年10月の放送開始から約48年にわたりCMを提供してきたが、綱渡りが続く経営状況から合理化が避けられないと判断し広告大手の電通に申し入れた。 サザエさんは日曜夜に家族がそろって視聴する人気番組で、宣伝効果は大きい。後継スポンサーが見つかれば、18年3月末にも切り替わる可能性がある。CM提供はもともと家電製品を浸透させるのが狙いだったが、白物家電事業を中国企業に売却、社会インフラ事業に注力する方針を掲げており、スポンサー継続の意味合いが薄れていた。
子育て中の女性でつくる「かほく市ママ課」と、財務省の阿久澤孝主計官(元石川県総務部長)の意見交換会は29日、かほく市役所で開かれた。ママ課メンバーは「独身税」の創設や医療費削減に関する思いを伝えた。 ママ課は市のプロジェクトの名称で、30〜40代の女性7人が参加した。メンバーが「結婚し子を育てると生活水準が下がる。独身者に負担をお願いできないか」と質問したのに対し、阿久澤氏は「確かに独身税の議論はあるが、進んでいない」と述べた。課員はこのほか、健康な高齢者が多い自治体では税負担を下げる仕組みの導入や、たばこ税増税などを提案した。 冒頭、阿久澤氏が国の財政状況や社会保障費が増える見通しを説明した。「北陸財務局キャラバン」の一環として企画された。
大麻に含まれる「カンナビノイド」という成分が脳の神経回路を壊すことを、大阪大の木村文隆准教授(神経科学)のチームがマウスの実験で突き止め、米科学誌電子版に30日までに発表した。 チームは、大麻摂取が脳に障害を与えることを科学的に示したと説明している。 木村准教授は「人間の脳内にはカンナビノイドに似た物質がもともとあり、カンナビノイドの働きを止めて神経回路の破壊を抑えることで、脳の損傷や認知症の治療に応用できる可能性もある」と話している。 カンナビノイドは、気分が高揚するなどの精神作用を起こすことが知られている。
米オレゴン州で菓子メーカーが販売する大麻入りのチョコレートなど=2日(AP=共同) 【ニューヨーク共同】米マイクロソフト(MS)は米ITベンチャー、カインド・ファイナンシャルと共同で、嗜好用や医療用の大麻の合法的な取引を支援する事業に乗り出す。ベンチャー側が17日までに発表した。米国では大麻の使用を解禁する動きが広がっているが、大企業が取引に協力するのは珍しい。 大麻が種の段階から商品として販売されるまでを追跡するソフトを開発。得られた情報を政府や地方自治体と共有し、法令を順守した取引を手助けする。 取引に関わる税収が増えることが合法化を後押ししており、嗜好用大麻はオレゴンやコロラドなどの4州と米首都ワシントンで合法化。
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