■庁舎内など主要なスイッチを一体運用できる仮想化技術で速度・可用性を向上 ■仮想デスクトップからインターネット接続することで、住民情報の流出を防止 秋田県湯沢市は2015年10月から2016年にかけて、マイナンバー制度に対応した住民基本台帳などの新しい行政システムを順次稼働させる。これに先行して、2014年3月に新しい市内ネットワーク基盤を稼働させた。 狙いは、通信速度を最大10Gビット/秒に高めるなど最新技術を使って市内ネットワーク全体を高性能化するほか、網構成を見直すことで基幹系システムや職員のデスクトップ環境の使い勝手を高めることにあった。政府や他の自治体と行政情報をやり取りするLGWAN(総合行政ネットワーク)との通信性能を高める狙いもある。湯沢市企画課情報統計班で参事兼班長を務める高橋一志氏は「ネットワークの刷新で、マイナンバーへの対応や一つの窓口で幅広い住民サービスを提供する『
外部ネットワークへのアクセスが制限されている病院情報システム端末から安全にインターネットへアクセスする仕組みとして,仮想化技術を利用したシステムを構築した.Firewallで隔離した専用のセグメントに設置したServer Based Computing方式のサーバを基とし,市販のソリューションで機能不足な点については,病院情報システムでの利用に合わせた対策を行った.1)クリップボード監視による不適切なファイルの侵入防止の実現,2)セッション情報表示やクリップボード監視を行う管理アプリケーションの開発,3)医療機関において一般的な複数モニタ端末での表示制約への対応,4)病院情報システムとの利用者情報の連携,を追加開発・実装することで,システム全体としての安全性を確保し,かつ利用者の利便性を損なわないインターネットアクセス環境の提供が可能となった. 1.はじめに 医療機関は,物理的に離れた院内
さまざまな効果が期待できるサーバー仮想化も、構築・運用の仕方によっては問題を増やすだけになってしまう。サーバー仮想化の“あるある”な課題と解決方法をあらためておさらいした@IT編集部主催セミナーの模様をリポートする。 今あらためて見直すサーバー仮想化のポイント 仮想化によって物理サーバーを統合・集約すると「コスト削減」「運用効率向上」「柔軟なリソース割り当て」など、さまざまなメリットが得られる。そんな期待から実施したところ、「障害の原因究明が難しくなった」「パフォーマンスが低下した」「バックアップが面倒になった」など、運用管理上のあらゆる問題が生じてしまったという声がよく聞かれる。 ではコスト削減、ビジネス展開のスピードアップといったサーバー仮想化、本来のメリットを引き出すにはどうすればよいのか? これは国内でのサーバー仮想化黎明期である2009年ごろから指摘され続けてきたテーマだが、仮想
お恥ずかしい話なのですが、数ヶ月前、弊社の運用しているあるサイトをVMwareでサーバ統合しようとして大失敗した話をします。 サーバへの投資額をなるべく減らしたかったので、Windows Serverを含む複数台のサーバを2台のXeonサーバ上のVMware ESXiに統合しようと考えていました。 VMware利用は初めてで、ベンチマークなども取っていなかったのですが、無謀にもいきなり本番で利用することにしたのです。 VMwareのサイトは非常にEnterpriseyな美文調で書かれており、何が書いてあるかさっぱりわからず、どの製品がどういうものかを理解するのも難しく、まあ、はっきり言って、意味がじぇんじぇん分からないわけです。 それでもいきなり利用を始めてしまったのは、仮想化で節約できるお金とラックスペースの誘惑に負けたということです。反省です。 まず最初につまづいたのは、弊社で利用して
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