Oracle社は6月、ほかの複数の仮想化製品とともにSun社から引き継いだVDIソリューションのバージョン3.1.1をリリースした。 同社は当時、バックエンドハイパーバイザーとしてMicrosoft Hyper-Vをサポートしたものの、自社独自のハイパーバイザーである「Oracle VM」はまだサポートしていなかった。 8月11日にリリースされたバージョン3.2でも何も変化はなくOracle VMは未サポートで、同社は相変わらず「VirtualBox」という自社の別の仮想化プラットフォームを代用として推奨している。 Oracle社は自社のタイプ-2(ホステド)仮想マシンモニタ(VMM)が仮想デスクトップインフラに対応可能だと強く信じており、これをOracle VDIにバンドルするほどだ。 興味深いことに、バンドルされている唯一のバージョンはSolaris 10用の32ビット版だけとなってい