『新潮45別冊・「小沢一郎」研究 2010年04月号』からビートたけしの小沢一郎評「顔が全てを語っている」を取り上げます。この本『「小沢一郎」研究』はなかなかです。ぜひご一読を。 ハンデ師かテキ屋の親方か おいらが小沢さんに会ったのは、自民党と自由党が連立政権を成立させたころに対談したのが最初で最後だね。すごく優しい顔して、「どうも、どうも」って挨拶をしてきた。対談の終わりには、グローブつけて、おいらと打ち合いの真似までしてくれて、満面に笑みを浮かべていた。 笑ってしまうのは、さんざん政治献金問題で叩かれて秘書が逮捕されたころに、地方回りをしていた時の笑顔。おいらと対談していた時の顔と全く同じなんだよ。いわゆる選挙用の顔だったわけで、おいらもまんまと騙されちゃったのかと思ったね。 あの頃、おいらも小沢さんには少しは期待していた。それで小沢一郎は原辰徳みたいだと言ったんだ。つまり、東海大相模