1 改めてマンガ規制反対運動の活動原則、基本戦略を確認する。 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20090614#1244980545 1;「人権」対「表現の自由」の図式にしない。この図式に嵌ると悪は「表現の自由」になる。(「権力」に対しては「表現の自由」を主張すべきである。「人権」とぶつかりそうな時と場所では使用を避けるのが賢明である。)具体的には被害者人権を我々は擁護支援すべきである。そうすることで「敵」は論拠を失う。 2;「女」対「男」の図式にしない。この図式にした瞬間、悪は「男」となり、「マンガ規制反対」は「男性による女性ヘイトスピーチ」と見なされる。そうであるに決まっている、という偏見が「敵」の側にはある。その根拠を崩すべきである。 3;「観念論」対「事実」の図式にするのはアリ。我々は「事実」を積み上げるべきである。「敵」は「観念」的に創作物等の「有害」
例のエロゲの件ってまだ終わりが見えないみたいですね。で、まぁ、自分なりに表現の自由とその規制についてまとめておこうと思ったので、ちょっと書いておきます。 まず、表現の自由を規制する場合には以下のような根本原則が存在します。 ・表現の自由を制限する場合にはとりわけ慎重であるべきだ。 ・なぜなら、自由に意見を表明することは民主政の過程において不可欠な要素であり、その表現の自由を傷つけられると民主政を回復することが困難になるからだ。 ・もし、表現の自由を制限する法律を制定するのであれば、厳格な違憲審査基準によって判断されなければならない。(さらに小難しいことを付け加えれば、この場合は合憲性推定の原則は排除されるということになります。) これらは表現の自由を規制する法律についての根本原則で、憲法の教科書にも載っている内容です。上記の厳格な違憲審査基準とは以下のようなものを指します。 ・漠然性ゆえに
因果は巡る風車。 以前にも述べたように、『レイプレイ』の件に関しては出遅れたこともあって、規制反対派の中でも後方支援に徹しよう……と思っていたんですよ。ところが、気がつくといつの間にやら最前線。〆切に追われつつ、6月2日に開かれたソフ倫の会合に関する情報を、複数の知人を交えて整理収集することになっていました。 この問題は関心が強い人が多いと思うので、できる限り正確な情報を流したいと思いますが……最初に言っておくと、全部の情報は公開しません。理由は仲間の安全確保です。私はジャーナリストでもないし、また政治活動で飯を食っているわけでもありません。だからこそ、この手の部外者には原則として漏れない情報も、全部流してもらっています。この点は、よく頭に入れた上で以下の個条書きをお読み下さい。それぞれの個条書きには、私の個人的な見解を添えてある場合もあります。 ~ソフ倫が凌辱ゲーム規制に至った経緯~ 1
前の記事 コンピューターをCPUから手作り:2506カ所にワイヤーを巻いた『BMOW』 日本のマンガを集めていた米国人、児童ポルノ禁止法違反で有罪に 2009年5月29日 David Kravets Photo: EverJean 児童の性的虐待および獣姦の様子を描写した日本のマンガ本を輸入・所持し、わいせつ物を所持していたとして起訴されていた米国のコミック本コレクターが、有罪を認めた。 弁護士がマンガ本の「大量コレクター」と説明する39歳の事務員Christopher Handley容疑者は5月20日(米国時間)、わいせつ物の郵送を受け、「児童の性的虐待を視覚的に表現したものを所持」していたと認めた。この他の3件の起訴については、検察当局との司法取引において棄却された。 この事件は、2006年に税関職員が、Handley容疑者宛ての日本からの小包を開梱したことから始まった。小包の中に入っ
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