本コーナーでも取り上げたDebianの17歳を祝うニュースは数多くのメディアで紹介され、世界中のLinuxユーザがこぞってお祝いのコメントを寄せた。"DebraとIan"から名付けられたこのOSに対して、あらためて多くのOSS関係者がリスペクトの思いを抱いたに違いない。 さて、その一方でDebianと同じ8月に生誕5周年を迎えたのに、世界中のどのメディアも報じなかったメジャーなはずのディストリビューションがある。openSUSEだ。 2005年8月9日にプロジェクトが発足し、その年の10月に最初のリリース「openSUSE 10.0」を世に送り出したopenSUSE、現在の最新版である11.3は7本目にあたる。ちなみに次のリリース予定は来年3月の11.4となっている。ディストロとしての評価は高く、Novellの支援も受けているのだが、なぜかマイナー感が漂う。バースディのニュースを報じたのは