心理学関連ブログ「PsyBlog」によると、笑顔でいると注意力が高まり、何かを分析したり、謎を解明したりする「認知的タスク」の成績向上に役立つそうです。 笑顔でいると気分が良くなります。これには、注意力の柔軟性を高め、俯瞰的に考えられるようになる効果もあります。 Temple大学で心理学の助教授を務めるKareem Johnson氏らが2010年にこの仮説を検証したところ、微笑んでいた被験者は、細部よりも全体に注意を向ける必要のあるタスクで好成績を収めました。 さらに「PsyBlog」によると、笑顔になるのは困難な状況下での苦痛をある程度和らげるのにも良い方法だそうです。 笑顔を作るのは、心が乱された時の苦痛を減じるひとつの方法です。心理学ではこれを「顔面フィードバック仮説」と呼びます。 他の研究によると、笑顔がポジティブな発想に基づいている場合は、効果がさらに増すそうです。 ミシガン州立