先生が過度に防衛的になった時は、子どもや親との関係がうまくゆかず、対立などの問題が起こります。 そんな時、私は先生の方に問題があることが多いように思っています。 学校では、子どもや親の方が弱い立場であるからです。 また私は、いろいろな親の話を聴く中で、先生が防衛的で自分を守ろうとする姿勢に、多くの問題があるように感じているのです。 そのようなところで今回は、先生と発達障害の子どもや親との信頼関係の構築について、防衛機制の視点から考えてみます。 私は対立を望まないのです。先生と子どもや親が、お互いに仲よくやって欲しいと願っています。その願いのために、この記事を書きたいと思います。 さて、私の思いでは、学校の先生に防衛が少ない方がよいと考えています。 それは防衛が、その先生自身の心の本質を隠すところで、発達障害のある子どもや保護者の前に立つ人間としては不適当だと思うからです。 心を開いている先