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ブックマーク / kotobaken.jp (3)

  • 「ごめんなさい」などと言わずに「おわびします」だけできちんと謝ったことになるのでしょうか - ことばの疑問 - ことば研究館

    人に謝るとき、よく「おわびします」とだけ言ったり書いたりしているのに出会います。「すみません」「ごめんなさい」などの言葉がないと、きちんと謝ったことにならないような気がするのですが、どのように考えたらいいのでしょうか。 ※ この記事の初出は『新「ことば」シリーズ』17号(2004、国立国語研究所)です。当時の雰囲気を感じられる「ことばのタイムカプセル」として、若干の修正を加えた上で公開します。 直接的な表現と間接的な表現 質問にあるように、「おわびします」という言葉だけで謝ることはよく見聞きします。「おわび」の手紙や文書には「…を心からおわびします」「…を深くおわび申し上げます」とだけ書いた例がよく見られます。また、「おわびします」とだけ言って、あとはただひたすら頭を下げたり両手を合わせたりしている人の姿も十分に想像できます。 つまり、「すみません」「ごめんなさい」などと言ったり書いたりし

    「ごめんなさい」などと言わずに「おわびします」だけできちんと謝ったことになるのでしょうか - ことばの疑問 - ことば研究館
    nakex1
    nakex1 2024/05/01
    どんな形式を使ったかをとらえて「それでは謝ってることにならない」って責める社会,息苦しいと思うよ。まあ,従っとけば波風が立つのを抑えられる「マナー」なのかもしれんが。
  • 元号のリズム―新元号はどうして「令和」なのですか - ことばの疑問 - ことば研究館

    元号の韻律構造 4月1日に新しい元号「令和」(Reiwa)が発表されました。「令和」ははじめて漢籍ではなく国書(今回は万葉集)から選ばれたということで、新聞等では「元号1300年の転換」などと話題になっていますが、言葉のリズム(韻律)という点から見ると、これまでの伝統からはずれるものではありません。むしろ言語学的には予想通りの元号であり、これまでの元号と同じようにリズミカルな構造を有しています。 元号のリズムを理解するためには、漢語の構造を理解する必要があります。元号は基的に漢字2文字で、訓読みではなく音読みです。 音読みの漢字には昭和の「昭」のように2拍の長さのものと、「和」のように1拍のものしかありません。2字漢語となると、2拍+2拍、2拍+1拍、1拍+2拍、1拍+1拍の4種類しか組み合わせがないのですが、過去の日の元号は、この点において大きな偏りを示します。 250近い元号を調べ

    元号のリズム―新元号はどうして「令和」なのですか - ことばの疑問 - ことば研究館
    nakex1
    nakex1 2019/04/25
    数字の0が「れい」と言いにくい/聞き取りにくいので「ゼロ」と読まれることが多いことからすると,音としては親しみにくい感じもするけどな。
  • 漢字にも方言のような地域による違いがありますか | ことばの疑問 | ことば研究館

    見付かる地域差 地域性を帯びた文字を方言文字あるいは地域文字、それが漢字であれば方言漢字とも呼びます。中国は国土が広く、方言差も激しいため、古くから各地で方言漢字が作られ、用いられてきました。 日列島では、北海道から沖縄まで各地に存在しています。奈良時代以前より、金石文、木簡、文書や書籍では使用漢字に地域による変異が現れ、とくに近世以降、文芸や固有名詞の表記などに多数出現します。 近世から言及がなされ始め、近代以降は柳田国男、永野賢、柴田武、見坊豪紀、鏡味明克ほかがそれぞれの立場から概念と実例を提示してきました。 墹之上(ままのうえ) 2018.1.2 静岡県伊豆の国市にて撮影 実例としては 字(字種)としては、東北の「萢」(やち)「轌」(そり)、関東の「圷」(あくつ)、京都の「椥」(なぎ)、中国地方の「嵶」「垰」「乢」(たお、たわ、とう)、九州の「椨」(たぶ 旁が符、鹿、虫などの異体字

    漢字にも方言のような地域による違いがありますか | ことばの疑問 | ことば研究館
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