事業共創プログラム OPEN HUB for Smart World 未来をひらく「コンセプトと社会実装」の実験場 OPEN HUB for Smart Worldは、社会課題を解決し、わたしたちが豊かで幸せになる未来を実現するための新たなコンセプトを創り、社会実装を目指す事業共創の場です
米Microsoft(マイクロソフト)は2023年10月11日、Windowsで「NTLM(NT LAN Manager)認証」を廃止する方針を明らかにした。理由は、NTLM認証がセキュリティー面の問題を抱えているためだ。パスワード長が短い場合、短時間で破られてしまうという。Windowsでは現在、NTLM認証よりもセキュアな「Kerberos認証」が主に使われており、マイクロソフトはユーザーに対してNTLM認証からKerberos認証への移行を推奨している。 もっともKerberos認証にはドメインへの参加が必要なため、Active Directory(AD)環境でしか使えない。企業がワークグループを利用している場合、いまだにNTLM認証が使われている。 現実には、中小企業を中心にワークグループを利用しているケースはまだ多い。Windowsシステムの構築を数多く手掛ける大塚商会の渡邉輝樹
Windows 95やWindows 98、Windows NT 4.0といったWindowsの古いバージョン向けにMicrosoftがリリースした「最終バグ修正プログラム」および「ソフトウェアアップデート」をまとめたプロジェクトが「Windows Update Restored」です。 Windows 95, 98, and other decrepit versions can grab online updates again | Ars Technica https://arstechnica.com/gadgets/2023/07/windows-95-98-and-other-decrepit-versions-can-grab-online-updates-again/ 古いバージョンのWindowsは、記事作成時点のWindows 11のような組み込み式のアップデーターでは
米Microsoftは3月24日(現地時間)、スクリーンショットツール「Windows Snipping Tool」(日本では「切り取り領域とスケッチ」)の脆弱性を修正するパッチをMicrosoft Storeで公開した。 この脆弱性により、PNG形式の画像でトリミングや塗りつぶしを行った部分が復元可能となっていた。例えば、銀行取引明細書のスクリーンショットを撮ってデスクトップに保存し、同じ場所に保存する前に口座番号の部分を切り抜いた場合、切り抜いた画像にはまだ口座番号が非表示の形式で含まれている可能性があり、復元できてしまうという。 ツールからコピーした画像や、保存する前に編集した場合は影響を受けない。トリミングしたり塗りつぶしたりした部分を復元するには幾つかの要件を満たす必要があるため、脆弱性の深刻度は「低」。 影響を受けるアプリは、「切り取り領域とスケッチ」のWindows 10版の
Androidで見つかったスクリーンショット編集機能の脆弱性が、Windows 11の純正スクリーンショットツールにもあることが分かりました。 Windows 11 / 10標準のSnipping Tool (Win+Shift+S)でスクリーンショットを撮影してから、切り取ったりマークアップで塗り潰して上書き保存した場合、切り取った範囲外や消したはずの部分がファイルに含まれる場合があります。 メールで誰かに送信したり、ネットに投稿するなどして共有していた場合、スクリーンショットを復元して個人情報などを取得できる可能性があります。 先週には Android 純正のスクリーンショット編集ツール Markup で、同様の脆弱性が発見されていました。 Google Pixelのスクショ編集で消した部分が復元される脆弱性「aCropalypse」、塗り潰しや切り取り範囲外を復活 | テクノエッジ
特定の日付以降にWindows10をインストールすると、Windows10が起動しないという不具合が見つかりました。 この不具合を発見したのはYouTuberのCarey Holzman氏。同氏によると、マザーボードのBIOSの日付を3001年1月19日以降に設定していると、Windows10 v1909のインストール後、2回目の再起動中にフリーズしてOSが起動しなくなるとのこと。 では、マザーボードのBIOSを正しい日付に戻せば良いかというとそうではありません。正しい日付に戻して起動しても、Windows10がマザーボードの日付を再び3001年1月19日以降の日付へと戻してしまい、OSの起動中にフリーズしてしまいます。そのため、Windows10は永久に起動しません。 もし、こうなってしまった場合の回避手順は以下になります。 1. マザーボードを正しい日付にする。 2. Windows1
激動(?)のWindows Defender史──「Windows Defenderセキュリティセンター」が「Windowsセキュリティ」になったワケ:その知識、ホントに正しい? Windowsにまつわる都市伝説(147) Windows 10 バージョン1703では「Windows Defenderセキュリティセンター」アプリが新たに導入されました。このアプリはその後、「Windowsセキュリティ」というシンプルな名称に変更されたのですが、その理由を考察してみました(注意:本稿の「初代」「二代目」「三代目」という表記は、筆者の勝手な表現であり、正式なものではありません)。 Windowsにまつわる都市伝説 初代、Windows Defenderの登場 「Windows 10」バージョン1809以降に標準搭載されている「Windowsセキュリティ」アプリがこの名前になるまでを見ていくには、
Windowsのログ管理ツールをJPCERT/CCが公開、サイバー攻撃の挙動調査に役立つ:Windows用ツールを分かりやすくする JPCERT/CCは、Windowsのログ収集ツール「Sysmon」のログを管理、分析するツール「SysmonSearch」を公開した。複数のWindows端末のログを一元管理でき、監視ルールに基づいて定期的に検索する機能も備える。 JPCERTコーディネーションセンター(以下、JPCERT/CC)は2018年9月6日、Microsoftが提供するWindowsのログ収集ツール「Sysmon」が出力するログを管理、分析するツール「SysmonSearch」を公開した。サイバー攻撃を受けたときなどに、複数の端末のログを一元的に管理し、分析できる。GitHubからダウンロード可能だ。 Sysmonは端末上で動作したアプリケーションの情報やレジストリエントリの作成、
20年以上も前から使われてきた、Microsoft Windowsの標準プロトコル。8月4日、米国ラスベガスで開催されたセキュリティカンファレンス「Black Hat USA 2016」では、そんな“いにしえの技術”の一部に脆弱性が存在することが発表された。 この脆弱性はWindows 95からWindows 10までの全OS、さらにInternet ExplorerやMicrosoft Officeの全バージョンに影響を与えるもので、悪用すれば、Windowsのあらゆるネットワーク通信を乗っ取ることも可能だという。 NetBIOSに起因する「BadTunnel」脆弱性はなぜ生じたのか 「BadTunnel」と命名されたこの脆弱性は、NetBIOSの名前解決サービス「NBNS(NetBIOS Name Service)」の仕様に起因する。NBNSは、Windowsネットワーク内の名前解決(
Windows OSには標準で多数のコマンド(以下「Windowsコマンド」といいます。)がインストールされています。しかし、ユーザが実際に利用するのは多くの場合そのうちのごく一部です。一方、侵入した攻撃者も情報を収集し、あるいはネットワーク内で感染を拡大させるためにWindowsコマンドを使っていることをJPCERT/CCの調査で確認しています。ここで注目されるのは、普通の利用者が使うWindowsコマンドの集合と攻撃者が使うWindowsコマンドの集合のずれです。両者が大きく違っていれば、Windowsコマンドの実行状況を監視または管理することで、攻撃者の動きを検知あるいは抑制できることになります。 今回は、攻撃者が侵入したWindows OS上で使用するWindowsコマンドを明らかにし、攻撃者は使うが各ユーザにとっては不要なWindowsコマンドの実行を制限することで、攻撃による影
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